おすすめ歴史漫画37選!おもしろくて勉強になる!

おすすめ歴史漫画37選!おもしろくて勉強になる!
歴史漫画は、過去の出来事や人物を描きながら、時代背景や文化をリアルに再現した魅力的なジャンルです。古代から近代まで、さまざまな時代を舞台にした物語が、読者をタイムスリップさせ、歴史への興味を深めてくれます。この記事では、壮大な歴史絵巻や英雄たちのドラマが楽しめる、厳選したおすすめの歴史漫画を紹介します。歴史の奥深さと人間ドラマの両方を楽しめる作品を、ぜひご堪能ください。

日本史(平安~鎌倉)

  • 恋した人は、義理の母。光源氏(ひかるげんじ)を生涯苦しめる、許されぬ恋が始まる。多くの女性と恋に堕ちた光源氏の恋物語は、藤壺(ふじつぼ)の宮(みや)への恋から始まった。相手は父の妻、そして義母。しかし源氏は、決して越えてはならない一線を、踏み越えてしまうのだった……。今こそ読みたい、極上ロマンス! 雑誌掲載時のカラー原稿を初めて完全再現した、全巻合計120ページのカラーで魅する大和源氏絵巻!!

    儚くも美しい平安絵巻、光源氏が織りなす愛と哀しみの物語。


    『源氏物語 あさきゆめみし』は、紫式部の名作『源氏物語』を漫画で再現した作品です。

    物語は平安時代を舞台に、光源氏という美貌と才気に恵まれた貴公子が、数多の女性たちとの間で織り成す愛と哀しみの物語を描きます。大和和紀の繊細な筆致によって、平安貴族の華やかな暮らしや、光源氏を取り巻く複雑な人間関係が見事に描かれ、平安時代の雅な世界が広がります。また、光源氏の波乱に満ちた人生を通じて、愛とは何か、人間とは何かを深く考えさせられるでしょう。

    この作品は、原作の『源氏物語』を忠実に再現しながらも、現代の読者にとって理解しやすい形で描かれており、平安文学に触れる絶好の機会となります。古典文学に興味がある方や、美しい物語に心を奪われたい方におすすめの一冊です。
  • 正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか?まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!

    兄弟愛と憎しみが交錯する、壮大な古代日本の権力闘争。


    『天智と天武 ―新説・日本書紀―』は、日本古代史の最大の暗殺事件「大化の改新」を軸に、中大兄皇子(天智天皇)と大海人皇子(天武天皇)の壮絶な愛憎劇を描いた歴史漫画です。

    物語は、大化の改新を主導した中大兄皇子が、蘇我入鹿の暗殺を遂行することで始まります。しかし、物語の核心は、暗殺後に現れた入鹿にそっくりの弟、大海人皇子との兄弟間の壮絶な対立にあります。

    この作品では、冷酷非情に見える中大兄皇子の背後にある複雑な内面と、清廉な雰囲気を持ちながらも狡猾さを秘めた大海人皇子の成長が詳細に描かれ、歴史の教科書では語られない、血と欲望が渦巻く日本の古代史が浮かび上がります。特に、仏像の謎や隠れ里で育った大海人の背景など、フィクションと歴史的事実が巧みに織り交ぜられ、読者を引き込む魅力に満ちています。

    古代日本の権力闘争と兄弟の愛憎を描くこの作品は、歴史ファン必見の一冊です。
  • ものを持たない暮らしを目指していた現代のミニマリスト山上が質素な奈良時代へタイムスリップし……大喜び! そこでばったり出会った欲深い奈良の役人・小野老。気は合うけど、話が致命的にかみあわない! そんな2人が思いつきによって歴史を変えてしまう? うっかり系異文化バディコメディ!

    ミニマリストが奈良時代で大活躍!?異文化バディコメディ開幕!


    『あをによし、それもよし』は、現代のミニマリストである山上が、突如奈良時代にタイムスリップしてしまうところから物語が始まります。物を持たない暮らしを目指していた山上にとって、質素な奈良時代はむしろ理想の世界。しかし、そこで出会ったのは欲深くも明るい性格の奈良の役人・小野老(おののおゆ)。気は合うのに、話が致命的にかみ合わない二人が織りなす、異文化バディコメディがここに誕生します。

    奈良時代にやってきてもミニマリストの矜持を失わない(むしろ大喜びの)山上は、なんだかんだあって山上憶良として生きることになります(貧窮問答歌で有名なあの方です)。しかし、カリスマミニマリストとして尊敬していたフジワラさんが藤原不比等として現れた頃から不穏な気配が……。フジワラさんは富と権力に溺れ、ミニマリストという生き方を捨ててしまっていたのです。
    ただのぶっ飛びギャグと思うなかれ、奈良時代の官僚制度や風俗描写がうまく組み込まれ、読むだけで当時の空気が伝わってきます。

    歴史漫画の新しい魅力を感じさせる一冊、笑いと驚きが詰まった異文化コメディをぜひお楽しみください。
  • 日本仏教の要である、比叡山延暦寺の開祖である最澄、 弘法大師の名で日本人なら誰もが聞いたことがある空海。 レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵するといわれる日本史上、 比類ない天才である、最澄と空海がまさに華麗に、繊細に、 そして豪快に描かれる人間ドラマです! 平安の世、当時のニッポンを変えた!といっても過言でない このふたりは、その青年期は人も羨むエリートコースを 歩んでいたが・・・・・・・・・・・ 本作『阿・吽』は、『サプリ』『&-アンド-』で女性の心情を 美麗な筆致で、細やかに描いてきた著者の新境地です!

    日本仏教の祖、空海と最澄が交差する激動の時代を描く。


    『阿・吽』は、平安時代を舞台に、仏教界の革新者である最澄と空海の若き日々を描いた壮大な歴史漫画です。おかざき真理氏の手によるこの作品は、静と動、光と闇といった対照的な二人の魂が交わり、分かれていく様を丁寧に描き出します。

    仏教や平安時代にあまり馴染みのない読者でも、心揺さぶられるドラマに引き込まれること間違いありません。最澄と空海が、それぞれの道を模索し、時代の流れと人々の苦悩に向き合いながら、やがて歴史に名を刻む存在へと成長していく過程は圧巻です。戦乱や天変地異、疫病に苦しむ人々を前に、二人が仏教の真髄を求める姿は、現代の閉塞感を感じる私たちにも深く響きます。

    特に、最澄の繊細な心の揺れや、空海のエネルギッシュな行動力は、読者を彼らの人生へと引き込みます。

    『阿・吽』は、単なる歴史漫画にとどまらず、現代の私たちが抱える不安や葛藤とも重なる深いテーマを持つ作品です。
  • 戦国大名の先駆け、伊勢新九郎の物語! 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…… かの有名な武将たちが活躍する時代の少し前、戦乱の世のはじまりを生き抜き、切り開いた男がいた――― その名を伊勢新九郎。 彼はいかにして戦国大名となったのか。 彼はそもそも何者だったのか。 知られざる伊勢新九郎の生涯を、まったく新しい解釈で描く意欲作! 「戦国大名のはしり」とも言われる武将を描く、話題騒然の本格歴史コミック、待望の第1集!!!!!

