マンガ日本の歴史
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旧石器時代から1990年代までを網羅した大長編。国際社会の中の日本という位置づけで、史実はもちろん文化史、庶民生活や人間の精神・感性までもが織り込まれている。第1巻は、後漢王朝へ朝貢し、光武帝より金印を授けられる「倭人」と弥生文化の発展を描く。【目次内容】序章 後漢王朝へ、倭の奴国より……/第一章 稲作文化、海を渡って日本列島へ/第二章 自然を征服する人々の歓びと怖れ/第三章 百余国の王と民衆 -
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日本史上最初にして最大のキャラクター卑弥呼を描いた第2巻! 卑弥呼はどのようにして30余国が乱立した倭国大乱を抑えて女王となりえたのか。謎多き卑弥呼を『魏志』倭人伝の記述をもとに石ノ森章太郎が考察する。第1巻に続き、各巻巻末には、本編と併せて鑑賞したい、詳細な資料スケッチ「作者覚え描き」を収録。【目次内容】序章 卑弥呼/第一章 倭国の大乱/第二章 親魏倭王・卑弥呼/第三章 卑弥呼よ、永遠に -
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卑弥呼の治世から160年余り後の倭国はたびたび朝鮮半島を侵略したと記録されるが、その間は「空白の4世紀」と呼ばれ、史実を語るものは皆無に等しい。大和王権の誕生から強大な統一国家に成長する過程を、神話と伝説に彩られた「記紀」や『宋書』倭国伝に見える「倭の五王」の記述から考察。【目次内容】序章 倭国、朝鮮半島へ/第一章 大和王権の登場/付章 古墳ものがたり/第二章 大王の世紀/付章 王権の継承・大嘗の祭 -
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雄略天皇没後に動乱を極めた大和政権。継体天皇が即位すると、朝鮮半島支配を放棄して内政安定を図りながら、最大の危機・磐井の乱を制圧。王権は超越的権力に成長する。一方で渡来人や帰化人がもたらした仏教が、豪族を崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏に分断させ、その対立抗争から王権は再び混迷!【目次内容】序章 越前・三国/第一章 吉備の乱/第二章 継体王朝と磐井の乱/付章 仏教伝来/第三章 仏教受容で揺れる王権 -
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物部氏を排した蘇我馬子は推古天皇を擁立。聖徳太子が摂政として表舞台に登場する! 中国・隋との対等外交をめざすと同時に、「冠位十二階」「十七条憲法」などの大胆な国内改革を推し進めるが、太子と推古が没すると蘇我氏は国政を牛耳ってゆく。それは645年の歴史事件に発展するのだった。【目次内容】序章 女帝誕生/第一章 聖徳太子の改革/第二章 蘇我氏の専横/第三章 大化の改新/第四章 皇極天皇重祚(ちょうそ) -
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天智天皇の治世、「大化の改新」に始まる国家改革が進められていた。大国・唐と対等に外交ができる近代国家の形成を急ぐが、天智天皇没後に皇位継承権をめぐる古代最大の抗争「壬申の大乱」が勃発! 乱を制した天武天皇と、のちの持統天皇が共同で統治し、律令国家と天皇専制の礎を築いていく。【目次内容】序章 白村江の戦い/第一章 天智天皇の急進改革/第二章 壬申の大乱/第三章 律令国家への道/第四章 奈良時代始る -
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8世紀半ば聖武天皇が仏教中心の政治を展開すると、大仏建立に始まる華麗な天平文化が開幕。が、仏教の政治介入はクーデター同然に政権を交代させ、国家を激動の渦に巻き込んでゆく。さらに僧侶・道鏡に傾倒した女帝が道鏡に皇位を継がせようとして波瀾を呼ぶ! 時代は強力な支配者・桓武天皇の登場が急務となる。【目次内容】序章 大仏開眼への道/第一章 激動の天平時代/第二章 女帝の悲劇/第三章 桓武新王朝・平安遷都へ -
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最澄と空海の登場で仏教が新たな発展を遂げた平安初期。各地で天変地異や病が流行すると、民衆は神祇信仰に密教を取り入れた怨霊信仰に熱狂する。そんな時に「応天門事件」が発生。藤原良房がこれを機に権力を掌握したのは偶然か、必然か!? 藤原北家の摂関政治が本格始動!【目次内容】序章 密教伝承・最澄と空海/第一章 擡頭する藤原北家/第二章 徘徊する怨霊たち/第三章 摂関政治への展望/第四章 物語世界の創造 -
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藤原基経亡き後、天皇親政に転換した宇多天皇は菅原道真を重用。それは藤原北家の反撥を招き、道真は藤原時平の陰謀で左遷させられる! 続く醍醐天皇の親政では国家体制の改革に尽力する藤原北家だが、時平や皇太子が次々早世。世間は「道真の怨霊」に怯え、混迷を極めてゆく。【目次内容】序章 菅原道真の登場/第一章 藤原氏、最後の他氏排斥/第二章 王朝国家の幕開き/第三章 延喜の治と道真の怨霊/付章 怨霊から天神へ -
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醍醐天皇以降の地方政治を国司に任せて律令制を維持しようとした王朝国家体制は、地方勢力を拡大させた。東国に平将門、西国に藤原純友といった指導者を生み出し、反乱を招く結果となった。親政を復活させた村上天皇が国家の立て直しに努める一方、廷臣たちは優雅に遊び暮らし、貴族文化を発展させてゆく。【目次内容】序章 将門の首/第一章 将門・純友の乱/第二章 兵たちの夢/第三章 天暦の治 -
