山松ゆうきちの漫画
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巻440 pt
ボクは綺麗にお化粧しています。政治が悪いので人を殺してみました。でも警察はボクが殺ったと認めてくれません。お父様は好きです、でもボクは子供なので自由が欲しいです。強盗の叔父さんと心中してみました。やっぱりボクだけ生き残ってしまいました。ボクは白血病です、あとがないのに…。表題作「ああ!!あとがない」他に「知床峠の決闘」「まるだし馬鹿・悲愁編 テンコちゃんの日記」「異色戦記5 見すてられた兵」「異色戦記6 敗走」「ある銀輪青春譜・登録番号59」「ゆうきち人生劇場 がんばれ共産党」の全8話を収録。
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話33 pt
ボクは綺麗にお化粧しています。政治が悪いので、人を殺してみました。でも警察は、ボクが殺ったと認めてくれません。お父様は好きです。でもボクは子供なので自由が欲しいです。強盗の叔父さんと心中してみました。やっぱりボクだけ生き残ってしまいました。ボクは白血病です。あとがないのに…。「ああ!!あとがない」他に「知床峠の決闘(原作・間俊作)」「まるだし馬鹿・悲愁編 テンコちゃんの日記」「異色戦記5 見すてられた兵」「異色戦記6 敗走」「ある銀輪青春譜・登録番号59」「ゆうきち人生劇場 がんばれ共産党」を収録。
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話33 pt
二軍投手のコーヘイ。やっと先発に抜擢されたとき、知らせてきたコーチに風呂場で突き飛ばされ、ガラスに突っ込んで肩の筋を切ってしまう。また頑張って、今度は打者で一軍に昇格が決まったとき、またコーチにどやされた弾みにクルマに轢かれ、手を潰してしまう。誰も悪気はないのに、切なすぎます……
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話33 pt
咸臨丸でアメリカに行くのが夢だった山岡十三。極貧の村で育ち、妹のモトらを外国に売り、婚約者のユキも棄てて勉学に励んだ。だが病気のために夢破れ、故郷に帰る。一家は離散しユキも他人の嫁になっていた。絶望した十三はユキを犯して死ぬ。その時に身籠もった子が伊平太。不義の子として虐待されて育った伊平太は、ユキの死後帰ってきたモトに引き取られた。好きな春が女衒の哲に売られた事を知ると、春の後を追って密輸船に潜り込む。密輸船の英国人船長に哲が反乱を起こし、十三も荷担した。上海に上陸して、女たちは娼館の日本茶館に売られるが、春だけは言うことを聞かずに拷問を…。凄惨な裏日本史を描いた傑作!
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話33 pt
紅幇を使って日本茶館を襲い、女たちを奪っていく船長。哲に女たちを助けてきたら春をやると言われた伊平太は、決死の思いで奪還するが、春は別の男に想いを寄せていた。怒った伊平太は春を棄てる。歯を抜かれ、麻薬漬けにされ、男達に毎日性技を仕込まれる春。だがまた船長が襲撃して来、春を連れ去った。茶館が焼かれ哲が死に女衒を継ぐ伊平太。嵐で女を運ぶ船が転覆したとき、東郷平八郎の軍船に助けられた。そこで春を手元に置いた船長の船と遭遇するが、伊平太は春共々英国船を撃沈させた。日清戦争に勝ち、日本は国力を増していく。日露戦争も勝利、娼館を拡大させていく伊平太だった。明治大帝が崩御し、大陸へ…。
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巻220 pt
山松ゆうきち、五十六才、職業・漫画家。仕事が減り大好きなギャンブルにも思うように行けなくなった彼は、ある日、インドには漫画がないと聞いて一念発起!「無いものは売れるに決まっている。インドへ行って漫画本を出すぞおー」と単身インドへ!! 目標はインドで漫画本を作って大儲けすること…だが、言葉が全く分からず、空港からホテルに行くまでも一苦労。ホテルのボーイとやりあい、物乞いの少女に心悩ませ、オートリクシャの運転手に翻弄され…インドで漫画を出して大儲けするプロジェクトははたして成功するのか!? そもそも実現できるのか!? 作者が体当たりで挑んだ波乱万丈・唯一無二のインド体験エッセイ漫画!