    室町時代の終わりに生きた一人の武将、新九郎の波乱万丈な青春記。


    『新九郎、奔る!』は、室町時代末期を舞台に、後の戦国大名・北条早雲こと伊勢新九郎の青春時代を描いた歴史漫画です。

    物語は、新九郎がまだ名も無き若武者であった頃から始まり、彼が様々な人々との出会いや戦いを通じて成長し、やがて歴史の表舞台に立つまでの過程を描いています。室町時代、特に応仁の乱という複雑で入り組んだ政治や人間関係を背景に、新九郎という一人の若者が時代に翻弄されながらも、自分の道を切り開いていく姿が印象的です。歴史物ゆえに登場人物も多いのですが、適度に織り込まれるギャグや、あえて使われるカタカナ語など、読者を置いてきぼりにさせない工夫が随所に感じられます。

    歴史の裏側にある人間ドラマや、戦国時代の幕開けを感じさせる物語に惹かれる方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
  • 1333年、鎌倉――。幕府の後継として生きるはずだった少年・北条時行は突然の謀反で故郷も家族も全て失う。しかし時行は、生き延びることに関しては誰よりも秀でていた。信濃国の神官・諏訪頼重に誘われ、少年は逃げて英雄になる道を歩み始めた!

    足利の世に逆らい逃げ続ける、若き君主の生き残り戦略。


    『逃げ上手の若君』は、鎌倉幕府の滅亡後、足利尊氏に追われる若き君主・北条時行が主人公の物語です。

    元寇や内乱の後、時代は大きく動き、旧鎌倉幕府を背負う時行は、足利の世に逆らいながらも逃げ延び、やがて歴史に名を刻むために動き出します。松井優征の独特なユーモアとシリアスが織り交ざった作風により、戦乱の中で生き延びる若君の知略と人間味が鮮やかに描かれています。鎌倉時代の終焉と室町時代の幕開けが背景にあるこの作品は、歴史的な観点だけでなく、主人公・時行の成長と葛藤を通じて、時代に抗う力強い姿を感じることができます。

    時行を助ける「現人神」の諏訪頼重や、宿敵である足利尊氏をはじめ、濃いキャラたちもたくさん登場する本作。歴史物に興味がある方はもちろん、ネウロや暗殺教室のファンにもおすすめの一冊です。
  • 中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た!博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、ここで元軍と対峙する!

    元寇の嵐に挑む、死闘の一週間――対馬を守るための決死の戦い!


    『アンゴルモア 元寇合戦記』は、1274年の文永の役を舞台に、元の大軍に対抗する日本の勇者たちを描いた歴史アクション作品です。物語は、元御家人・朽井迅三郎が鎌倉幕府によって対馬に流刑されるところから始まります。到着早々、対馬を守るために命を捧げるよう命じられた迅三郎たちは、圧倒的に不利な状況の中、元朝・高麗軍に立ち向かいます。戦の勝利を目指すのではなく、いかにして元軍を足止めし、持ちこたえるか――その一週間のゲリラ戦が緊迫感あふれる描写で描かれます。

    戦乱の中で迅三郎は、数々の激戦を繰り広げながら、仲間たちとの絆を深めていきます。物語は、元寇という歴史的事実に基づき、リアルな戦闘描写と武士の精神を鮮烈に描き出します。戦国時代や日本の武士道に興味がある方には、ぜひ読んでいただきたい一作です。迫力ある戦闘シーンと、歴史の闇に立ち向かう武士たちの姿に、読者は心を揺さぶられることでしょう。

日本史(戦国~江戸後期)

  • 長篠の戦いから4年、黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女の名はレイリ。巨匠渾身の原作を新感覚の鬼才が作品化! 衝撃の本格戦国時代劇、開幕!!

    復讐のために生きる少女、戦国の世で彼女が選んだ道とは――。


    『レイリ』は、戦国時代を舞台に、敗者たちの運命を描く異色の歴史漫画です。

    物語は、織田・徳川連合軍に敗北した長篠の戦い後、落ち武者狩りに巻き込まれた農家の娘・レイリが、武田家家臣の岡部丹波守に助けられるところから始まります。彼女は家族をすべて殺された経験から「死にたがり」の少女となります。やがて、彼女は武田信勝の影武者として生きることに……。

    この作品は、『寄生獣』の岩明均先生が原作を手掛けており、重厚で緻密なストーリーが展開されます。武田家の内部での策謀、織田や徳川など有力武将たちとの関係など、歴史的な事柄を「レイリ」という架空の少女を通して、読み応えのあるエンターテイメントに仕上げています。

    最強と謳われた武田軍が敗北した長篠の戦い。その後を描く作品は珍しく、新鮮な視点で戦国時代を楽しむことができます。敗者たちの物語が持つ深みと、独特のキャラクター描写が光る『レイリ』は、戦国時代の裏側に興味がある方にぜひおすすめしたい一作です。
  • 平成生まれの“時をかける風雲児”サブローがゆく! 勉強嫌いで日本の歴史に何の興味もない高校一年生・ サブローはある日突然、戦国時代にタイムスリップ してしまう。そこで出会った本物の織田信長は病弱で 顔はサブローにそっくりだった!その信長に 「体の弱い自分に代わって 織田信長として生きてくれ」と頼まれてしまい…!? 織田信長を衝撃の新解釈で描く 時をかける風雲児サブローの 戦国青春記、第1巻!!!

