アロマボーイの漫画

アロマボーイ / Bluestone

話77 pt

歌手を目指して上京した宮内司は悩んでいた。このままでは楽器店のバイトで一生を終えてしまうかもしれない……。なんとかビッグなチャンスを掴もうと、考えをめぐらす。そこで思いついたのが、それっぽい居酒屋に入って業界人と知り合いになることだった。藁をも掴む思いで司は近くにあった居酒屋、『徳兵衛』ののれんをくぐる。店のマスターと人生について語り合っているとき、現れた常連客は「音楽の先生」である磯部裕明という人物だった。その肩書きに少しがっかりしつつも、話を聞いていくうちに親密になった二人。終電のなくなった閉店間際、司は磯部に誘われて彼の部屋に行くことになったが……！？

アロマボーイ / Bluestone

話77 pt

譲ってもらった仕事に若干の後ろめたさを感じながら、竜堂は眠らない街を歩いていた。仕事の内容は、ある政治家と極道の密会現場を押さえる事。普段なら決して関わろうと思わない仕事なのに、今日は違っていた。なぜなら入社2年目の竜堂は悩んでいたから。同期の長谷川がガンガンスクープを上げているのに対し、自分は全く成果を上げられていない。そんな焦りが彼を突き動かした。幸運にもターゲットを見つけさっそく後をつける竜堂。しかし、カタギの人間が極道の目を欺くなどできるわけもなく、あっさり見つかってしまう。もうダメかも…そう思った竜堂を待っていたのは、本当に、心の底から意外な展開だった。