人馬
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古来よりこの国に住まう、半人半馬の種族「人馬(じんば)」。時は戦国。人は彼らを「戦の道具」と見なし、その尊厳を奪った。「赤毛の岩虎」の異名を持つ雄々しき人馬・松風は、捕らわれんとする息子を庇い、縄にかかる。人馬を売買する領主のもとへ、松風を引き連れる隊列…… その中に、人間に使役される俊足の人馬・小雲雀の姿があった。この出会いが、ふたりの運命を大きく動かしていく―― 【電子書籍限定の特典を収録】 -
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半人半馬の種族「人馬」である松風と小雲雀は、 人間の戦道具として囚われていた場所から逃れた。 自然の厳しさに難航する道中も、絆はたしかに結ばれていく。 新たな仲間との出会い、迫りくる追っ手。 そして、ふたりの運命の行き着く先は―― 【電子書籍限定の特典を収録】 -
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Webメディア・マトグロッソで連載が始まるやいなや大反響を巻き起こした本作『人馬』。 ゲーム『モンスターハンター』シリーズのモンスターデザインなどを手掛けてきた著者による、初のマンガ作品です。 その躍動感あふれる筆致で描かれる半獣半人の美しき異形“人馬”たちが、架空の戦国時代で様々なドラマを繰り広げるストーリー。 雄々しき荒馬・松風(まつかぜ)と、愛嬌ある駿馬・小雲雀(こひばり)のふたりを中心とし、 人間に追われながらも必死で生きる人馬と、戦乱の時代を描いた【第一部】から時代は変わります。 平和な世の中になり、人馬と人間が共存する時代へと移っていく【第二部】の舞台では、 松風の息子・権田(ごんた)と小雲雀の息子・谷風(たにかぜ)が中心になり、「どう生きていくのか」を彼らは探していくのです。 -
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「広がる世界を 共に歩もう」 人間と人馬、ふたつの種族の道は繋がる―― 躍動する生命を墨佳遼が鮮やかに描くファンタジー、第二部完。 「人間」と「人馬(じんば)」ふたつの種族が存在する世界。 自らの生きがいを見つけた谷風(たにかぜ)、 正しい生き方がわからずもがく権田(ごんた)、 ふたりにそれぞれ結ばれた縁が、未来を射す道しるべとなる。 電子書籍限定特典を収録。 -
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いのちの輪は、めぐる。 半人半馬の生き物「人馬」は、 自然の中でどう生きてきたのか―― 墨佳遼が鮮やかに描く和風ファンタジー。 半人半馬の種族「人馬(じんば)」が存在する世界。 家族と共に山奥で暮らす少年人馬・松風(まつかぜ)は、 刻々と表情を変える自然の中で生き方を学び、逞しく育っていく。 そこへ、人間による災いの手が迫っていることは知る由もなかった―― 墨佳遼が圧倒的な筆致で描く人気シリーズ、過去編開幕!! 【目次】 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 -
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運命が、そこにいた。 半人半馬の生き物「人馬(じんば)」が、この世に在った証の物語。 墨佳遼による人外話譚、ここに堂々完結。 戦禍に追われ、絶望の道を行く松風たちは果たして…… そのころ、幼き小雲雀は、人間に囲われて過ごしていた。 美しさゆえ人間たちには気に入られるが、虜囚の人馬たちの恨みを買う。 そんな中でも生きようと、悲しいまでの強かさを身に着けていく―― 墨佳遼が全身全霊で描いてきた和風ファンタジー、これにて閉幕!! 【目次】 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話 第十一話
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「すごいマンガが出た!」この一言に尽きます。
古よりこの国に住む半人半馬の種族「人馬(じんば)」。戦国時代、人は人馬を道具や奴隷のように扱うようになっていました。人と人馬の埋めがたい溝が横たわる世界で、二頭の人馬の人生が交錯し、物語が紡がれていきます。
他者への無理解、生まれる恐怖、争い、支配。今作で描かれる人と人馬の関係は、現実で人がいまだ乗り越えられないこれらの問題を読者に突き付けるようです。また、自然環境の中で寄り添うように生き、死んでいく人馬たちの姿には、家族のありようを改めて考えさせられました。
作品のテイストとはまた違う楽しみ方が出来るのが巻末のおまけ。著者である墨佳遼さんの遊び心が散りばめられています。さらに!電子版は特典ページがありますよ!
読者を圧倒する世界観、独自のキャラ造形、それらを支える抜群の画力。今年注目の一冊です。