    現代の高校生が織田信長に!? 歴史の常識を覆すタイムスリップストーリー。


    『信長協奏曲』は、戦国時代にタイムスリップした普通の高校生サブローが、織田信長として歴史を生きることになるユニークな歴史漫画です。

    サブローは、顔や声がそっくりな本物の信長から彼の代わりに生きてほしいと頼まれ、飄々とした性格ながらも戦国の荒波を巧みに乗り越えていきます。勉強が苦手で歴史の知識も浅い彼が、次第に織田信長としての風格を備え、家臣や領民の支持を集めていく様子は、コメディタッチながらも感動的です。戦国の歴史を舞台にしながらも、現代人の視点を織り交ぜた新しいアプローチが魅力で、織田家が繰り広げるドラマティックな物語が楽しめます。

    歴史ファンだけでなく、タイムスリップや青春ドラマが好きな方にもおすすめの作品です。
  • 群雄割拠、下剋上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か。それが問題だ!!

    茶の湯に魅せられた戦国武将、古田織部の数奇な人生。


    『へうげもの』は、茶の湯に生涯を捧げた戦国武将・古田織部の生涯を描いた異色の歴史漫画です。

    織部は、戦国の世で数々の戦に挑む一方で、茶の湯の美学に魅了され、その道を極めようと奮闘します。戦国時代を従来の「戦」の視点ではなく、「美」の視点から描いている点が新鮮な本作品、戦国武将が単なる戦いの道具としてではなく、文化の担い手として描かれることで、歴史に対する理解が広がります。読者は、戦国時代の新たな一面を発見することができ、これまでにない歴史漫画の楽しみ方を提供しています。

    登場人物たちは実在の歴史上の人物でありながら、個性豊かに描かれています。特に、主人公・古田織部は、常識にとらわれない自由な発想を持つ茶人として描かれ、その奇抜な言動が物語を彩ります。また、織田信長や豊臣秀吉といった有名武将たちも、茶の湯に関心を持つ一風変わった姿で登場し、歴史に新たな視点を提供してくれます。

    戦国時代や茶道に興味がある方はもちろん、一風変わった歴史物を読みたい方にもおすすめです。
  • 時は戦国時代、『かぶき者』と言われる武者たちがいた 『傾奇者』とは、異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛する者達 真のかぶき者は、己の掟の為に、その命を賭したという…そんな天下一のかぶき者その名を前田慶次 滝川一益の従兄弟の滝川益氏の実子にして、前田利家の兄前田利久の養子 まさに織田軍団の中核の出でありながら、不遇な境遇に身を置かれる しかしそんな小さな枠組みに囚われることなく、慶次はいくさ人として死と隣り合わせの自由を愉しむ

    戦国一の傾奇者、前田慶次の波乱万丈な生涯を描く。


    『花の慶次 ―雲のかなたに―』は、戦国時代を舞台に、前田慶次という豪快で自由奔放な武将の生涯を描いた名作です。

    慶次は規律に縛られない「傾奇者(かぶきもの)」として、常に戦場や人々の間で一目置かれる存在として描かれます。武将としての強さ、逞しさはもちろん、義理や人情を重んじ、常に弱きの味方で居続けた慶次……男も惚れる男とは、まさに彼のことを言うのではないでしょうか。

    また、原哲夫の緻密で迫力ある作画もこの作品の魅力。戦国時代を舞台にした壮大な戦闘シーンや、キャラクターたちの力強い表情は、少年漫画好きにもきっと響くはず。慶次が戦場で見せる豪快なアクションシーンや、敵を圧倒する一騎当千の強さに胸が熱くなる人もいるのでは。

    戦国ファンはもちろん、熱い男の魂に触れたい方にも、ぜひおすすめしたい一冊です。
  • 戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。 毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった――― 時は享禄二年、1529年。 越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。 不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、 しかし女児だった。 失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。 「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と―― 強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。 その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。 東村アキコが挑む本格大河ロマン、 越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!

    男として生まれ、女として生きた戦国武将・上杉謙信の真実。


    『雪花の虎』は、戦国時代を舞台に、男として生きた女・上杉謙信の生涯を描いた歴史漫画です。

    この作品は、戦国時代の名将として知られる上杉謙信を「女性だったかもしれない」という大胆な仮説に基づいて描いています。この斬新な設定が、謙信の人物像に新たな光を当て、従来の歴史作品とは一線を画す独特の魅力を生み出しています。

    その類まれな軍才と戦略眼で戦国の世を駆け抜ける一方で、女性としての秘密を抱えながら生きる謙信。性別を超えたリーダーシップと強さを持つ謙信の姿に勇気づけられる読者も多いのでは。

    謙信を取り巻く家臣や女たちも魅力的で、歴史物が苦手な方もすらすらと読める作品になっています。

    戦国時代の新たな視点を提供するこの作品は、歴史ファンだけでなく、東村アキコのファンにも必見の一冊です。
  • 男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!?

    大胆な設定が生きる、女将軍と大奥の男たちが織りなす歴史絵巻。


    ドラマ化、アニメ化された『大奥』は、江戸時代の将軍家を舞台に、男女の社会的地位を逆転させた独特の歴史改変SFです。

    舞台は、三代将軍家光の時代に男だけがかかる疫病「赤面疱瘡」によって男性人口が激減し、女将軍が誕生した世界。春日局が美男を集めた「大奥」を設立するという、大胆な発想が話題になりました。

    本作の魅力は、緻密な歴史設定と巧みなストーリーテリングにあります。男女逆転という大胆な設定を導入しつつ、実際の歴史と巧みに絡めた物語が進行します。また、権力を持つ女将軍たちの孤独と強さ、種付けのために集められた男たちの哀しみが描かれることで、単なる歴史改変にとどまらず、深い人間ドラマが展開されます。

    『大奥』は、歴史的事実にSF的要素を加えることで、社会構造やジェンダーに対する新たな視点を提供する作品です。その革新性と物語の深さから、国内外で高い評価を受けており、2022年には日本SF大賞を受賞しました。
  • 龍馬が薩長同盟を仲介し、新撰組が御用改め、薩摩が英国に喧嘩を売った時代、幕末。その激動の歴史のド真ん中にひっそりと隠れて、しっかりと「仕事」をした男がいた。彼は「愛国者」か「裏切り者」か。『ハコヅメ』の作者が「日本警察の父」を描く、超本格幕末史コメディ!

