「しばらくの間よろしく頼むよ。仮の婚約者殿」"仮契約"を終え、とろけるようなキスを交わしたアルストとスリア。しかしスリアは、次期国王候補のアルストに比べれば自分の命は重くないと考え、"本契約"を結ぶべきだったのではないか……と思い悩んでしまう。しかし、アルストはスリアのそんな悩みに気づいているようで……。
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「…ほら、口を開けて、舌を出して」殿下のとろけるようなキスで、思考も溶けていって――平均寿命が300歳とされるヘキエイ伯爵家の令嬢・スリアは、アスラ王国の第二王子・アルストとの縁談を持ちかけられる。竜になることができる能力を持ち、さらには次期国王候補であるようなアルストがなぜ自分に縁談を……と疑問に思っていた最中、スリアは何者かに攫われてしまう。そんなスリアを、【竜化】したアルストが救い出したものの、アルストはその場で倒れてしまう。――実はアルストは竜化を繰り返したことにより命を削られており、そのため余命いくばくもない状態だった。そこで、長命であるスリアと【婚約】することで、スリアの命を分け、アルストを延命させる必要があった。ひとまず【仮契約】をすることで、期限付きでアルストを延命することとなる。しかし、命を共有するためには【情事】が必要で……!?
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「しばらくの間よろしく頼むよ。仮の婚約者殿」"仮契約"を終え、とろけるようなキスを交わしたアルストとスリア。しかしスリアは、次期国王候補のアルストに比べれば自分の命は重くないと考え、"本契約"を結ぶべきだったのではないか……と思い悩んでしまう。しかし、アルストはスリアのそんな悩みに気づいているようで……。
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「気持ちがいいと涙がでちゃうんだね」アルストに舌を深く絡められて、あそこに指を何度も出し入れされて……。アルストの命をつなぐためにも最後までする必要があるにも関わらず、アルストは本契約をしなかったときのことを考えて、一向に一線を超えようとしない。「でしたら、せめてその、手で、させてください」そうして提案すると、アルストのあそこが現われて……。「スリア嬢……もう少し早く……」アルストの余裕のなさそうな表情にスリアも手が止まらず……?
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「生きてください。殿下がいなくなったら悲しいです。」――竜化能力が発現したことにより、レンリは酷な状況にあったと過去を語るアルスト。「結局僕が生き長らえることで兄上を苦しめることになったね」そういうアルストを、スリアは泣きながら抱き締め、二人はベッドに行き……。アルストの指が、何度も入り――「初めのころより大分ほぐれたかな。指3本は入った」そう言われ、スリアの欲求はどんどん止まらなくなり……?
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スリアとアルストの婚約を祝う夜会に赴いた二人。男性に見惚れられているスリア、女性に見惚れられているアルスト、各々が各々にやきもちを焼いてしまって……。そんな中、スリアは果実酒を飲んで気分が悪くなってしまう。そんなスリアにアルストは口移しで水を飲ませてきて……。
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「竜殺しの短剣」について調べるため、ヘキエイ家に赴いたスリアとシュイ。情報を得て帰宅したスリアは、アルストにお風呂に誘われて…? 「これだけ体を重ねても一緒にお風呂は恥ずかしいの?」そう言って、アルストに耳をかじられて…!?
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和平交渉のためクノブに向かうアルスト一行。熱を出したスリアは一人城に残っていたが、不審な者が侵入。よく見ると侵入者の正体はレンリで……!? レンリの狙いは「竜殺しの短剣」だと気づいたスリアは、シュイの分身を連れてレンリを追うことに――。
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アルスト・スリア暗殺未遂により、レンリは幽閉されることに。せっかくアルストとレンリは長年の思いを打ち明け合ったのに兄弟引き離されることに疑問をもったスリアは、二人の父である国王陛下に直談判することに……!?――二人の命をつなぐ契約婚、最終話。
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竜王子の婚姻 その契約は甘くて淫らに蕩ける
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未白みね
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