アンサー 9
斎(いつき)と婚約して束の間、昏睡状態で入院した斎の父親の見舞いに足を運ぶ真波(まな)。アルコール依存症の父とそれを擁護する共依存な母に斎はほとほと嫌気がさしていた。普段は冷静な斎が声を荒げて不満を吐き捨てるのを目にした真波は、こじれた斎家の関係修復を図るよう後押しして…。
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※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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少女マンガ家の上野真波は自己肯定感が低く、すぐに他人を優先してしまう女性。そんな彼女にも甘え上手で彼女を癒してくれる年下の彼氏ができ、堅物で苦手に感じていた担当編集・斎(いつき)からもマンガのネームを褒められ、仕事もプライベートも満たされていた。しかし、一緒に生活をしていく中で彼氏の態度に徐々にイライラが募り、両親ともうまくいかず苛立ちをぶつけてしまう。そんな彼女の唯一心から安らげる居場所は、祖父の自宅兼工房だった。真波の祖父は高名な陶芸家で、いわゆる「視える人」だ。そんな祖父のことが彼女は昔から大好きで、祖父とマンガだけが彼女を自由にしてくれたのだった。
自分のことばかりで人を思いやらない彼氏と、苦手だと思っていたのにいつも真波の心とマンガに寄り添ってくれる担当編集。「誰にも譲らない自分の人生」を生きると決めた彼女の選択とは…!
真波は人一倍周りの人の気持ちを考えてしまい、なかなか自分の本当の想いを口に出せない女性。自分に対してどこか情けないとかマイナスな感情を持っていた気がします。そんな彼女が考え方を変えたきっかけは、「いつだって相手有りきで人と誠実に向き合っている」という 担当編集・斎の言葉だったと思います。
本作は、少女マンガのようにじれったい2人の恋模様にドキドキするだけでなく、自分らしく生きていくことの難しさと大切さを実感する作品です。自分にとって本当に大切なもの・大切な人を見極め、いい意味で「我」を持って自分の本心に嘘をつかない生き方がしたい、と強く感じました。今、どちらの道に進むか悩んでいる人や、自分に自信が持てない人に特にオススメです。ぜひ、ご一読ください。
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