    幕末の薩摩で、日本警察の父が歩んだ軌跡を描く物語


    『だんドーン』は、幕末の薩摩藩を舞台に、日本警察の創始者・川路利良の人生を描いた歴史漫画です。

    主人公の川路は、卓越した観察力と洞察力を持ち、時代の流れに巻き込まれながらも、その才能を発揮していきます。彼の同僚であり、後に歴史に名を残す西郷隆盛との関係性も、本作の大きな魅力の一つ。西郷を補佐する川路の姿には、島津斉彬の薩摩藩士たちへの深い敬愛が垣間見えます。

    物語は、歴史の大きな流れの中で、川路と彼を取り巻く人物たちの運命を描きます。陰謀が渦巻く時代において、川路はその特異な才能を駆使し、敵方の動向に目を光らせながらも、時折見せる軽いノリが彼の魅力を引き立てます。これがのちの『ハコヅメ』に繋がっていくのだと思わせる描き方は、前作ファンなら一層楽しめるのではないでしょうか。

    幕末から明治へと時代が移り変わる中で、川路がどのように日本警察の基礎を築いていくのか、歴史に興味がある方には必見の一作です。陰謀、友情、そして壮大なフラグを張り巡らせた物語が展開されるこの作品は、歴史漫画ファン必見の名作となることでしょう。
  • 無垢な少年は、幕末最強の「狼」となる。幕末――浅葱色の羽織を身にまとい京都の街を駆け抜けて、人々から「狼」と恐れられた「新選組」。時はさかのぼり、江戸――のちに沖田総司となる惣次郎12歳は、その「強さ」を持て余しながら少年時代を過ごしていたが、一転…!?鬼才ヒラマツ・ミツルが放つ「新選組」堂々始動!!

    新撰組前史、剣に生きる男たちの青春群像劇。


    『アサギロ~浅葱狼~』は、新撰組の前史を描いた作品で、剣に生きる若者たちの青春群像劇です。

    物語の中心にいる沖田総司は、「美少年剣士」として理想化されたイメージではなく、剣の強さにこだわり続ける純粋で幼さの残る青年として描かれています。その不器用さが、歴史上の偉人ではなく、ひとりの人間としての存在感を与えています。まだ無名だった頃の近藤勇、土方歳三、沖田総司らがどのように出会い、やがて時代の荒波に乗り出していくのか……物語は彼らが京に上がる前の時代から描かれており、若き志士たちの青春群像劇としても楽しめます。

    『アサギロ~浅葱狼~』は、剣術に生きた若者たちの熱いドラマと、彼らの人間らしい弱さを描いた一作で、新選組ファンや歴史漫画好きにとって必見の作品です。
  • 1863年、京都。素直で優しく家族思い、けれど、その心奥で正義を燃やす少年「にお」。嫌われ者の浪士集団・壬生浪(ミブロ)の土方歳三、沖田総司と出会ったことをきっかけに、少年の激動の青い春が幕を開ける。「にお」と、強く勇ましく命を燃やす男たちは、青き志を胸に”誠の道”を行く!『DAYS』の安田剛士が描く最も青く最も熱い「新選組」!現代を本気で生きる”キミ”に贈る青春活劇ッ!!

    幕末の京都で活躍する新撰組、若き隊士たちの激闘と成長の物語。


    『青のミブロ』は、幕末の新選組を舞台に、若き志士たちの熱い青春と成長を描いた歴史漫画です。この物語の主人公である「にお」は、素直で優しい少年ながらも、心の奥底に強い正義感を持っています。におは、京都の団子屋に引き取られた孤児ですが、ある日、新選組の土方歳三と沖田総司と出会ったことで、その運命が大きく動き始めます。

    物語の魅力の一つは、新選組に存在しない少年「にお」を主人公にした点です。におという第三者の視線を通じて、新選組の面々がどのように生き、何を大切にしていたのかが描かれます。

    におが抱く「子どもが安心して泣ける世の中を作りたい」という信念が物語の核となっており、この信念を胸に、彼がどのように新選組の中で成長していくのかが見どころです。

    幕末の激動の時代を背景に、正義と正義がぶつかり合う中で、におや新選組の面々がどのように生き抜いていくのか、その先にどんな未来が待っているのか、目が離せない作品です。
  • 慶長五年九月十五日、天下分け目の戦いは東軍・福島正則、西軍・宇喜多秀家の間で最初の戦闘が始まった。

    日本の近世史をユーモラスに描く、時代を超えた傑作歴史漫画。


    『風雲児たち』は、江戸時代末期の日本をユーモラスに描いた長編歴史漫画です。

    江戸時代の末期から明治維新にかけて、日本が大きな転換期を迎えた時代を、みなもと太郎の独特なタッチでコミカルに描いています。

    坂本龍馬や西郷隆盛といった歴史上の有名人たちはもちろん、保科正之や田沼意次など、あまり知られていない人物にもスポットライトを当てているのが特徴。彼らの人間味あふれるエピソードがユーモアを交えて描かれることで、歴史の裏側に迫ることができます。教科書では語られないエピソードや、時代を動かした人々の生き様が軽快なテンポで描かれており、笑いと共に深い学びを得られる作品です。歴史ファンから初心者まで幅広く楽しめる、独特の魅力を持つ一作です。

日本史(近代)

  • 今世紀最大の話題作、ついに単行本化!! 大元帥陛下して軍事を、大天皇陛下として政治を一身に背負い 昭和という時代を生き抜いた巨人。 波瀾万丈という言葉では表せないほどの濃密な生涯に 半藤一利氏協力のもと、漫画界の巨人・能條純一氏が挑む―― 「ビッグコミックオリジナル」誌で毎号にわたり衝撃を呼ぶ巨弾連載、 待望の第1集は、その少年時代が 大胆な解釈と圧倒的な画力で描かれる…!

    昭和の激動を生きた天皇の真実、知られざる歴史を描く壮大な物語。


    『昭和天皇物語』は、昭和という激動の時代を生きた昭和天皇の生涯を描いた歴史漫画です。

    明治から昭和にかけての激動の時代を背景に、昭和天皇の大元帥としての責務と人間としての苦悩を追う本作。

    自由を持たぬ子供として育てられた幼少期から、その晩年まで、昭和天皇がどのようにして日本の歴史の中で役割を果たしてきたのか、その人間としての苦悩や葛藤に、単なる「象徴」としての天皇しか知らなかった読者は驚き、感動を覚えるはず。特に、昭和天皇が一国の象徴としての役割を自覚し始める過程は感動的。時代の重圧に耐えながらも、平和を願う心が強く描かれています。

    ストーリーはもちろん、その画力にも注目。実写と見紛う緻密な書き込みと、魅力的な人物像は、さすが能條純一といったところ。「天皇」という存在の意味を深く知るとともに、日本の近代史を学ぶことのできる作品です。
  • ※本作品は、過去に配信していた『特攻の島』をより高画質でお楽しみいただける完全版となります。画質・表紙デザインなどの変更がございますが、収録内容は同一となります。重複購入にご注意ください。 「生還を期さない兵器」特殊兵器への志願を問われた時、少年たちが受けた説明はそれだけだった。様々な憶測が飛び交う中、志願した少年たちはある島へと送られる。その島で少年たちが見たものは…! 第二次世界大戦中、実在した特攻兵器「回天」をめぐる物語。著者監修による高画質完全版! デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!

