彼、岸島(4)
この島、何かがおかしい……。吸血鬼と人間が争う「彼岸島」で、人間のまま吸血鬼たちと働くことになった抵抗(レジスタンス)組織の青年「岸島」。彼、岸島が、人間目線で吸血鬼の世界にツッコみまくる。ありそうでなかった、『彼岸島』公式スピンオフ。
人間のまま死ぬか、吸血鬼として生きながらえるか。流れに身を任せ続けた男・岸島に訪れる、選択の刻(とき)ーー。さらば、岸島。明に、篤に、雅(みやび)に……彼岸島に全身全霊でツッコみ続けた男の、壮絶な最期……。
人間のまま死ぬか、吸血鬼として生きながらえるか。流れに身を任せ続けた男・岸島に訪れる、選択の刻(とき)ーー。さらば、岸島。明に、篤に、雅(みやび)に……彼岸島に全身全霊でツッコみ続けた男の、壮絶な最期……。
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スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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本編とどう違うの!?と思った方…私も同じ思いで読み始めました。
が、期待以上のギャグマンガでした…。
原作が怖くて読んでいない方も、原作ファンの方も楽しめる作品になっています!!
松本光司先生が描く「彼岸島シリーズ」は
『彼岸島』
『彼岸島 兄貴編』
『彼岸島 最後の47日間』
『彼岸島 48日後…』
と、今も続く人気作品。
主人公の宮本明は行方不明になった兄・篤を探すため彼岸島に渡りますが、そこは雅という鬼によって吸血鬼にされた人間が跋扈する島でした。
明たち「人間軍」と、雅率いる「吸血鬼軍」、人類滅亡をかけた戦いを行う。というのが本編のストーリーですが、今回の『彼、岸島』は、そのシリーズに登場するモブキャラが主人公というスピンオフ作品です。
今回の主人公は、吸血鬼に対抗する対抗組織に所属している岸島(きしじま)。
戦いの現場で岸島の目がたまたま充血していたため吸血鬼と間違われ(吸血鬼は目が赤黒いという設定です)殺されそうになったところ、逃げた先で出会った吸血鬼にも仲間と思われてしまい、吸血鬼の一員として戦いを見守ることに…。
この『彼、岸島 』は本編『彼岸島』でいうところの18巻に収録されている教会のシーンから始まりますが、本編のあの謎のシーンにはこんな経緯があったのか!!と、衝撃を受けました。
『彼、岸島』の特徴として、本編のどの巻にまつわるシーンに繋がるのかが記載されており、本編を読んでいる方は楽しさ倍増!という仕掛けがされているのです。
本編だと当たり前のように進んでいく物語ですが、主人公の明や雅の行動、周りのキャラにツッコミたくなった方は多いはず。
心の中で入れていたツッコミを岸島が言ってくれるので、「そうそう!そこ可笑しいよね!」と素直に笑うことができるのです!!
また、人間でありながら吸血鬼に勘違いされてしまう岸島の不遇さも、可愛そうですが思わず笑ってしまいます。
スピンオフを描いているのは佐世保太郎先生ですが、松本光司先生の独特な絵のタッチを見事に再現しています。
是非『彼岸島』本編と照らし合わせて読んでみてください!!
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