青の花 器の森 4
長崎・波佐見を舞台に描く器と恋の物語
青子と龍生は長崎・波佐見の窯で働く職人。青子は絵柄、龍生は形…と器への強いこだわりを持つ二人。反発を経て、次第に感性を認め合うようになる。毎年恒例の社員キャンプを楽しみにしていた青子。だけどそこへ、彼女の元彼・熊平らが参加し、青子と龍生に過去を語り…!?波乱の第4巻!
青子と龍生は長崎・波佐見の窯で働く職人。青子は絵柄、龍生は形…と器への強いこだわりを持つ二人。反発を経て、次第に感性を認め合うようになる。毎年恒例の社員キャンプを楽しみにしていた青子。だけどそこへ、彼女の元彼・熊平らが参加し、青子と龍生に過去を語り…!?波乱の第4巻!
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長崎・波佐見焼の窯で働く青子と、そこに新入りとしてやってきた龍生。
お互い第一印象は良くなく、時に対立しながらも
次第にお互いを認め合い距離を縮め、
ぴりついた気持ちが恋に変わっていく(?)姿が描かれます。
ふたりとも自分の仕事観をしっかり持ち、簡単に妥協しないので
読んでいてドキドキします。
皿を見ていて絵付けのデザインを思いつく青子のシーンは
魔法少女もののようで、また違った魅力があります。
ぶつかり合いながらふたりが作る器がそれぞれ素敵で、
磁器の世界の楽しさが少しのぞけます。
モノ作りに賭けるふたりがお互いを別の意味で意識し出したとき、
そこには何が生まれるのか…。
未だ語られないながらも絶対に何かありそうな龍生の過去も
とっても気になります。