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天皇親政が終焉すると、藤原北家は他氏排斥の集大成として源高明を左遷。藤原道長の時代に最盛期を迎える! 『源氏物語』などの女流文学、寝殿造りなどで知られる王朝文化が華を咲かせる一方で、疫病が流行。人々は鬼や物の怪の存在を信じ、社会不安から浄土思想へと傾倒してゆく。【目次内容】序章 栄華の陰に…/第一章 摂関政治の復活/第二章 道長の時代へ/第三章 花開く王朝時代/第四章 厭離穢土・欣求浄土 -
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平将門の乱以後も各地で軍事貴族や豪族が現れる中、藤原道長の死から半年、東国で平忠常が叛旗を翻す。乱は朝廷側の源頼信が鎮圧。源氏の活躍が、藤原氏の栄華を曇らせてゆく。この頃、寺社勢力は農民を吸収することで力をつけ、朝廷の権威も陰りだし、時代は中世に向かっていた。【目次内容】序章 欠ける望月/第一章 平忠常の乱/第二章 自立の動き、寺社勢力/付章 荘園の乱立/第三章 前九年の役から後三条親政へ -
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武装した寺社が朝廷を強訴(ごうそ)し、朝廷警固を機に武士が政治の中枢に進出した11世紀。白河上皇は、急成長する武士の力を巧みに利用して寺社勢力を抑え込み、自らの手に権力を集中させていく。新たな統治体制「院政」が確立される様子と、「後三年の役」で活躍しながら冷遇された源義家を追う!【目次内容】序章 中世への胎動/第一章 天下第一の武者・源義家/第二章 白河院政へ/第三章 伊勢平氏の進出/付章 熊野詣 -
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院政を敷いた鳥羽上皇の没後、崇徳上皇と後白河天皇は対立を深め、摂関家・近臣・貴族も巻き込む骨肉の争い「保元の乱」が勃発。やがて、譲位した後白河上皇と二条天皇を利用した近臣たちのクーデター「平治の乱」へ発展した! 朝廷内の権力闘争の主役は武士となる。平清盛はいかにして最高権力者になったか。【目次内容】序章 嵐を呼ぶ清盛/第一章 内紛―嵐の前夜/第二章 保元・平治の乱/第三章 平家にあらずんば人に非ず -
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おごれる人も久しからず──。権勢を振るった平清盛は、後白河法皇を幽閉し軍事独裁政権を樹立するが、源氏の再興をかけた源頼朝の蜂起で源平内乱に突入! 「壇ノ浦合戦」で敗れた平氏一族は海の藻屑と消える。争乱を勝ち抜いた頼朝の次なる政敵は源義経と奥州藤原氏、そして法皇! 頼朝の鎌倉幕府確立までを描く。【目次内容】序章 壇ノ浦合戦―平家滅ぶ/第一章 源平の内乱/第二章 義経追討/第三章 鎌倉幕府の成立 -
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源頼朝亡き後、新たな体制を模索し内乱を繰り返す鎌倉幕府。3代将軍・源実朝の暗殺により後継者を失うと、後鳥羽上皇が倒幕のために蜂起し「承久の乱」へ! 勝利した幕府は武家政権を確立し、北条氏が権力を不動にする。その陰には、夫・頼朝の遺志を継ぎ幕府の安定に尽力した尼将軍・北条政子がいた!【目次内容】序章 女人入眼の日本国/第一章 尼将軍政子/第二章 右大臣源実朝/第三章 承久の乱/第四章 執権北条泰時 -
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有力な御家人を次々と倒した北条氏の権力は強大化し、嫡流・得宗家による専制政治が行われ始めていた。その頃大陸では、フビライ・ハンがを中国を制圧し「元」を建国。フビライは再三に渡り国書を送るが、幕府は全て黙殺する。そしてついに蒙古襲来へ! 実はこの国難を前に、幕府に警告をした人物がいた……。【目次内容】序章 アジアの嵐と予言者日蓮/第一章 文永の役/第二章 さまざまな旅/第三章 弘安の役から得宗専制へ -
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得宗専制が進むにつれ幕府への反発が強まると、様々な身分から「悪党」が生まれ、世の中は荒廃してゆく。そんな動乱の時代、後醍醐天皇が討幕を決意。反北条勢力が後醍醐天皇に呼応する中で、幕府は足利尊氏に反乱鎮圧を命じる。しかし尊氏が出した決断は、北条に反旗を翻すことだった!【目次内容】序章 都鄙名誉の悪党/第一章 出口なき幕府/第二章 当今御謀叛/第三章 足利尊氏、起つ!/第四章 建武新政の崩壊 -
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京を脱した後醍醐天皇が吉野で南朝を開き、二人の天皇が在位する南北朝動乱期に突入。北畠顕家・新田義貞らが後醍醐天皇を支え、足利尊氏が支持する北朝との対立が激化。後醍醐天皇没後は尊氏の弟・足利直義が南朝を担ぎ、尊氏とその側近・高師直と対決! 朝廷、幕府をはじめ世の中が二分した時代に迫る。【目次内容】序章 分裂する社会/第一章 一天両帝/第二章 後醍醐天皇逝く/第三章 観応の擾乱/第四章 果てしなき動乱 -
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56年に及んだ南北朝を統一させ、政治・経済・文化において室町時代の最盛期を築いた3代将軍・足利義満。有力な守護大名を次々と弱体化させることで将軍の権力を絶対化させ、人臣最高の太政大臣の位に就くが、義満の真の目的は自らが「日本国王」になることだった!?【目次内容】序章 倭寇と中華回復/第一章 王権の争奪/第二章 「万世一系」の危機/間章 観阿弥と世阿弥/第三章 自立する地域
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