やどかり~弁護士・志摩律子の事件簿~(2)
仮出所してきたのは少年・義男。自らの暴走行為で警官を死に追いやった罪で投獄されていた。仮出所に尽力したのは弁護士・志摩律子だった。ただ迎えに来た父に感謝の気持ちもなく、反省の色もなく、相変わらず粗暴なままであった。父の心配を他所に、かつての暴走行為の仲間と連絡を取り合う義男。バイクと縁を切るつもりはさらさらなく、家族との衝突もあり、一方的に家を出ていってしまう。息子の犯した罪と遺族への罪悪感、そして義男の改まらない態度に悲観した父は、志摩に連絡をし、自殺をほのめかす……。篠原とおる先生がお贈りする弁護士・志摩律子の華麗なるサスペンス事件簿、人間関係が交錯する第2巻(全14巻)!!
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