世界で一番、俺が○○(6)

ひとり死亡、ひとり重体…。不幸ゲームは、「ゲーム」と呼ぶには深刻すぎる局面を迎えた。そのことすら、サンプルのひとつに過ぎないと見做す冷酷な「セカイ」のなかで、ゲームの立て直しを図るナナミ。傍観を決め込んでいた柊吾にも変化が…。容赦なき物語はネクストフェーズへ!!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

あなたは自分にとって「一番の不幸」とは何か、考えたことはありますか?

幼馴染の男子3人のところに、ある組織の美女が現れる。「300日後、3人の中で最も不幸になった人は何でも願いを叶えてもらえる」という条件のもと、幸せになるためのゲームをすることに。『失恋ショコラティエ』の水城せとなが、3人の心理戦を巧みに描く!!
「300日後、3人の中で最も不幸になった人は願いを叶えてもらえる」という設定は非現実的ですが、作中の3人の揺れ動く心理描写は非常にリアルです。お互いをよく知っているからこそ、喜びを共有したり、時には相手の幸せを素直に喜べずに妬んだり…。何度も共感すること間違いなしです!
「幸せになりたい」と漠然と考えているすべての方に、読んでいただきたい作品です。

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