江川と西本 12

栄光の巨人軍 最強ライバル伝説、完結!

1981年の熾烈な最多勝利投手争いを制したのは江川卓。
しかし先発投手の最高の栄誉とされる沢村賞を
その江川と差し置いて西本が受賞してしまう。
まさかの結果にチーム内には微妙な空気が流れて・・・
そして迎えた日本シリーズ。そんな微妙な空気を払拭する
劇的なピッチングを両者は繰り広げる!
栄光の巨人軍、最強ライバル伝説完結の瞬間を刮目せよ!!!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

「時代や環境が違うので勿論、一概には比べられないのだが…
大谷翔平の高校時代…
松坂大輔の高校時代…
江川卓の高校時代…
誰が一番すごかったのか…?
その答えは『江川』なのである!」
この文章に「ムム!?」と思った方、是非『江川と西本』を読んでみてほしい!
野球マンガでは「ボールがホップする」という表現が多用される。『江川と西本』の本文から引用すると、物理的に、ボールがホップすることはあり得ない現象だという。マウンドから投げるボールの放物線の軌道によって、「ホップしているように感じる」のが、一般の解釈とされている。
しかし、江川のボールは「ホップしていた」。
バッター側の目線として、ボール3個分上を振っても、ボールは更にその上を通過していくと言う。
高校3年間、ノーヒット・ノーラン9回という異次元の記録を出した「怪物」江川。そして同時代を生きた「雑草」西本。そのライバル伝説に刮目せよ!

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