とげとげ

穏やかな者が、世の「角」の格差社会を正す!! 原因不明の難病で、死期が近い藍馬純緒(あいばすみお)。彼には自分の頭にある折れていく角が見えていた…。そんな純緒の病室に、立派な角を持つ鬼、エネミーが! 彼女が現れたことでほかの人の角も見えるようになった純緒は、エネミーに角を狙われるが…!? 果たして角とは一体!?

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  • とげとげ 1

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  • とげとげ 2

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    角を廻る剪定者となった純緒の正義とは!!? 普通の人には見えない、生命力の源である角を見ることが出来る藍馬純緒(あいばすみお)。原因不明の難病であった彼は、鬼のエネミーの角の一部を受け取ることで回復し、彼女と契約して、世の角のバランスを正す剪定者の候補となった。そして、正しいこととは何かを迷う中で、純緒はエネミーの導きで鬼門へ出頭することに。そこでエネミーの上司であるエンマーと出会い、剪定者として己がどうすべきかを知る。しかし、鬼門から帰還した純緒に課せられた任務は、憧れの友人の角を折ることで…!?
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    その願いが“咎”だとしても、そばにいたい―― 彼岸から来た鬼、エネミーと出会い、生命力の源である角を一部受け取ることで難病から回復した藍馬純緒(あいばすみお)は、悪人が溜め込む角を折りバランスを正す剪定者となる。最初の任務で純緒は憧れの友人、武早の角を折り彼の尖人たる願いを阻止するが、彼を狙うもう一人の剪定者が現れる!? 純緒は友人を逃がすため、正義を掲げる剪定者、新屋敷 改(あらやしき あらた)と戦うが、自分は正義のためには戦えないと悟り、角が折られるのを受けようとした。その瞬間、懐かしい記憶が流れ込み、純緒をかばって傷ついたエネミーが幼なじみのえみーだと知る。二度も彼女を失いたくない純緒は、改の角を折り、えみーを助けようとするが…!?
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    剪定者、それは正義か? 次なる権力者か? 純緒(すみお)は鬼であるエネミーとの契約によって悪人の角を折る剪定者となった。自分をかばって傷ついたエネミーが実は亡くなった幼なじみのえみーだと知った純緒だが、エネミーは鬼門の向こうの彼岸に捕らわれて極刑を待つ身となってしまった。彼女に会いに行くためには角を集めなければならない。仲間の剪定者たちと共に「角の上納会」に潜入した純緒が出会ったのは…?
  • とげとげ 5

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    正義を疑わぬ支配者を挫くのは、正義を疑う者。 鬼のエネミーと契約したことで悪人・尖人の角を折る剪定者となった純緒(すみお)。エネミーの正体は死んだ幼なじみのえみーだったが、彼女は違反により彼岸に捕らわれ、極刑を待つ存在に。再びえみーに会いに行くため角を集める純緒だったが、他人の角を折る行為に葛藤を抱える。それでも大量の角を得るため、巨大な角を持つ尖人のもとを訪れるが…!?
  • とげとげ 6

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    【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】ただ、君に伝えたい。前を向いて生きていける――と。 鬼のエネミーと契約したことで悪人・尖人の角を折る剪定者となった純緒。彼岸に捕らわれたエネミーの正体が死んだ幼なじみのえみーだと知り、もう一度会うために角を集めていたが、他人の角を折ることに葛藤を抱く。だが、角の力で尖人を操り世界を支配しようと剪定者の守戸が動き、苦闘の末に撃退。彼岸への扉を開けるほどの角を手に入れる。ついに彼岸を訪れた純緒は、えみーと会うことを許さないというエンマーと…!?

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

穏やかで優しい少年、藍馬純緒(あいば すみお)は10歳の頃から人には見えない角が見えていた。自分の角には初めからヒビが入っており、悲しいことや辛いことがあるたびに折れていった。
ある日、純緒が原因不明の難病によりもうすぐ死ぬと医師が家族に宣告しているところを偶然見てしまう。ショックを受ける純緒が病院に戻るとそこには角の生えた見知らぬ鬼の少女、エネミーがいた。
エネミーに「角は生命力であり、悪人は人の角を叩き折って生きている。生き延びる方法は他人の角を折り奪い取ること」と教えてもらった純緒は、エネミーと共に悪人の角を折ることになり…。

主人公の純緒はとても優しく純粋な心を持っています。
それを顕著にあらわしているのが、病院の院長が子供たちの角を折り、死に近い金持ちの老人に売る“角の医療”をしていたことを知った純緒が、院長の角を折った後、自分の生命力として吸収せずに折られた子供たちに角(生命力)を返し、
「でも僕は角を折った時より、角を返した時の方が嬉しかった」
と言うシーン。
自分の生命力が弱っているのに己の命を顧みず、人に優しくできる心にとても好感が持てます。

お人よしが角を折られ悪人が角を溜め込む角の格差社会、その歪みを正す中で純緒はどのように成長してゆくのか…今後の展開が楽しみです。

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