    絶望の中で戦った若者たちの魂を描く、戦争の真実に迫る衝撃作。


    『特攻の島』は、太平洋戦争の末期に行われた特攻作戦に参加した若者たちの姿を描いた歴史漫画です。

    佐藤秀峰が手がけたこの作品は、戦争の悲惨さと、それに翻弄される若者たちの苦悩をリアルに描き出しています。人間魚雷を使った特攻という死を前提とした作戦に直面しながらも、彼らが感じた恐怖、悲しみ、そして少しでも生き延びたいという切なる願いが、心に響く筆致で描かれています。戦争の悲劇を描いた作品ですが、彼らの姿には、人間としての尊厳と誇りがにじみ出ています。戦争の真実を知り、過去の教訓を考えるために、ぜひ手に取っていただきたい作品です。

世界史

  • 動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。 舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった―― 命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? アツい人間を描かせたら敵ナシの『ひゃくえむ。』魚豊が描く、歴史上最もアツい人々の物語!! ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!!

    禁忌の学問を追い求めた男たちが見た真実とは――。


    『チ。―地球の運動について―』は、中世ヨーロッパの宗教的な抑圧の中で、地動説という禁忌の学問を追い求めた人々の物語です。

    主人公・ラファウは、家族と信仰の間で苦悩する神童。一度は神学の道を進もうとしたラファウですが、地動説を唱える学者と出会ったことで、天文学の道へと進みます。彼は異端として命を狙われながらも、地球が動いているという確信を胸に、真実を探求し続けます。物語は、科学と宗教の対立、そして人々の信念がどのように試されるかを描き、読者に深い問いを投げかけます。リアルで緻密な描写、そして人間ドラマが重厚に描かれており、一度読み始めると目が離せません。

    歴史の流れに翻弄される登場人物たちの葛藤と成長、そしてラファウがたどり着く結末に、あなたも心を揺さぶられることでしょう。
  • 荒木飛呂彦氏激賞! 紀元前3世紀、台頭著しい共和政ローマを恐怖の底に突き落とした男がいた。ハンニバル・バルカ── ローマ史上最大の敵となった怪物と、彼からローマを守った英雄プブリウス・コルネリウス・スキピオ。同時代を生きた二人の戦いが、今幕を開ける!!

    二大天才の激突!歴史を変えた戦いの軌跡を追う――。


    『アド・アストラ ―スキピオとハンニバル―』は、ローマとカルタゴの間で繰り広げられた壮絶な戦争を描く歴史漫画です。

    物語の主人公は、ローマの英雄スキピオと、彼に対峙するカルタゴの将軍ハンニバル。二人の天才的な戦略家が織り成す戦いの数々は、息をのむほどの迫力で描かれています。スキピオとハンニバル、それぞれの信念、戦術、そして決断が歴史をどのように動かしていくのか。彼らの葛藤と栄光、そして悲劇が交錯する中、読者は人間の強さと脆さに直面します。戦場の緊張感と、歴史的背景が見事に描かれており、戦記漫画の名作として高い評価を受けています。壮大な戦いの物語に、あなたも心を奪われることでしょう。
  • 舞台は紀元前。奴隷の身分にありながら、豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた、不思議な青年・エウメネスがいた。あの偉大なる哲学者・アリストテレスの逃亡を助けたりしながら、彼が目指していたのは、「故郷」と呼ぶカルディアの街……。のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作が登場!

    古代マケドニアの地で、一人の男が歴史の影を作り出す。


    『ヒストリエ』は、古代マケドニアを舞台に、アレクサンドロス大王に仕えた実在の人物、エウメネスの生涯を描く壮大な歴史漫画です。

    主人公・エウメネスは、知略と勇気を武器に、歴史の表舞台で活躍することになります。物語は、彼がどのようにして大王の側近となり、数々の戦争や陰謀に巻き込まれていくかを描き、読者を引き込む力強いストーリーが展開されます。古代ギリシャの文化や政治、戦争が緻密に再現され、読者はエウメネスの視点からその時代を追体験することができます。エウメネスのどこか飄々としたキャラクターも魅力。

    岩明均の巧みな筆致と、歴史への深い洞察が光る本作は、歴史ファンだけでなく、物語を愛するすべての人に読んでいただきたい名作です。
  • ※本コンテンツには、無料版の特別対談記事が収録されていませんのでご注意ください。 千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!! 『プラネテス』の幸村誠が描く最強民族(ヴァイキング)叙事詩、堂々登場!

    復讐と戦いの果てに、少年が見たものとは――。


    『ヴィンランド・サガ』は、中世ヨーロッパの北欧を舞台に、戦士たちの生き様を描いた壮大な物語です。

    主人公のトルフィンは、父の仇を討つために戦い続ける少年。しかし、彼の旅路は復讐だけでなく、戦争の真実や人間の弱さ、強さをも描き出します。トルフィンが成長し、復讐心を超えた先に見つけたものとは何なのか。物語は、バイキング時代の壮大な歴史背景をもとに、戦争と平和、家族と絆をテーマに展開され、深いメッセージを持つ作品となっています。

    また、魅力的な登場人物が多く出てくることも本作の特徴です。特に傭兵団のリーダー・アシェラッドはトルフィンの成長にも大きな影響を与える存在です。彼は冷酷でありながらも、心の奥底には高潔な理想を持っており、そのギャップが物語に深みを与えています。

    緻密な描写と迫力ある戦闘シーン、そして登場人物たちの複雑な感情が絡み合うストーリーを、ぜひ堪能してください。
  • 蝦夷地に住んでいた源義経は、兄・頼朝から追われていた。船に乗り込んで逃げようとしたが、その船は難破、着いた先はだだっ広い大陸。彼は復讐に囚われた人生を捨て、新たに生きることを決意した。裸一貫! 土地、人種、しがらみ。義経はすべてを飛び越え、曲者だらけのユーラシア大陸を駆け廻る! そして人類史最大の支配者になることができるのか!?

    源義経が、テムジンとなりユーラシア大陸で新たな伝説を刻む!