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話33 pt
えらく強い殺し屋・神森神介。銃弾さえも日本刀で切り飛ばし、狙った獲物は首が飛ぶ。だが毎回、報酬を受け取った後で麻雀に誘われ、すってんてんに。家には極貧に堪える妻、子供達は栄養失調で次々死んでいく。もう麻雀はやらないと誓う神森だったが、やっぱり手を出し、飢えで一家全滅の憂き目に…。心を入れ替え、麻雀にもえら強になった神森は、カモにされてきた総理から36億円も勝ち取るが、今更持って帰っても…。人間の弱さとペーソスを、麻雀を通して描く怪作。
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巻110 pt
町に突然「神」がやってきた。その自称・神はボロボロの衣服をまとい、駅前で大声を張り上げて演説をするのだった。 「民よ聞け! この世に人間のいる限り争いは絶えない。世界に平和が訪れる日など永遠に来るわけがない! いや、ただ一つ平和への道がある。それは核を増やすことだ。世界中の国が核を保有すれば戦争は起こらん、双方が怖くて手が出せないのである」とこの調子で鬱陶しいことこの上ない。この自称・神は演説を終え、飯屋に入ると……?(「淫者の声」より) 山松ゆうきちの傑作短篇集!
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話33 pt
パチプロの山本岩五郎。白人でナイスバディのベティに、パチンコの手ほどきをしたのが縁で同棲することになった。不細工でチンコも小さいのに、なぜ?…と、みんなもビックリ。ところが元恋人(?)のマイケルにバッタリ会って、ベティが連れて行かれてしまった。きっと戻ってくると、岩五郎はマイケルに対抗するために身体を鍛えて…。「第1話」以下「第2話」「第3話」「第4話」「第5話」「第6話」「第7話」「第8話」「第9話」そして他に「パチンコ王正村」「清老頭の角」「絶体絶命」を収録。
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巻110 pt
花澤高等学校の番長(自称)上杉治には二つの顔がある。子分を従え喧嘩に明け暮れる学校での顔、そしてもう一つは、自宅での妹想いの優しいお兄ちゃんという顔だ。治は今度の中間テストで一番になり、常に学年一位のマドンナ・白木寒子と肩を並べ、あわよくばお付き合いする流れになっちゃったりして……などとムフフな妄想を膨らませながら勉強に励む。そんなある日、寒子の部屋のベランダに、群青色のパンティが干してあるのを見つけた治は我慢しきれず盗んでしまい……!? 山松ゆうきちが描く昭和の学園コメディ!
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話33 pt
ギャンブル専門の占い師、朝日奈五郎。修行によりギャンブルや人生を悟り、予言者として売り出していった。TVに出演して、競馬の予想をやらざるを得なくなり、儲けたお金で何通りもの馬券を買っておくが、唯一買い忘れた馬券が的中してOUT。嗚呼…。「私…予想する人」ギャンブルを愛し、裏切られていく男たちを描いたペーソス・ギャグ。
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巻110 pt
パチンコ・競輪・麻雀・女……そのどれもに異常なまでの探求心と執念深さを見せる甚一。自らを「知的中産階級」と位置づける彼は、しんどい思いをして働いた給料をギャンブルにぶち込む者を「低額所得者共」と切り捨て、あくまで生産的な事だけを行い勝負に勝つのをモットーとしている。今日も甚一はパチンコ店に繰り出し、入念な下調べの元導き出した「当たりの台」で勝負を仕掛けるのだったが……? 愛すべきギャンブラー・甚一とその弟分・安らが織りなす青春グラフィティ!
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話33 pt
敵の親分を千人の手下と共に殺した、笹川一義。刑務所暮らしを嫌って切腹しようとしたが、痛くて血が出たので中止。死刑判決を受けてまたまためげる。脱獄も出来ず、太って死刑を免れた話を聞いて、思いっきり喰いまくって太ろうとするが……!?
