香山哲の漫画
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巻550 pt
仕事、恋愛、人間関係…、果ては唯一の趣味のマンガすらも満足に描けない。なにもかもが上手くいかず、若さを持て余す青年、中道シーゲル。だがこのシーゲルの隠れた才能を知るメフィストフェレスと出会うことで、自身が持つただ一つの能力「懐力(ノスタルヂカラ)」に覚醒! メフィストフェレスによって一度死ぬことを決意し、新たな世界「β世界」に旅立った! 6年の歳月をかけて作られた、「少し低い孤高」の漫画家、香山哲の半自伝的作品。第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦作品。(※本作品は紙書籍『香山哲のファウスト1』を分冊しています)
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巻550 pt
ヨーロッパ在住の漫画家、香山哲はポーランド滞在時にカフェで出会った男から「心のクウェート」という妙に魅力的な響きの国の話を聞いた。さて、著者はさっそくその地を目指し、ドイツ・ベルリンから架空のヨーロッパ世界を舞台に空想の旅に出る。初めて訪れるさまざまな国の文化、生活を楽しみ、街の様子からその社会を分析しつつ、旅を続ける著者が辿りついた「心のクウェート」とは。そこで見つけた大切な「心のあり方」とは。紀行エッセイの形式をとりながらも随所にフィクション、空想、哲学的思索を巡らせた内面の旅の記録でもある。(※本作品は紙書籍『心のクウェート』を分冊しています)
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巻550 pt
『心のクウェート』の香山哲の絵の個展「水銀」の記録。初の個展を開くにあたって、準備の仕方から不安との付き合い方、開催してから展示終了までを丹念に描く。下巻には実際に展示された作品の写真と解説も。(※本作品は紙書籍『水銀柱』を分冊しています)
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巻880 pt
ドイツ、首都ベルリン。ベルリンといえば、壁、ビール、ソーセージ。だけじゃなくって、様々な文化、様々な人々…、パリや東京とも並ぶ国際都市だ。そんな街で僕は…、僕は…、あんまり何もしていない! ベルリンという街に「なんとなく」で移住してしまった僕は、派手な観光も、胸躍る冒険もなく、ただ毎日を平凡に過ごしている。そんな僕を人はいつも「うわの空」だというのだけれど、僕なりに、些細だけれども大切なものを集めている。 ベルリンでぼんやり生きる僕の生活の記録と、街から得られる空想と、平凡な毎日ゆえに楽しめる、ちょっと小さな冒険の書。
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巻891 pt
海に挟まれたこの地には、4つの国があった。人々はその土地ごとに、さまざまな暮らしを送っていた。 北方の国レタイトの集落に住む少年・カンカンは最近、どうも納得がいかない。「自分の町の誰も買えないものを作るようなことは、なんかおかしい気がする」。 生活に苦しむ人々や、町に漂う閉塞感を感じていたカンカンはある日ふと、外の世界に出てみよう、と考えたのだった。 生きるための旅に出よう。力を持たざる者たちによる「居場所発見」ファンタジー!
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