    『ハーン -草と鉄と羊-』は、壇ノ浦の戦いで源氏を勝利に導いた源義経が、兄・頼朝から逃れてたどり着いた広大なユーラシア大陸を舞台に繰り広げられる壮大な冒険物語です。

    復讐に縛られた過去を捨て、テムジンと名を変えた義経は、モンゴル帝国誕生前の混沌とした時代に身を投じます。裸一貫で挑むこの未知の大地で、義経は土地、人種、文化の壁を越え、様々な民族や勢力がひしめく中を駆け巡ります。彼が目指すのは、人類史に名を刻むほどの偉大な支配者となること。壮大なスケールで描かれるこの物語は、義経の新たな挑戦と成長を描き、読者をその冒険の旅へと誘います。義経が秘かに所持する草薙剣が、どのように物語に絡むのかも見どころの一つです。

    義経がテムジンとして新たな伝説を築く様子は、ただの逃亡劇を超えた、壮大な歴史絵巻へと読者を誘います。ユーラシア大陸を駆け巡る義経の冒険を、ぜひその目で追いかけてください。
  • ナチス政権下のドイツ。血のつながっていない両親とのどかに暮らしていた少年フランツ・ノインは、ある日突然ナチスの襲撃を受ける。ナチスは密かにヒトラーの血を持つ13人の子供をつくり、ドイツ各地で育てていたのだが、何らかの理由で彼らの抹殺を決めたらしい。ノインを密かに警護する命を受けていたテオ・ベッカーは、ナチスを裏切り、ノインと旅に出た。

    第三帝国の秘密を抱えた少年。真実を求めて命を懸ける戦いが始まる。


    『NeuN』は、ナチス・ドイツの闇に迫るサスペンスフルな歴史漫画です。

    物語の主人公、ネインはナチスの極秘計画によって誕生した少年。彼には、誰も知らない秘密が隠されています。ネインを守るために、彼の父親代わりであるゲシュタポのエリート兵士は命を懸けて戦いますが、彼らを追う闇の勢力が次第に迫ります。物語は、戦争の残酷さとナチスの恐ろしい計画を背景に、少年と兵士の絆、そして生き残りをかけた逃避行を描きます。圧倒的なスリルと緊張感が作品全体に漂い、読者はページをめくる手を止められません。高橋ツトムが描く壮大なスケールの物語と、緻密に描かれたキャラクターたちが織り成すこの作品は、歴史漫画の中でも異彩を放つ一作です。
  • 18世紀、「自由と平等」を望み、現代社会の出発点となったフランス革命。 その闇に生きたもう一人の主人公シャルル-アンリ・サンソン。彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主。 その過酷な運命に気高く立ち向かった“純真”を描く、歴史大河の開幕──!!

    血塗られたフランス革命の影で、処刑人としての宿命を背負った一族の物語。


    『イノサン』は、18世紀のフランス革命を舞台に、処刑人の一族として生まれたシャルル=アンリ・サンソンの壮絶な生涯を描く歴史漫画です。物語の主人公シャルルは、家業である処刑人としての運命を受け入れ、フランス王国の激動の時代を生き抜いていきます。彼が手にかけた人々の命、そして彼自身が抱える苦悩が、繊細なタッチで描かれています。物語は、単なる歴史の再現ではなく、人間の内面に深く迫り、革命の影で揺れる人々の感情を鮮やかに浮き彫りにします。坂本眞一の緻密な作画と壮大なストーリーテリングが結集した本作は、歴史漫画の枠を超えた芸術作品ともいえるでしょう。血と涙に彩られたフランス革命の裏側に迫るこの作品を、ぜひ手に取ってみてください。
  • フランス宮廷-そこは世界一華やかで贅沢さを競い合うセレブたちの憩いの場。時は18世紀、若き皇太子妃として、オーストリア・ハプスブルグ家よりマリー・アントワネットが嫁いでくる。皇太子夫妻を護衛するのは、男装の麗人・オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。宮廷では愛くるしいアントワネットへと人気が集まるが、ルイ15世の愛人・デュ・バリー夫人が社交界を牛耳っていた…。皇太子妃VS国王愛人で盛り上がるベルサイユ。そして、対立はオスカルをも巻き込みやがて国際問題へと発展していき…!?類を見ない大ブームを巻き起こし今なお世界中の人々を魅了してやまない不朽の名作!第1巻

    愛と革命の嵐の中で、ひときわ輝く運命のヒロイン、オスカル。


    『ベルサイユのばら』は、フランス革命前夜のベルサイユ宮殿を舞台に、華麗な愛と悲劇の物語を描いた名作歴史漫画です。

    主人公オスカルは、男装の麗人として王妃マリー・アントワネットを守る軍人。しかし、彼女自身もまた激動の時代に翻弄され、愛と義務の間で苦悩することになります。物語は、オスカルとアントワネットを中心に、フランス革命という歴史的な大事件の中で人々がどのように生き、そして死んでいったのかを描いています。池田理代子の優美で力強い筆致は、歴史の波に呑まれながらも気高く生き抜く人々の姿を鮮烈に描き出しています。華麗な絵柄と壮大な物語で、時代を超えて愛され続ける本作は、歴史漫画ファンなら一度は読んでおきたい作品です。
  • 「私の母は娼婦――そして父は怪物だ」15世紀のイタリア、ルネッサンス時代。現代政治学の祖・マキァヴェッリに「理想の君主」とまで謳われながら、歴史の闇に葬られた英雄チェーザレ・ボルジア。争いに向かおうとする不穏な時代に、全ヨーロッパ統一という野望を抱いた男の戦いの物語。本邦未訳『サチェルドーテ版チェーザレ・ボルジア伝』(イタリア語原書)を精査し惣領冬実が描く、華麗なるルネッサンス絵巻!

    ルネサンスの闇に輝く悪名高き天才、チェーザレ・ボルジアの物語。


    『チェーザレ 破壊の創造者』は、ルネサンス期のイタリアを舞台に、悪名高き天才政治家チェーザレ・ボルジアの生涯を描いた歴史漫画です。

    物語の主人公チェーザレは、教皇アレクサンデル6世の息子として生まれ、政治と軍事の才能を発揮しながら権力を握っていきます。彼の非凡な頭脳と野望、そして彼を取り巻くさまざまな人物たちの思惑が絡み合い、緊張感溢れる物語が展開されます。惣領冬実の描くチェーザレは、冷酷でありながらもどこか人間味を感じさせるキャラクターで、読者を強く引きつけます。歴史の影で暗躍し、ルネサンスの一時代を築き上げた彼の人生は、壮大かつドラマチックに描かれており、まさに圧巻の一言です。ルネサンス期のヨーロッパに興味がある方には必見の作品です。
  • ディスカバー・ジャパン――これは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。 時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!

