つげ義春の漫画
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巻693 pt
超現実を描く『ねじ式』など衝撃の名作集! 不安、緊張、そして心地よい無力感を生む、まさしく「夢」の増殖としか呼びようのない衝撃作『ねじ式』の他、『ゲンセンカン主人』『オンドル小屋』等、つげ世界の精髄を結集した必読の一冊。
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巻638 pt
しみじみ変で懐しい、つげ世界に導く1冊! 現実と非日常の間を自在に往き来する融通無碍の「つげ世界」は、読む者のそこはかとない憧憬を誘って止むことがない。永遠の詩情を湛える名品『紅い花』をはじめ『もっきり屋の少女』『二岐渓谷』等を収めた短編集。
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巻693 pt
1956年に貸本出版社の若木書房の「探偵漫画シリーズ」の1冊として刊行された単行本の完全復刻。「に来た男」「生きていた幽霊」「指をたべた男」「罪と罰」「奇人」の5編を収録した短編集です。それぞれは独立した短編となっており、たんなる謎解きにとどまならい人間心理の闇や不可思議さを巧みな語り口で描いている秀作です。子ども向けに描かれたものですが、大人が読んでも十分味わえる「奇妙な味」の作品集といえます。全作がオリジナルフォーマットで復刻されるのは、今回がはじめてです。付録として、著者の4年ぶりの肉声をおさめたインタビューを収録した小冊子付きです。
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巻693 pt
劇画台頭期に描かれた、異色スリラーの名作。1958年に若木書房から刊行された貸本単行本の完全復刻です。 密航に成功した少年がたどりついた島が物語の舞台で、そこは座礁した船の墓場でした。その島の灯台長である少年の父親の不可解な言動から謎が謎を呼び、灯台をめぐって事件が展開してゆきます。著者が江戸川乱歩に惹かれ、「四つの犯罪」など傑作ミステリを立て続けに描いていた時期の作品で、作者の健全なヒューマニズムやユーモアなどの資質が素直に表現される一方で、ニヒリスティックな面もうかがえる興味深い作品となっています。 著者の4年ぶりとなる連続インタビューが付録についています。
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巻2,750 pt
「夢と旅の作家」と称されるつげ義春。この鬼才には、もう一つの系譜・幻想恐怖の水脈が存在した。マンガ・美術界の至宝が創造した奇妙な味の短編を「怪異」の視点から再発見する! 現在講談社で全集が刊行され、改めてつげ義春が注目されている。従来のファン、そしてwebマンガ活況の現状の中、至宝の読み味を提示したい。【収録作品】夜が掴む/コマツ岬の生活/外のふくらみ/必殺するめ固め/ヨシボーの犯罪/窓の手/枯野の宿/初茸がり/クロ/行ったり来たり/鉄路/腹話術師
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巻2,860~4,400 pt
江戸時代前期、将軍徳川綱吉時代に行われた「生類憐みの令」を題材にした作品で、悪法に苦しむ人々を救う謎の使者白面夜叉の活躍を描いた単行本デビュー作『白面夜叉』。 不慮の死を遂げた恩師の仇を討つため、苦難の道を歩む剣士の姿を描いた『涙の仇討』。 亡き父を尋ね歩き、数奇な運命に巻き込まれた少女を描いた『愛の調べ』。 長編三作を収録。若き日のつげの、漫画への情熱がうかがえる力作群。
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巻693 pt
1958年6月に若木書房から刊行されたB6上製単行本の完全復刻。「暁の銃声」「戦雲のかなた」とともに「幕末もの三部作」といわれる作品。主人公は、坂本竜馬からたのまれて軍師早川に密書を渡そうと江戸に来た桂竜之介。竜之介は、スリの子丑松と片目の浪人ホクロと出会い物語は展開してゆきます。 新撰組を舞台に、でたらめな長屋の浪人たちを狂言回しとして、庶民の目線で維新の激動をみつめる作者の視点が光るのがうかがえる異色名作です。
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巻759 pt
▼第1話/ある一夜▼第2話/蟻地獄▼第3話/女忍▼第4話/なぜ殺らなかった▼第5話/ねずみ▼第6話/庶民御宿▼第7話/ヨシボーの犯罪▼第8話/魚石▼第9話/窓の手▼第10話/少年▼第11話/近所の景色▼第12話/ある無名作家 ●登場人物/私(語り手。くぼ地の集落に散歩に行く/近所の景色)。李さん(くぼ地にすむ朝鮮人。大きな雷魚を飼っている/近所の景色) ●あらすじ/うまそうな女か、まずそうな女か…、ピンセットで一センチほどさしてみるとほぼわかる。ピンセットの血を洗う。水の中でピンセットを小さく折り曲げ、手中にかくす。五十歳まで拘禁されたら、青春は、とりもどせない。なんとしてもかくし通さなければ…。いつか夢でみたような、どこかなつかしく残酷な超現実の世界(第7話)。▼私の家のそばに、くぼ地にバラック建ての家が並んだ一角があった。今にも朽ち果ててしまいそうだが自然のぬくもりが感じられる、そんな一角に散歩に出向いてぼんやりと過ごすことが好きだった。そうすることで気持ちが安まるのだった。しかし今、集落は立ちのき問題でゆれていた。そこに住む顔見知りの李さんは、一メートルはある大きな雷魚を飼っていて…(第11話)。 ●本巻の特徴/深層心理に光をあて展開される、印象的な風景を描いた表題作のほか、人間の欲望が関係性をゆがめていく皮肉な結末の作品群や、日常の中の生活の手ざわりを切り取ってみせる一連の作品など、独自の世界観が表現されている。 ●その他の登場キャラクター/女忍(第3話)、犬丸入道重勝(第3話)、助佐(第3話)、行商人Kさん(第6話)、私(第8話)、T君(第8話)、グロリア(第9話)、義坊(第10話)、カズ子(第10話)、安井(第12話)、奥田伸一(第12話)、木山君(第12話)●その他のデータ/発表された年・月~ある一夜(1958年12月)、蟻地獄(1960年 4月)女忍(1960年5月)、なぜ殺らなかった(1961年4月)、ねずみ(1965年2 月)、庶民御宿(1975年4月)、ヨシボーの犯罪(1979年9月)、魚石(1979年 10月)、窓の手(1980年3月)、少年(1981年7月)、近所の景色(1981年10月)、ある無名作家(1984年9月) 解説 ~川本三郎(評論家)
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巻693 pt
1957年に若木書房の「探偵漫画シリーズ」の1冊として刊行された貸本単行本の完全復刻です。「悪人志願」「覗き見奇談」「運地君の不思議な犯罪」「首」の4編を収録した、当時の貸本としては極めて斬新な描きおろしの個人短編集です。前回、復刻された「生きていた幽霊」とともに、不思議な味わいをもつミステリの佳作となっており、当時、白土三平や関西の劇画グループにも注目された作品です。宿場の逗留客がそれぞれ、奇妙な話を披露する形式で物語が語られてゆき、たんなる謎解きに止まらない人間心理の闇や不可思議さを巧みな語り口で描いています。前回の「生きていた幽霊」に続けて、著者の4年ぶりのインタビューを収録した小冊子付き。
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