ミドロの漫画

ミドロ

話 66 pt

「人魚は絶頂する時、真珠の涙を流すのよ」何処のと或る古物店には、本日も妖しいお客が1人。艶笑浮かべ女が差し出したのは…。絶海の孤島――そこは毎夜、男たちが欲望を満たさんと集う、人魚を抱ける島。その島で、天真爛漫な人魚の燐は思いを寄せた財閥の御曹司に水揚げされることを夢見ていた。念願叶い迎えた初夜…愛する男の腕の中で燐は絶頂に涙を流す。しかし、美しい真珠は人を狂わすには十分な代物で…。褥に渦巻く金と欲望。汚された純真は果たして…!?

荒井チェイサー / ミドロ

話 66 pt

「咲かせましょうか、復讐の花を…」学生時代に壮絶ないじめを受けていた過去を持つ理央。現在は自分の信じる正義を全うするために刑事の職に就いていたが、アイドル女優として人気の板野莉々のストーカー事件の担当を任されることになる。彼女の身辺を調べていくうちに、莉々が自分をいじめていたグループの一人だと気付く理央。整形、経歴詐称、枕営業、いじめ、芸能界の闇に触れる理央だったが、さらに自身の過去にまつわる恐ろしい真実を知ってしまい…。復讐で血塗られた狂気のサイコサスペンス開幕！

ミドロ

話 66 pt

「果汁のような体液、舐めると中毒になりますよ？」淫と死の香りを纏う美しい果実双子は、醜い人間の性欲に触れ、狂い始める――…果実のみを食べて生きる双子・藍と桂は、微笑めば甘い香りが漂い、体液は果汁そのもの。そして、その血を飲み過ぎれば中毒死する。その特異体質ゆえに、商売道具として十七年の歳月を生きてきた。そんなある日、「二人で子供を作れ。さすれば生涯安泰だ」と育ての親に命令される。そんなことをしたら、姉弟の関係が穢れてしまう…しかし、卑しい客の注文によって藍の痴態を見た桂は、劣情を抱いてしまい―…

霧島怜 / ミドロ / アサノクラ / 天野なすの / ルシオル編集部

巻 165 pt

妹は、幸せになるはずだった。 母子家庭に育ち、その母さえも早くに亡くした私と妹の美奈。 女優になりたいという彼女の夢を叶えることが、私の夢でもあった。 そしてついに美奈が女優として新人賞を獲得し、幸せを噛みしめていた夜。 ひとつの芸能ニュースが、私たちを地獄に突き落とした。 捏造された恋愛スキャンダルによって、女優としての将来を絶たれた美奈。 手のひらを返した世間や周囲からのバッシングによって妹はその命さえも―― 私は許さない。妹を貶めた相手を、裏切り者を、事件の黒幕を。 必ず復讐する。たとえ「悪役」として舞台に上がることになったとしても。