アロマボーイの漫画

アロマボーイ

話66 pt

時は戦国春秋時代。初代皇帝没後、燕の国の跡継ぎに選ばれたのは王忠というまだ若き青年だった。彼は弱き者を助けられる王になることを望んでいたが、弟の遠志は、そんな甘い考えでは国を救えるわけがないと密かに考えていた。悩む遠志の元に忍び寄るのは兄弟の家来である李明。意志を同じくする彼らは結託し、王忠を跡継ぎの座から追いやる計画を立てる。その思惑通り、王忠は宮殿を追われ、逃避行をすることになった。それも、自らの一番の信頼を置く家来でありながら、今回の計画の中心で動いている李明の親である、天獄と共に……。旅を続けているうちに、彼らの中にはその主従関係を越えるなにかがめばえ始めていくのだが……？

アロマボーイ

話66 pt

幼いころに両親と死別して里子に出された仰（アオグ）。里親に感謝はしているものの、どこか満たされない日常を送っていた。そんなとき、仰の前に突然立川と名乗る男が現れる。従兄弟だというその男が告げたのは、大好きだった祖母の死だった。悲しむ仰を見て、立川は提案する。「祖母の遺したアパートの管理人にならないか」と。この日常から脱することができるならばと、仰は二つ返事でそれを受ける。だが、アパートで彼を待っていたのは個性あふれる住人たちだった。彼らに翻弄されながらも、管理人の仕事をまっとうしていく仰。そんな彼に思わぬところから恋の予感がやってきて……！？

アロマボーイ / Bluestone

話77 pt

歌手を目指して上京した宮内司は悩んでいた。このままでは楽器店のバイトで一生を終えてしまうかもしれない……。なんとかビッグなチャンスを掴もうと、考えをめぐらす。そこで思いついたのが、それっぽい居酒屋に入って業界人と知り合いになることだった。藁をも掴む思いで司は近くにあった居酒屋、『徳兵衛』ののれんをくぐる。店のマスターと人生について語り合っているとき、現れた常連客は「音楽の先生」である磯部裕明という人物だった。その肩書きに少しがっかりしつつも、話を聞いていくうちに親密になった二人。終電のなくなった閉店間際、司は磯部に誘われて彼の部屋に行くことになったが……！？

アロマボーイ / Bluestone

話77 pt

譲ってもらった仕事に若干の後ろめたさを感じながら、竜堂は眠らない街を歩いていた。仕事の内容は、ある政治家と極道の密会現場を押さえる事。普段なら決して関わろうと思わない仕事なのに、今日は違っていた。なぜなら入社2年目の竜堂は悩んでいたから。同期の長谷川がガンガンスクープを上げているのに対し、自分は全く成果を上げられていない。そんな焦りが彼を突き動かした。幸運にもターゲットを見つけさっそく後をつける竜堂。しかし、カタギの人間が極道の目を欺くなどできるわけもなく、あっさり見つかってしまう。もうダメかも…そう思った竜堂を待っていたのは、本当に、心の底から意外な展開だった。

アロマボーイ

話66 pt

つまらない日常の連続に飽き飽きしていた赤也は現状の打破を求めて日々問題ごとに首を突っ込んでは、恋人の祐樹にいさめられていた。そんなとき、研究家であり発明家でもある祐樹の父親から仕事のヘルプ要請を受ける。イヤイヤながらも引き受けた赤也を待っていたのは「ガッシュブレス」という発明品だった。“世界の平和を守る”という信念のもと活動している博士から託された「ガッシュブレス」。それを手にしたとき赤也の体は光に包まれ、正義の味方「ガッシュライド」へと変身を遂げる！「ガッシュスーツ」に身を包んだ赤也を待っていたのは、自分と同じ「ガッシュブレス」を所持する三人の存在。果たしてその正体とは……！？

アロマボーイ

話66 pt

文化祭を控え賑やかさをたたえる私立宝生学園、それとは裏腹に柊音羽は保健室へと向かっていた。 そこには音羽を「子猫ちゃん」と呼ぶ保健医・秋津の姿が。そんなあだ名にうんざりしながらも、自らのことをよく理解してくれる秋津を信頼している音羽。しかし、ある日耳にしてしまった秋津の言葉、それは音羽に対する嘘でもあって……そんな嘘、自分にとってはどうでもいい！そう考える頭とは裏腹にもやもやと心を蝕む気持ちに戸惑う音羽。その気持ちの答えとは…？そしてその一方、音羽の担任・明石も、秘めた恋心に悩んでいて…… 学園内を舞台に紡がれる、生徒と教師のもどかしくも甘い恋を描くオムニバスストーリー。

アロマボーイ / AlaruM

話66 pt

教会で出会った少年、ジョシュアを一目見て恋に落ちたデイジー。“彼女”はジョシュアと結ばれる未来を夢見ており、やがてその夢は叶えられた。ただ一つ、どうしても口に出来ない秘密を抱えたまま……。だが、その幸せな日々は突如終わりを迎えることとなる。最も恐れていたことが現実となり絶望するデイジーと、平凡な恋人同士であったはずの自分達の前に立ちはだかる大きな壁に戸惑うジョシュア。彼らに襲いかかるのは、ひとつの苦難だけではない。ゆっくりと広がりつつあった、ある人物が抱えていた深い闇の存在も、二人の関係を脅かしていく……。ジョシュアとデイジーは数々の障害を乗り越え、もう一度幸せを取り戻すことができるのか。