雪花の虎 6

妹を守る。それが兄の“戦国”だった――

天二十一年(一五五二年)、穏やかに一年の始まりを祝う景虎たち。

戦乱が絶えぬ中、束の間の休息と思われたが、武田晴信(後の信玄)の軍師、山本勘助がはなった「草」が越後に潜入…
その陰は、隠居中の景虎の兄・晴景の周辺にも忍び寄る。


病弱、戦嫌い、家族想い。
時代と立場を誤り、生まれてきてしまった心優しい人。


景虎を女城主とし、陰ながら支えた彼にも、歴史に記されなかった戦いがあった。


さらに、景虎に助けを求め、関東から招かれざる客がやってくる。

いざ、新たな戦いへ――


東村アキコが描く本気の大河ロマン。
女・上杉謙信一代記、第6集!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

戦国時代の人気武将といえば、必ず名前が上がる「上杉謙信」。
この勇猛果敢な“越後の虎”は、実は女だったという説のもと、謙信の生涯を大胆に描いたこの作品。

『海月姫』『東京タラレバ娘』の東村アキコ先生が描く大河ロマンものってどんななんだろう?とワクワクしながら手に取りましたが、読んでみて大正解でした!
主人公の上杉謙信はもちろん、体は弱いけれど心優しい兄・晴景、謙信が慕い続ける兄僧・宗謙、そして今後のキーパーソンとなる永遠の宿敵・武田信玄…
登場人物の誰もが、強く、美しく、そしてかっこよく、激動の戦国時代を生き抜くさまが、実にみずみずしく生き生きと描かれています。
ときにさく裂する東村節が効いたギャグも健在で、今までになかったわかりやすくて読みやすい歴史マンガとなっています。

また個人的にオススメなのは、ページ下部で唐突に始まる「アキコのティータイム」のコーナー!
上杉謙信を語る上で知っておくべき歴史的背景や登場人物を、東村先生自らわかりやすく説明してくれます。
歴史ものでよく出てくるのが「登場人物が多すぎる!」「時代の流れがよくわからない!」という悩みですが、

東村先生の分かりやすくて面白い説明&アドバイス?(「家来が多くて覚えられないなら覚えなくていいよ!」とか最高!)で
気負うことなく読み進めることができます!
歴史に詳しくなくても大丈夫!戦国時代を男武将として強く生き抜いた女の一代記、ぜひ読んでみてください!

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