講談社 学習まんが 日本の歴史(6) 源平の争乱

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講談社 学習まんが 日本の歴史 第6巻(全20巻)

監修者:呉座 勇一(国際日本文化研究センター助教)
漫画家:神宮寺 一 代表作:『幕末めだか組』

「武士の時代、はじまる!」。
源義経は、兄の頼朝の命を受け、一の谷、屋島、壇の浦へと平氏を追いつめていく。

<収録内容>
第31話 「保元・平治の乱」
平安末期、朝廷内の対立が、やがて摂関家や武士をまきこみ大乱へとつながる。

第32話 「鹿ヶ谷の陰謀」
乱のあと急速に台頭した平氏に対し、後白河法皇はしだいに反発を強めていく。

第33話 「治承・寿永の乱」
平氏政権への不満が高まり、平氏追討の命令が下され、源頼朝が挙兵する。

第34話 「倶利伽羅峠の戦い」
清盛の死後、北陸で勢力を拡大した源義仲が、平氏の大軍をうちやぶる。

第35話 「壇の浦の戦い」
追いつめられた平氏。追討軍の源義経は長門の壇の浦で平氏一門を滅ぼす。

第36話 「奥州合戦」
頼朝から追われた義経は、陸奥・平泉の奥州藤原氏を頼るのだが……。

<監修者のことば>
 これまで武士は地方の乱で活躍してきましたが、
基本的には貴族たちを守るボディガードでした。
しかし朝廷での勢力争いがはげしくなると、
武力によって政治の実権をにぎろうという動きが生まれ、
源氏・平氏が武家の棟梁として力をのばしました。
保元の乱・平治の乱という京の都で起こった戦乱に勝利した平清盛は
ついに政治の中心に立ち、平氏政権をつくります。
しかし平氏の横暴なふるまいは、貴族たちや他の武士の反発をまねき、
5年にわたる源平合戦の末に壇の浦で滅亡します。
 しかし平氏を滅ぼした源頼朝は、それでも戦いをやめませんでした。
頼朝が次に敵としたのは、弟の源義経と奥州藤原氏でした。
彼らを滅ぼすことで、頼朝は唯一の武家の棟梁になったのです。
その500年後にかつて奥州藤原氏の都だった
平泉を訪れた松尾芭蕉は次の句を詠んでいます。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」。

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