火葬場のない町に鐘が鳴る時(8)

生きながら冥途になることを避けるため、勇人はみとず町を離れようとするが、命の恩人・ごん子が行方不明になったことを知る。いてもたってもいられず彼女を捜す勇人に、刃物を手にした異常な住民たちが立ちはだかる! 怖いのは化け物だけでなく人間もまた……。

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スタッフおすすめレビュー

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主人公が家族とともに、昔住んでいた故郷に帰ってくる…そんなところから物語は始まります。
その田舎町では、昔から「夕方6時の鐘の音が聞こえたら、夜明けまで決して外に出てはいけない」というルールがあるのですが、それがこの作品のキーになってきます。
シリアスなタッチの表紙と、タイトルからも察せられるように、ホラー要素が多分に含まれます。
第1巻を読んだだけでも、設定がだいぶ作りこまれているのが分かり、惹き付けられる濃厚なホラーです。
鐘の音が鳴った後、外に出てしまったらどうなるのか……暑い時期にクールダウンするにはうってつけの作品なので、是非読んでみてください。

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