SANDA 6
忘れがたい経験となった未成人式が終わり、三田たちは新たな日常へ。生田目との対決以来、すっかり学園に馴染んだ柳生田のもとに大渋学園長から恐ろしい贈り物が送られて…? さらに柳生田が所属している「赤衣の特捜隊」にも新たな動きが…? 板垣巴留が描く近未来ヒューマンドラマ、新章突入&新キャラ続々登場!!
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子どもはいつだって大人に守られるべき存在。でも、「大人」と「子ども」の境界線は曖昧です。
…なんだか奇妙な関係ではないですか?
2080年、日本。15歳未満の子どもの数は、人口のわずか0.1%になっていました。
大人は子どもに敬語を使い、彼らの寝食や教育は学校によって管理されています。
三田一重も、大黒愛護学園で保護される子どものひとりでした――雪が降るクリスマスに、同級生の冬村四織に殺されかけるまでは。
冬村は、突如行方不明になった親友の小野一会を見つけ出すため、三田に眠っていた「とある呪い」を利用しようとしたのです。
自分を信じる「子ども」の存在で力に目覚めた三田は、冬村とともに小野探しを始めたはずが、誰もいない教室でひとり佇む小野を見つけて…!?
子どもを守るための強大な力は、三田を迷わせ、傷つけます。
しかし、その葛藤を経て強くなる彼の姿は、「大人」の今に至るまでに私たちが悩んだ経験と重なり、愛しさや親しみを覚えるでしょう。
『BEASTARS』の板垣巴留先生、注目の最新作!
各話タイトルの美しさも必見です。