インゴシマ (19)
一度はマオモの庵に辿り着いたものの、追い付いて来ない甲斐谷の身を案じた若林は来た道を引き返す。その途上で見たのは、切断されたばかりの若い男の「足」だった。甲斐谷のものなのか、そうだとすれば本人は足を切断されたあとでどこかに連れ去られたのか…だが…何者に…? 浮かぶ問いへの答えを考える暇もなく、インゴ将<タスク>衆「ギョウ」のひとり、ゾウジョウが居合の刃にて若林に斬りかかる!
一方、遭難以来の再会を果たした葵と加奈をはじめとする吉ノ宮高校の面々は、庵の温泉で久し振りの穏やかな時間を過ごしていた。生き延びて相見えることができた喜びとともに、温かな湯に身を浸す一同。だがその頃、女王チオモの奪還を目指して森の中を進んでいたシンジたちもまた、マオモの庵に到達しつつあった。啓太が仕掛けた罠<トラップ>が発動し、開戦の火蓋が切って落とされる──
かけがえのない絆を保守するためならばこそ、人は自らの生命を盾にもすることができるのか──全存在を賭けた闘争の中でこそ感じられる安息の重みが、男と女をその根源から奮わせるのか。命運の光線が交錯する一点に向けて白熱した感情が収束していく、トライバル・サバイバル・ストーリー!
【電子版単行本:2024年8月31日発行】
一方、遭難以来の再会を果たした葵と加奈をはじめとする吉ノ宮高校の面々は、庵の温泉で久し振りの穏やかな時間を過ごしていた。生き延びて相見えることができた喜びとともに、温かな湯に身を浸す一同。だがその頃、女王チオモの奪還を目指して森の中を進んでいたシンジたちもまた、マオモの庵に到達しつつあった。啓太が仕掛けた罠<トラップ>が発動し、開戦の火蓋が切って落とされる──
かけがえのない絆を保守するためならばこそ、人は自らの生命を盾にもすることができるのか──全存在を賭けた闘争の中でこそ感じられる安息の重みが、男と女をその根源から奮わせるのか。命運の光線が交錯する一点に向けて白熱した感情が収束していく、トライバル・サバイバル・ストーリー!
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※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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修学旅行のために客船「フリージア号」に乗っていた吉ノ宮高校2年2組の生徒たちは、
突然の大嵐に巻き込まれてとある島に漂着してしまいます。
そこにいたのは、動物の頭蓋骨で顔を隠し、蓑を被った獣のような先住民たち。
手に手に鉈や刃物を持ち、意味不明な言葉を叫びながら襲ってくる彼ら「インゴの子」らに
応戦するも、一人また一人と倒れ、あるいは拉致され、
ぷりんぷりんの体を陵辱される生徒たち。悲惨すぎます…!
今作の魅力は多々あれど、一番はやはり“設定の勝利”でしょう。
デスゲーム的に犠牲者が増える中、知識や腕力など、
持ちうるすべてのスキルを生かして戦うサバイバル感。
そこに加わる大切な存在を守ろうとする懸命さは、高校生だからと侮れません。
さらに、インゴの子たちという狂気の存在が絡むことで、
先が読めないドキドキ感は急上昇! ついでにJKの裸体にもドキドキしちゃう!
スリリングな展開と強烈な世界観に引き込まれ、
気づけば一気読みしていることでしょう。
インゴの子らの異常なまでの怨みの念と、残虐すぎる“儀式”の全貌が見えた時、
全身に震えが走るはずで す。
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