坂崎理緒の漫画

坂崎理緒

話44 pt

久しぶりの主人との外食……気分の盛り上がった私たちは、つい公園でのエッチを楽しんでしまいました。そのとき、私はかすかに他人の視線を感じていたのです……でもこんな恥ずかしいところを他人に見られている。そう考えただけでいつも以上にアソコは火照り何度も昇りつめていました。 ふと気がつくと、そこには一匹の蜘蛛がいました。主人は気持ち悪いと踏み潰してしまったのです。 そしてその夜私は夢を見ました。1メートルはある大きな蜘蛛が、糸を撒き散らしながらこちらへ近付いてきて……その日以降、私の生活はなんだか変わってきてしまったのです。

坂崎理緒

話44 pt

私は帰ろうとしてもタクシーが捕まらなかった。タクシーが多く通る道路に出るには、不気味な坂を越えなくてはならない。 その坂は昔お城があった場所だ。城主が自分が逃げるために城に火をつけたといわれる。そのとき逃げ遅れて、たくさんの民衆が死んだ。 坂の上はどんよりと重い空気が漂って一人で歩くには勇気のいる場所だった。