嫌がってるキミが好き(5)

「ボクたち、別れよっか」
みこと&まことの歪んだ愛の構図は、意外にもまことの一言で崩壊してしまった。

まことにウンザリしつつも、傷つけられることに快感を覚えるように
性癖を染められてしまっていたみことは、大きな喪失感を味わっていた。
そして病んだ…。まことにされたことを思い出して心と体の疼きが止まらなかった。
「まことくんに連絡しちゃおっかなぁ……。
でも、こっちから連絡とるとか、なんか負けた気がするし…」
葛藤するみこと。
一方、まことにも変化が訪れていて…。

別れてからのふたりの心の動き、謎の女の登場、そして新たな展開……!?
予測不能の恋愛ダンジョン、ますます盛り上がる変態だらけの純愛ストーリー、通称・イヤキミ!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

純粋な「狂愛」。

ちょっとイタイ女の子、白川みことは生まれて初めて告白された。相手は「なんか暗そう」な大槻まこと。まったく好みではないが、彼氏持ちというステータスのため付き合うことに決めたみこと。みことの家に行きたいと言い出したまことに、「やるならやるがいいわ」と初体験の覚悟を決めたみことだったが、まことが取り出したのは…!?
「この状況おかしいよね この人おかしいよね」!

徐々にまことの歪んだ性癖が露呈していくのですが、その性癖こそが『嫌がってるキミが好き』というもの! 気持ち悪いのに読んでしまう。読んでしまうけど気持ち悪い。読み進めれば進めるほど続きが気になってしまいます。
もう普通のラブストーリーには飽きた、新感覚を求めているという方にオススメ!とんでもなく倒錯した性癖のお話ですが、ハマる人はどっぷりハマる作品です。

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