江川と西本 9
長嶋茂雄監督“解任騒動”勃発!!
高校時代のスター選手ながら伸び悩んでいた
定岡正二は、巨人軍へドラフト1位入団から苦節6年年目にして悲願のプロ入り初勝利を挙げ一気に開花する。
片や江川と西本も熾烈なエース争いを繰り広げるが、そこに長嶋茂雄監督の「進退」が大きく関わることに――!?
高校時代のスター選手ながら伸び悩んでいた
定岡正二は、巨人軍へドラフト1位入団から苦節6年年目にして悲願のプロ入り初勝利を挙げ一気に開花する。
片や江川と西本も熾烈なエース争いを繰り広げるが、そこに長嶋茂雄監督の「進退」が大きく関わることに――!?
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「時代や環境が違うので勿論、一概には比べられないのだが…
大谷翔平の高校時代…
松坂大輔の高校時代…
江川卓の高校時代…
誰が一番すごかったのか…?
その答えは『江川』なのである!」
この文章に「ムム!?」と思った方、是非『江川と西本』を読んでみてほしい!
野球マンガでは「ボールがホップする」という表現が多用される。『江川と西本』の本文から引用すると、物理的に、ボールがホップすることはあり得ない現象だという。マウンドから投げるボールの放物線の軌道によって、「ホップしているように感じる」のが、一般の解釈とされている。
しかし、江川のボールは「ホップしていた」。
バッター側の目線として、ボール3個分上を振っても、ボールは更にその上を通過していくと言う。
高校3年間、ノーヒット・ノーラン9回という異次元の記録を出した「怪物」江川。そして同時代を生きた「雑草」西本。そのライバル伝説に刮目せよ!