さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~(4)
「皆が妊娠させたい男子」からはじまったオメガバース長編。
この物語は残酷で、悲しくて、だけど きらめく想いが詰まっている。
ーー誘拐されてずっと行方不明だった春人(はると)。
小さなアクシデントから彼はルカの前に姿を表す。
そこでルカは春人が自らの意志で雲隠れしていたことを知る。
春人の捜索に身も心も削る鳴海(なるみ)を見てきたルカ。
なんとかしてこの兄弟を再会へと導こうとするものの、
人々の想いは複雑に入りくみ…なかなか前へと進めない。
※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。
- 巻で購入 5巻配信中
- 話で購入 話配信はありません
-
742pt
あらすじを表示する
【どうか救って欲しい】誘拐された弟を探す鳴海(なるみ)、そんな彼にユキは身体を売ってでも尽くし続ける。――“「救済したい」その想いが向かう先。” 弁護士・鳴海のもとに身を寄せるユキと息子のルカ。平穏に見える3人の暮らしには、悲しみが影を落としていた。誘拐されたまま行方が知れない鳴海の弟・春人(はると)。消息を求めて奔走する鳴海をなんとか支えたいと願うユキ。ユキは手掛かりを掴む為に自らの身体で男達を誘惑する。彼の献身的に尽くす姿に鳴海は罪悪感を募らせていく。 自らをΩと偽って、身体を売るα。誰が救いたくて、誰が救われたいのか。ロスト・チャイルドから続く、シリーズ最新刊。 ※本作品はアンソロジー『オメガバース プロジェクト-シーズン5-』シリーズにて、連載された作品をコミックス化したものです。重複購入にお気をつけ下さい。 -
770pt
あらすじを表示する
【本能に抗えないα(アルファ)、こんなカラダならいらない。】弟のカナエが誕生する時、ユキの母親は命をかけた。父が反対しても頑なに産むことを貫き通した母の姿勢はユキに多大な影響を及ぼした。カナエに身篭らせてしまった自分の子供を生かしたい。弁護士の鳴海(なるみ)はそんなユキに手を差し伸べ、息子のルカと共に歩む人生を用意する。その幸せはユキを鳴海に対する自己犠牲へと駆り立てていく。誘拐された鳴海の弟を巡る軌跡、第2弾。 -
770pt
あらすじを表示する
【誘拐されたΩ(オメガ)の少年、発見。】兄と幼い弟の2人で訪れた遊園地。それは楽しい家族の思い出になるはずだった。しかし弟の春人(はると)は誘拐され、性的な搾取を受ける。保護者として目を離してしまった自分を責める兄の鳴海(なるみ)。春人はいつまでも見つからず、時ばかりが過ぎていく。鳴海は弁護士になり、弟探しに人生を捧げる。だが、そこには鳴海が思いつきもしないような綻びがあった。ユキを助けた鳴海、鳴海を支えたいユキ、皆を笑顔にしたいルカ、それぞれの想いがゆっくりと一つになっていく。※本作品はアンソロジー『オメガバース プロジェクト-シーズン7-』シリーズにて連載された作品に、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。また、単話配信もしておりますので重複購入にお気をつけ下さい。 -
770pt
あらすじを表示する
シリーズ累計40万部突破! 「皆が妊娠させたい男子」からはじまったオメガバース長編。 この物語は残酷で、悲しくて、だけど きらめく想いが詰まっている。 ーー誘拐されてずっと行方不明だった春人(はると)。 小さなアクシデントから彼はルカの前に姿を表す。 そこでルカは春人が自らの意志で雲隠れしていたことを知る。 春人の捜索に身も心も削る鳴海(なるみ)を見てきたルカ。 なんとかしてこの兄弟を再会へと導こうとするものの、 人々の想いは複雑に入りくみ…なかなか前へと進めない。 ※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。 -
770pt
あらすじを表示する
【ルカ 頑張ります!】 違う方向を見ていても、 君のお陰で「家族」でいられる。 「君の判断は正しい。」 ーーキャンプ地で出会った少年・ナツメ。 ルカは彼とゲームを通じた通話を楽しんでいたが、 そこで衝撃の告白を耳にするーー「オレ 人殺した」。 ナツメの話はふわふわとして現実味が薄いものの、 嘘であるとも言い切れない。 ルカは悩みあぐねた末にユキの後押しで、鳴海へと相談する。 それは春人の誘拐に繋がる人身売買組織への手掛かりだった。 ※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。
※未発売の作品は購入できません
- 巻で購入 5巻配信中
- 話で購入 話配信はありません
スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
作品・作者をお気に入り登録する
作品・作者をお気に入り登録する
さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~の関連作品
さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~の関連作品
「yoha」のこれもおすすめ
「yoha」のこれもおすすめ
ボーイズラブの無料作品
ボーイズラブの無料作品
最近チェックした漫画
最近チェックした漫画
ザ オメガバース プロジェクト コミックスの他の作品
ザ オメガバース プロジェクト コミックスの他の作品
“自分が不幸でいることで、自分は幸せになれる。”
“大好きな相手が辛いことで、安らぎを覚える。”
幸せと不幸せについて、こんなにリアルに向き合ったBLがあっただろうか。ドロ沼地獄BLが好きな人は1作目から一気に読んで欲しい。
1作目『さよなら恋人、またきて友だち』
2作目『さよなら恋人、またきて友だち~ロスト・チャイルド~』
この続きで長編の本作は、幸せと不幸についてがテーマ。
カナエの兄、宮内ユキが、弁護士の鳴海に救ってもらったお礼に鳴海の失踪した弟を探すため、人身売買組織に体を売りながら過ごす中で
描かれる各々の「幸せ」。
一方から見ると幸せで、もう一方から見ると不幸せであっても、それは彼らにとって確実に正しいものである。
誰もが自分の幸せを押し付けて他人を不幸にし、他人に幸せを押し付けられて不幸になる。
各キャラクターの幸せについて追ううちに、読み手の自分の幸せについても深く考えさせられてしまう。
また、ユキのセリフに「不幸であってもごはんはおいしいし、楽しいと感じる瞬間もある。なんで悲しみだけで自分をいっぱいにできないんだろう。」という印象深いもの がある。
人間とは、どんな状況でも幸せを拾えるようにできているのかもしれない。
この作品のキャラクターが全員幸せになれるように、ただ願うばかりである。
続きを読む