世界で一番、俺が○○(2)

柊吾・アッシュ・たろの幼なじみ3人のうち、300日後一番不幸になった者が願いを叶えるというゲーム。「柊吾とナナミ、たろとふみちゃんを、それぞれくっつけて幸せにし、相対的に自分が不幸になって勝利する」という計画を実行に移すアッシュ。偶然出会った謎の男から「お前は負け組で終わる」と言われる。アッシュは幼なじみの関係を「壊す」ことを選ぶのか!? 馴れ合いで参加したゲームは徐々にダークサイドに傾き始めた。

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

あなたは自分にとって「一番の不幸」とは何か、考えたことはありますか?

幼馴染の男子3人のところに、ある組織の美女が現れる。「300日後、3人の中で最も不幸になった人は何でも願いを叶えてもらえる」という条件のもと、幸せになるためのゲームをすることに。『失恋ショコラティエ』の水城せとなが、3人の心理戦を巧みに描く!!
「300日後、3人の中で最も不幸になった人は願いを叶えてもらえる」という設定は非現実的ですが、作中の3人の揺れ動く心理描写は非常にリアルです。お互いをよく知っているからこそ、喜びを共有したり、時には相手の幸せを素直に喜べずに妬んだり…。何度も共感すること間違いなしです!
「幸せになりたい」と漠然と考えているすべての方に、読んでいただきたい作品です。

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