恋に惑うほど、カラダ繋ぎとめて。 2

「さみしいから、居て」――ひょんなことから犬を一緒に飼うことになった知子と奥谷は、犬を通じて交流を深め、徐々に打ち解けてゆく。店長と客というスタンスは崩さず、一定の距離を保っていたふたりだったが――…?奥谷の意外な一面に触れ、無意識のうちに惹かれていく知子。そして、別れの挨拶を予感させる「彼」からの手紙の封が切られたとき、彼女はある決心をする……。触れ合うほどに、罪。戸惑いと誘惑の物語――。

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