ラストイニング 42
夏の甲子園準決勝は中盤5回。
優勝候補の呼び声も高い
大阪代表・難波南洋(なにわなんよう)は、
緊急登板となったエース・藤村が
評判通りの力を見せつけて
サイガク打線を手玉に取る…!!
手負いの日高に、それでも託すしかない
サイガク野球部。
序盤の失点が大きく尾を引く展開の中、
ポッポに逆転の一手はあるのか!?
優勝候補の呼び声も高い
大阪代表・難波南洋(なにわなんよう)は、
緊急登板となったエース・藤村が
評判通りの力を見せつけて
サイガク打線を手玉に取る…!!
手負いの日高に、それでも託すしかない
サイガク野球部。
序盤の失点が大きく尾を引く展開の中、
ポッポに逆転の一手はあるのか!?
- 巻で購入 全44巻完結
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※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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人生の最大の敵、それは「鈍感」である
これは野村克也さんの言葉ですが、この『ラストイニング』という野球マンガは、「鈍感」であることは野球をする上で、そして人生において最大の敵だと、そんなことを伝えてくれた気がします。
野球は他のスポーツよりも止まっている時間が長いスポーツです。だからこそ相手を出し抜くために、配球を考えるキャッチャー、そしてサインを送る監督は常に「相手は何を考えているのか、次はどう動くか」を頭で考え続ける必要があります。
本作は「出し抜くこと」「裏をかくこと」を常に考えている監督が主人公です。行間を読むのが一番面白いスポーツだからこそ、剛速球を投げるキャラが躍動する野球マンガよりも、「出し抜くこと」に重きを置く『ラストイニング』は正しいと、私は思います。「鈍感」では、勝てませんよね。