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巻440 pt
江戸末期の鳥取藩・因幡郡円柱寺村。間引きされかけた男の子・忌吉は、とろい上に盗み食いをして脚を折られた。役立たずと馬鹿にされるが、将棋を覚えて1文を賭けて勝負し、飢え死にを免れていた。だが願光和尚に負け、教えを請っていた。やがて父が死んで一家離散した忌吉は、寺に引き取られて碁も覚えた。鬼封じの天元打ちを教えた願光は、城に呼ばれての争棋で体力をすり減らし、忌吉に九登寺に行けと言い残して死ぬ。残された忌吉は願光の言葉に従うのだが……。数奇な運命に弄ばれた天才棋士の物語「奇手鬼封じ」ほか「賭け棋士誕生」「苦悩する忌吉」を収録。
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話33 pt
母に棄てられた西子。養子に貰われた先は、テキ屋夫婦。義父は暇なときは花札や麻雀に興じる乱暴者の平山次郎。養母はパチンコ好きの花子だった。花子は西子を可愛がってくれたが、西子は義父も義母も好きになれない。西子の修学旅行の金を、次郎が使い込んでしまい、何とか金を借りた花子だが、もっと増やそうとパチンコに遣ってすってんてんにしてしまった。「其ノ逸」女プロ雀師・西子の一代記。貧乏と賭け、日本が貧しかった時代のペーソスを、今一度噛みしめてください。
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話33 pt
どうしても子供に恵まれなかった空砲貝子が、48歳になってから産みだした子供が何と6人!50歳過ぎに産んだ6番目の子供は、無と名付けられた。親や兄弟に目を掛けて貰えず、遊び相手は犬や猿。そのせいか鉄棒が大得意になり、信じられないような技を見せた。オリンピック選手になれると踏んだスカウトが目を付け、契約金を積んで強化合宿に参加させるが、無は鉄棒から飛び降りることが出来ない…。
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話33 pt
2年生で花澤高校番長となった上杉。家は超貧乏で、アルバイトや内職の手伝いをする孝行息子でもある。強敵の久留米高校番長・久山から挑戦されるが、折悪しく上杉は盲腸炎に。手術を受け対決するが負ける。しかし相手の久山も、只一度負けた喧嘩が盲腸直後だった。勝負はお預けに…。「男の友情」高信太郎氏が史上最大の傑作と評した、ペーソス溢れる学園爆裂ギャグ。
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話33 pt
ブスで強すぎる女子レスラー・コンコルド朱美。私は彼女が弱い相手を徹底的に痛めつける姿が好きだった。国内に相手がいなくなりアメリカへ。タイトルマッチに負けて帰国すると、それからはずっと負け続けていたが……。
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話33 pt
大野上村にある晩田の池には、家よりも大きい魚がいるという伝説がある。おときばあは目が悪く、村はずれの小さな小屋にネコと住んでいた。ボクは3年生の時、おときばあの手紙を読んでやり、返事を書いた。5年生の時におときばあが死んだ。晩田の主に池に引っ張り込まれたんじゃないかと…。中学になって牧田と一緒に晩田の池の主を釣ろうとして、何度も失敗。最後には錨とロープを使って釣った。化け物みたいな魚だった。ボクはおときばあが釣れたと、叫んでいた。「オババが釣れた」他に「四コマ笑劇場」「戦なき敗北」「不思議の国の怪力男」「私ビョーキの味方です」「ローンウルフ」「死にたくなるまで待って」を収録。
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巻220 pt
広大な草原が広がるインド――まだ人間が原始的な集落で生活を送っている頃、その草原の主は、ライオンやトラなどの肉食動物ではなく、巨大なゾウたちだった。そのなかでも、山のように大きくて強い一匹の黒い巨ゾウを人間たちは「ヴァラナシ」と呼んで恐れていた。草原の秩序を重んじ、すべての動物たちの命の源である草原を焼く火事の元になる「火」を嫌い、また自分たちがその日食べる以上に動物を殺し果実などを穫る人間たちを「強欲な愚か者」と考えるヴァラナシは、山の民「ストロー(黄色い人)」の集落をたびたび襲っていた。石の武器しかもたないストローたちの攻撃はヴァラナシには通用せず、集落を蹂躙され、家や冬用の食糧を失うことに…。さらに海の民「ドラッタ(黒い人)」たちが草原に進出してくると、コブラの毒を塗った鉄製の武器を使うドラッタに太刀打ちできずストローたちは滅ぼされていく。草原を支配したいドラッタは「草原の暴君」として君臨するヴァラナシを排除すべく周到な罠を仕掛けて…。太古のインドの大地を舞台に人間とゾウたちの戦いが描かれる!
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