    明治時代の日本を旅した英国人女性、イザベラ・バードの冒険譚。


    『ふしぎの国のバード』は、19世紀末の日本を舞台に、英国人女性探検家イザベラ・バードが体験した冒険を描いた歴史漫画です。

    主人公イザベラは、明治時代の日本に渡り、当時の日本の風景や人々の生活を観察しながら、北海道から琉球までを旅します。彼女の目を通して描かれる日本の姿は、新鮮で驚きに満ちています。物語は、イザベラの視点を通して、異国の文化に触れる驚きや、時代の変遷による日本の変化を描き出します。旅の途中で出会う人々との交流や、日本の自然美が繊細に描かれ、読者にまるでその場にいるかのような臨場感を与えます。イザベラ・バードという実在の人物の冒険を基にしたこの作品は、歴史と冒険が見事に融合した珠玉の一作です。
  • 神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーの秘密を知る。その秘密とは…!?第二次世界大戦を背景に、三人のアドルフの運命を描く著者の代表作・第一弾。

    ナチスの台頭と共に交差する三人のアドルフ。運命に翻弄される彼らの行方は――。


    『アドルフに告ぐ』は、ナチス・ドイツの台頭を背景に、運命に翻弄される三人のアドルフを描いた手塚治虫の歴史大作です。

    物語は、ヒトラーを含む三人のアドルフの人生が交錯し、次第に悲劇へと向かうさまを描いています。在日ユダヤ人のアドルフ・カミル、ドイツ人と日本人のハーフ、アドルフ・カウフマン、そしてアドルフ・ヒトラー。それぞれ出自の異なる主人公たちは、民族や信仰、政治の渦に巻き込まれ、過酷な選択を迫られます。カミルとカウフマンは親友同士でしたが、ヒトラーがユダヤ人の血を引いているという事実を知ったことにより、数奇な運命を辿ることとなります。

    手塚治虫の鋭い社会批評と、人間の本質を描く力が光るこの作品は、歴史の闇を鮮烈に浮かび上がらせます。ナチス時代の暗い影が刻まれる中で、三人のアドルフがたどる運命は、読者に深い衝撃を与えることでしょう。

    物語は、戦争と平和、人種差別の問題に鋭く切り込み、今なお色褪せないメッセージを持ち続けています。歴史漫画の金字塔ともいえるこの作品を、ぜひ一度手に取ってください。
  • 僕は知りたい、世界の全てを。 17世紀。英国公認の海賊船に、博識かつ好奇心旺盛な探検家・ダンピアも乗船した──。 未知の世界を食べて調べる、実在の人物と史実をもとにした海洋冒険飯漫画! 作品世界をより深く楽しめるコラムやスピンオフ4コマ他、 単行本用の特別描き下ろしを多数収録! 【目次】 CHAP.1 道なき未知へ CHAP.2 無人島大学 CHAP.3 満ち足りた置き去り CHAP.4 イグアナ・コレクション CHAP.5 カウリーの素敵な島 CHAP.6 ジャングルの歩き方 CHAP.7 人生は船の上 CHAP.8 ブランコ岬の虜 (1)

    大航海時代の食卓を描く、美味しさと冒険が詰まった物語。


    『ダンピアのおいしい冒険』は、17世紀の実在の冒険家、ウィリアム・ダンピアを主人公に据え、彼が世界を巡りながら様々な食材や料理と出会う様子が描かれた作品です。

    ダンピアが新しい土地を訪れるたびに出会う、未知の食材や料理の数々。読者は彼とともに、その土地ならではの料理や食文化を体験できる点が大きな魅力です。特に、当時の西洋社会にとって未知だったエキゾチックな食材や料理が登場することで、歴史とグルメが織り交ぜられた新しい感覚の物語を楽しめます。

    ダンピアは好奇心旺盛で、何よりも「知識」を求めた冒険家でした。武力や腕力ではなく、己の知力で危機を乗り越えていくダンピアのキャラクターに好感を覚える読者も多いのでは。

    歴史とグルメの融合: 歴史的な背景や時代考証がしっかりしており、単なるグルメ漫画を超えた、知識欲を満たす作品となっています。歴史好きな読者も、グルメ好きな読者も、どちらも楽しめる要素が詰まっています。
  • 中世イングランド。白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代…。 ヨーク家の三男・リチャードにはある秘密があった。それは、男女両方の性を持つということ。己を呪うリチャードは残酷な運命に導かれ、悪にも手を染めていくが……!? シェイクスピアの史劇「リチャード三世」を原案に描かれる運命のダーク・ファンタジー!!

    英国薔薇戦争の闇に咲く、運命に翻弄される王族の物語。


    『薔薇王の葬列』は、シェイクスピアの戯曲『リチャード三世』を原作としながらも、独自の視点と設定で展開するダークファンタジーです。

    主人公リチャードは、男女両性具有という異質な身体を持ち、王家の血筋に生まれながらも、その存在を忌避される運命を背負います。物語は、彼の内なる葛藤と、王位を巡る激しい権力争いが交錯する中で進行します。中世ヨーロッパを舞台に、華麗かつ陰鬱な世界観が描かれ、リチャードの苦悩や成長、そして運命に立ち向かう姿に心を揺さぶられます。特に、リチャードとヘンリー6世の悲劇的な友情には、思わず涙を流してしまった読者もいるのでは。

    繊細で美しい絵柄が魅力の本作品、ダークで重厚な世界観が好きな方にもぜひ手にとっていただきたいです。
  • 18世紀フランス革命前夜。平民の出ながら、ヴェルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇る“仕立て屋”がいた。彼女の名はローズ・ベルタン。悲劇の王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。

    フランス革命前夜、時代を変えた一人の女性仕立て屋の物語。


    『傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン』は、フランス革命前夜を舞台に、ファッションの力で時代を変えた実在の女性仕立て屋ローズ・ベルタンの生涯を描いた歴史漫画です。

    主人公ローズは、ファッションの力で人々を魅了し、フランス宮廷で絶大な影響力を持つようになります。彼女の手掛けるドレスやアクセサリーは、王妃マリー・アントワネットをはじめとする貴族たちに愛され、革命の時代の象徴となっていきます。物語は、ローズの創造力と情熱、そして彼女が生きた時代の激動が描かれ、読者に深い感動を与えます。磯見仁月の美麗な作画と、華やかさと悲哀が交錯する物語が、フランス革命期の歴史を鮮やかに浮かび上がらせています。ファッションと歴史が交錯するドラマチックな一作です。

中国史

  • 時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!! 2013年、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!

