江川と西本 11

最多勝を巡る江川と西本の頂上決戦!!

1981年、開幕試合を見事な完投勝利で飾った西本は順調に勝ち星を重ねる。
そしてゴールデンルーキー・原辰徳の活躍がチームを活性化させ巨人は首位を走る。
一方でなかなか調子が上がらない江川だったが徐々に西本を追い詰めてゆく。
両者の譲れない頂上争いは後半戦へ!!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

「時代や環境が違うので勿論、一概には比べられないのだが…
大谷翔平の高校時代…
松坂大輔の高校時代…
江川卓の高校時代…
誰が一番すごかったのか…?
その答えは『江川』なのである!」
この文章に「ムム!?」と思った方、是非『江川と西本』を読んでみてほしい!
野球マンガでは「ボールがホップする」という表現が多用される。『江川と西本』の本文から引用すると、物理的に、ボールがホップすることはあり得ない現象だという。マウンドから投げるボールの放物線の軌道によって、「ホップしているように感じる」のが、一般の解釈とされている。
しかし、江川のボールは「ホップしていた」。
バッター側の目線として、ボール3個分上を振っても、ボールは更にその上を通過していくと言う。
高校3年間、ノーヒット・ノーラン9回という異次元の記録を出した「怪物」江川。そして同時代を生きた「雑草」西本。そのライバル伝説に刮目せよ!

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