「藤村」と同名の料亭が東京・四谷にできた。店にとって同じ名をつけられるのも、あまり好ましい事ではないが、問題なのはこの店が本家「藤村」の評判を借りて商売に利用しているらしいということだった。ある日、伊橋は書店で偽「藤村」が掲載されている記事を見付けた。その説明には堂々と新宿「藤村」の姉妹店と紹介されていた。これに驚いた伊橋は、早速、四谷の偽「藤村」に抗議に飛んで行ったのだが………
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「藤村」の常連である“社長”は、今日のデザートが葛切と聞いて「実は…」と話し始めた。ある日、“社長”は、さる女性社長と、お茶を飲んで話すうちに、その言葉遣い、立ち居振る舞い、奥ゆかしさにすっかり魅了されてしまったと語る。その時のお茶受けに出されていたのが葛切だったという。この優雅な女性に対して、家の茶の間に寝そべって大判焼きを食べていた女房のガサツさを見て、腹が立ってケンカしてしまってから、まるで「葛切」と「大判焼き」の2つの食べ物が対照的であるように、あの女性と女房が対照的な存在に見えてしまう。そして、時には女房が疎ましくなることがあると“社長”は嘆くが……
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