私の少年(3)
※本書は双葉社より配信されていた「私の少年」と収録内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
真修と離れる決意をした聡子だったが「聡子さんにあいたかった」という真修の言葉で自分の感情に気付く。二人で過ごす時間がずっと続いてほしい、そう願う聡子は真修の家族と対峙することになる--。「このマンガがすごい!2017」<オトコ編>第2位ほか各メディアで話題沸騰中、待望の第3巻!!
真修と離れる決意をした聡子だったが「聡子さんにあいたかった」という真修の言葉で自分の感情に気付く。二人で過ごす時間がずっと続いてほしい、そう願う聡子は真修の家族と対峙することになる--。「このマンガがすごい!2017」<オトコ編>第2位ほか各メディアで話題沸騰中、待望の第3巻!!
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スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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30歳のOL・多和田聡子は、夜の公園で12歳の少年・早見真修と出会います。
真修のサッカーの練習に付き合うことになった聡子。関わっていくうちに、聡子と真修は互いにかけがえのない存在になっていきます。
しかし、二人の間には年齢という絶対的な溝があって……
保護者と子供でもなく、友達でもなく、恋人でもない、曖昧な二人の関係。
どんなに心で結びついていても、世間の目は優しくありません。
ただのおねショタではない、社会と向き合う物語です。
二人の関係は、不審者に絡まれる真修を聡子が助けたことから始まるのですが、元恋人や家族からの仕打ちに打ちのめされる聡子を救ったのは、真修でした。
孤独を抱える聡子と真修の心のふれあいが丁寧に描かれていて、その美しさに胸が締め付けられます。
聡子を通して、読者にも真修の優しさが伝わり、読むと心を軽くしてくれる作品です。
やがて、真修は成長し、二人の関係も変わっていきます。
二人が出した結論を、どうか見届けてください。