血の轍 13
比類なき物語は、遂に「本章」へ!!
「ありがとう。ひとごろしになってくれて。」
そう吐露したママの首を、思わず法廷で絞めた
衝撃の少年審判から約20年ーー
静一は、生きていた。
ママに翻弄され、挙句、人を殺めた。
でも彼女に何も響くことはなかった。
それでも、生きてきた。
なぜーー?
「ありがとう。ひとごろしになってくれて。」
そう吐露したママの首を、思わず法廷で絞めた
衝撃の少年審判から約20年ーー
静一は、生きていた。
ママに翻弄され、挙句、人を殺めた。
でも彼女に何も響くことはなかった。
それでも、生きてきた。
なぜーー?
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- 巻で購入 全17巻完結
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※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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若く美しい母・静子から溺愛されている中学2年生の静一。
クラスの女子・吹石に淡い思いを寄せたり、従兄弟のしげると遊んだり
ごく普通の中学生として暮らしていた彼の日常は
夏休み中に両親としげる一家との登山中に起きた事故から明確に壊れ始めます。
事故当時に母が取った行動が信じられず、彼女の一挙手一投足に過敏になる静一。
静一の心境を知ってか知らずか、吹石と静一の関係の進展を露骨に阻み、抑圧する静子。
抑え込んでいた苦しみと狂気を解き放ち始めた母と、静一はどう闘っていくのでしょうか?
事故の真相が明らかになるかどうか、というサスペンス要素もあり、
とにかく緊張感がすさまじい一作です。