    戦国の乱世を駆け抜ける信と仲間たちの壮絶な戦いの物語。


    『キングダム』は、中国戦国時代を舞台に、天下統一を目指す若き秦の始皇帝・嬴政(えいせい)と、その忠臣である主人公・信(しん)の成長物語を描いています。

    物語の主人公、信は戦災孤児でありながら、天下の大将軍になる夢を抱いています。信は当初、戦場で名を上げたいと願うただの下級兵士にすぎません。しかし、戦を通じて経験を積み、仲間たちと共に成長していきます。特に、彼と嬴政の信頼関係が物語の中心にあり、二人の友情や協力関係がストーリーを強力に引っ張っていきます。また、非常に強力で個性的な敵キャラクターも本作品の魅力。趙国の「三大天」と呼ばれる強力な武将たちや、戦術家の李牧(りぼく)など、各国の猛者たちが信の前に立ちはだかります。戦略家たちが繰り出す緻密な戦術や、各武将が戦場で見せる判断力など、リアルで緊迫感のある合戦シーンにドキドキハラハラすること間違いなし。

    原泰久先生の描く絵の魅力も大きく、物語の迫力をさらに引き立てています。特に戦闘シーンでは、武将たちの表情や動き、軍勢のぶつかり合いがダイナミックに描かれ、読者を一気に物語の世界へと引き込みます。巨大な軍隊の動きや、個々の戦士たちの戦いが緻密に描写されており、視覚的にも大変楽しめる作品です。
  • 紀元前221年の中国。始皇帝の圧政、重税に民衆は苦しんでいた。大望を抱き、秦帝国を倒そうとする英傑たち!項羽、韓信、張良が歴史の表舞台に登場する。そして後に「漢」を築く劉邦は、自分の運命も知らず田舎町沛県で気ままな日々を過ごしていた!歴史巨編第1弾。

    圧政の秦を討ち、乱世を駆け抜ける英雄たちの壮絶な戦い!


    『赤龍王』は、中国史の中でも特に激動の時代である紀元前2世紀を舞台に、天下統一を目指す英雄たちの壮大な物語を描いています。秦の始皇帝が中華を統一したものの、その圧政は民を苦しめ、始皇帝の死後、天下は再び乱れ始めます。この混乱の中で頭角を現すのが、片田舎の農村で生まれた劉邦と、亡国・楚の将軍の血を引く項羽です。

    劉邦は、はみ出し者たちを纏め上げ、徒党の頭として乱世に挑みます。一方、項羽は叔父・項梁に従い、呉中の地を支配しながら勢力を拡大していきます。やがて、両者は楚の軍を率いて秦に挑み、ついに秦を滅ぼすことに成功しますが、功績を上げた劉邦は辺境へと追いやられ、楚の実権は項羽に握られてしまいます。

    しかし、劉邦は表向きは楚に従うふりをしながら、密かに力を蓄え、漢の建国を宣言。現地の民の支持を得た彼は、各地の英傑たちと手を組み、項羽との最終決戦に挑むことになります。史実を踏まえつつも、オリジナル要素が加えられた『赤龍王』は、壮大な歴史ドラマと個性豊かなキャラクターが織りなす、読み応えのある作品です。歴史ファンや戦記物が好きな方には特におすすめです。
  • “乱世の姦雄”と呼ばれ、中国史上に巨大な悪名を残した英雄・曹操孟徳。だがその破格な生き様は、天に愛された者のみが持つ輝きに満ちている。この物語は、その輝きによって照らし出される新たな「三国志」である。

    新たな視点から描かれる、英雄・曹操の覇道を突き進む物語。


    『蒼天航路』は、三国志の英雄・曹操を主人公に、その波乱万丈な生涯を描いた歴史漫画です。

    物語は、曹操の少年時代から始まり、彼がいかにして乱世を生き抜き、天下を目指したかを独自の視点で描き出します。曹操の冷静な戦略家としての顔と、熱い人間性を兼ね備えた魅力的なキャラクターが、読者を魅了します。戦乱の中での豪胆さや敵を圧倒する戦術はもちろん、曹操自身の思想や信念が物語の核となっており、彼のカリスマ溢れる行動に読者は引き込まれます。物語は壮大なスケールで描かれながらも、時折見せる哲学的な問いかけや内省が、読者に深い印象を与えます。

    王欣太の緻密な作画と、史実を巧みにアレンジしたストーリーが融合し、三国志を題材にした作品の中でも特に異彩を放つ作品です。歴史の裏側にある人間ドラマと、壮大な戦いの描写が交錯する『蒼天航路』は、歴史漫画の枠を超えた深い魅力を持っています。三国志好きはもちろん、ドラマチックな物語を求める方におすすめの一作です。
  • 最古にして最高の兵法書『孫子』。その名を冠する軍神は二人存在する――戦乱の世が続く中国戦国時代。戦国七雄が一国・斉に現れた異形の英傑・孫ビン。彼こそ孫子の血を引く“もう一人の孫子”であった。古代中国史を轟かす壮大なる物語が幕を開ける!!

    戦略の天才・孫子が、戦国時代の中国で繰り広げる智謀と策略の物語。


    『ビン 孫子異伝』は、戦略の天才として名を馳せた孫子を主人公に、戦国時代の中国で繰り広げられる智謀と策略を描いた歴史漫画です。

    物語の最大の魅力は、戦闘や合戦が力だけではなく、緻密な戦略と知略で進行していく点です。孫武がその鋭い頭脳で戦局を読み、敵を打ち負かす様子が描かれ、戦術や心理戦の面白さが存分に味わえます。この作品では、伝統的な「孫子」のイメージとは一味違う、独自の解釈で描かれる孫武が登場します。彼は、冷静で知的なだけでなく、時に人間らしい悩みや葛藤を抱える人物として描かれています。孫武が兵法を通じて何を考え、どう生きようとしているのか、その内面的な成長も物語の重要なテーマです。彼のキャラクターがただの戦術家を超えた、複雑で奥深い人物として描かれている点が、この作品の魅力を一層引き立てています。

    孫子の知恵とその戦略が、いかにして戦国時代の戦場で力を発揮したか、その魅力を存分に味わえる作品です。戦国時代の激動の中で生き抜く知将・孫子の生涯をぜひ体験してください。

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