サイクル野郎 大合本 4

「夕焼け番長」(原作:梶原一騎)、「チャレンジくん」の荘司としおの自転車旅行をテーマにした代表作、一挙刊行。

(10)「日本最北端で再会の巻」
自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。北海道一人旅の疲れと雨に濡れたことが原因で、輪太郎は士別市に着くなり倒れてしまう。ばんえいの競走馬を育てる熊次郎に助けられた輪太郎は、ギックリ腰になった熊次郎の代わりに馬の面倒を見ることになる。陣太郎、日高と宗谷岬での再会を約束した日まであと2日となっているにも関わらず、輪太郎は出発を切り出せずにいた。

(11)「さよなら北海道の巻」
自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。北海道で別コースを走っていた輪太郎は、仲間と合流する予定日にあと2日となっていた。そこで、残り2日を寝ずに走り続けなんとか合流ポイントの宗谷岬に到達。陣太郎、日高と感動の再会を果たす。再び三人で旅をスタートさせるが、輪太郎たちの名を名乗り、あたかも自分たちが日本一周をしているように吹聴してまわる三人組が現れ、どちらが本物かをめぐり自転車勝負をすることに…。

(12)「真夏の東北で大恥の巻」
自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。北海道一周を成し遂げ、再び青森に戻った輪太郎たち三人。そこで、仲間の一人、日高は、目的だった北海道一周が達成できたと言って故郷の秋田へと帰って行く。一方、輪太郎と陣太郎は浅虫温泉で出会った旅館の娘・ユミを引き連れ八戸に到着。そんな中、途中で立ち寄った氷屋でなんと秋田に帰ったはずの日高を見かける!

(原書:1976年刊行)

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