インゴシマ (16)

チオモの隊列を急襲した若林たち。赤城とともに奮闘し、小早川の救出を成功させた橘の胸中には、真剣で人を斬ることにためらいをなくしてしまった自分自身の変化を畏怖する感情が芽生えつつあった。チオモは殺さずに人質に取ることを決める若林。期せずして島の女王を手中に収めた三人は、チオモの慰み者にされていた相川とともに、啓太が飛ばすドローンに誘導され、葵や市原たちが待つ海沿いの拠点に辿り着く。
一方、反旗を翻した「ツワモノ」の一行に母・チオモをさらわれたことを知ったガモウは激昂する。その怒りに同調しながらも、ガモウをミガトの務めに専心させるため、女王奪還の使命を自ら引き受けると名乗り出たのは――ガモウが厚い信頼を寄せる男、副王<ガイナ>のシンジだった。
いくつもの生命の火柱が重なり交錯するその一点にこそ絞り込まれた運命を見出すべきなのか――予め定められた地点へとそれぞれの魂を導いていく大いなる機構そのものを運命と呼ぶべきなのか。過去も未来も今この瞬間の表裏として織り込まれていく、トライバル・サバイバル・ストーリー!

クレジットカードで月額コース契約すると1ヶ月目無料

※契約月に解約された場合は適用されません。

  • 購入 18巻配信中
  • 購入 話配信はありません

今すぐ全巻購入する

カートに全巻入れる

※未発売の作品は購入できません

  • 購入 18巻配信中
  • 購入 話配信はありません

スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

修学旅行のために客船「フリージア号」に乗っていた吉ノ宮高校2年2組の生徒たちは、
突然の大嵐に巻き込まれてとある島に漂着してしまいます。
そこにいたのは、動物の頭蓋骨で顔を隠し、蓑を被った獣のような先住民たち。
手に手に鉈や刃物を持ち、意味不明な言葉を叫びながら襲ってくる彼ら「インゴの子」らに
応戦するも、一人また一人と倒れ、あるいは拉致され、
ぷりんぷりんの体を陵辱される生徒たち。悲惨すぎます…!

今作の魅力は多々あれど、一番はやはり“設定の勝利”でしょう。
デスゲーム的に犠牲者が増える中、知識や腕力など、
持ちうるすべてのスキルを生かして戦うサバイバル感。
そこに加わる大切な存在を守ろうとする懸命さは、高校生だからと侮れません。
さらに、インゴの子たちという狂気の存在が絡むことで、
先が読めないドキドキ感は急上昇! ついでにJKの裸体にもドキドキしちゃう!

スリリングな展開と強烈な世界観に引き込まれ、
気づけば一気読みしていることでしょう。

インゴの子らの異常なまでの怨みの念と、残虐すぎる“儀式”の全貌が見えた時、
全身に震えが走るはずで す。

続きを読む

インゴシマの関連漫画

作者のこれもおすすめ

特集から探す

キャンペーン一覧

無料漫画 一覧