北北西に曇と往け 2
人気絶好調! 北欧アイスランドの旅とミステリのジュヴナイル、第2巻!
……とは言っても、2巻ではミステリ部分はしばらくお休み。主人公、慧(けい)の親友、清(きよし)が日本から遊びに来たことによって、北緯64度の島国の、観光名所でかたっぱしから遊びます。首都レイキャビクの象徴的な建築物である「ハットリグリムス教会」、大迫力の「ストロックル間欠泉」、シンクヴェトリル国立公園の大地割れ、地熱発電所、露天温泉、肉食バーベキュー、北欧美女、そして夜空に広がるオーロラ!
2巻を読み終えるころには、豪放かつ繊細なこの島国のとりこに、あなたもきっと!
……とは言っても、2巻ではミステリ部分はしばらくお休み。主人公、慧(けい)の親友、清(きよし)が日本から遊びに来たことによって、北緯64度の島国の、観光名所でかたっぱしから遊びます。首都レイキャビクの象徴的な建築物である「ハットリグリムス教会」、大迫力の「ストロックル間欠泉」、シンクヴェトリル国立公園の大地割れ、地熱発電所、露天温泉、肉食バーベキュー、北欧美女、そして夜空に広がるオーロラ!
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スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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見渡す限り無人の荒野を突き抜ける道路、その脇に横転しているジムニー。
運転席のドアをバカッと開けて顔を出し、「嘘だろ」とつぶやくサングラス姿の男。
まるで映画のオープニングのようなシーンからこの作品は始まります。
第1話では、横転したジムニーのシーンから、男がジムニーの中を整えて一晩過ごし、夜が明けてから道路を通る人を捕まえてジムニーを起こしてもらい、再び走り出すまでを、ただひたすら描きます。男がどうやら車と意思疎通をしているような様子や実在するのかどうかよくわからない女がウロウロする様子が合間に描かれるものの、ここがどこなのかも男は誰なのかもまったく説明されません。ロードムービーものなのかしら…と思わせておいて、この後いろいろなことが説明されていくのですが…本当に、少しずつ少しずつで、しかも、ロードムービーかと思えばミステリーのようで、ミステリーかと思えばラブストーリーのようで、ラブストーリーかと思えばサイコホラーのよう…先が気になってしょうがない!!
とにかく言えることは、これを読んだら絶対にアイスランドへ行きたくなる、ということです。ジャンル問わず、とにかくおもしろいマン ガが読みたい!という方におすすめ。
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