世界でいちばん遠い恋【電子限定かきおろし漫画2P付】 2
「五十鈴、オレはまだ友達?」
重度の感音性難聴で人を頼ることが下手な五十鈴は、
自由人だけど優しい十嘉に徐々に弱みを出せるようになっていく。
十嘉は、知らない景色をたくさん見せ、”可愛い”と真っ直ぐ伝えてくれるはじめての人。
五十鈴のことを余すことなく知ろうする十嘉と接するうちに、
これまで抑え込んでいた感情を自覚するようになる。
”十嘉くんの声が聴きたい――…”
重度の感音性難聴で人を頼ることが下手な五十鈴は、
自由人だけど優しい十嘉に徐々に弱みを出せるようになっていく。
十嘉は、知らない景色をたくさん見せ、”可愛い”と真っ直ぐ伝えてくれるはじめての人。
五十鈴のことを余すことなく知ろうする十嘉と接するうちに、
これまで抑え込んでいた感情を自覚するようになる。
”十嘉くんの声が聴きたい――…”
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スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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公園で倒れている十嘉(トウカ)を助ける五十鈴(イスズ)。
十嘉は異質の才能を持つバイオリニスト。五十鈴は重度の難聴を患っており、ほとんど耳は聞こえていません。
ひょんな事から出会った正反対なふたりが、お互いを知って徐々に心を通わせてゆく物語。
光と影の演出がとても印象的な本作、作者の麻生先生の仰っているように、ゆっくり優しく進む、柔らかい雰囲気がとても素敵です。おしゃれだなぁ。
バイオリンの演奏が独りよがりと批判されることに悩む十嘉。彼は耳の聞こえない五十鈴を通して、今までとは違うアプローチで音の姿をとらえようとしていきます。
自分にはない視点を持つ五十鈴の存在は十嘉の中で少しずつ大きくなってゆき、やがて恋へと発展していくのですが、このタイミングがふたり一緒ではないのも当然で…。
一歩間違えれば恋人としてはおろか、友人同士ですらいられなくなってしまうのではないかと感じさせる繊細さ!見守ってあげたくなるふたりの関係がもどかしくもたまりません。
出会いこそ偶然だったふたりが、互いにかけがえのない存在になっていく様子が尊い。
ふたりのこれからが楽しみです。
みなさんも是非一緒に彼らを見守りませんか。
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