遮那王 義経 源平の合戦(22)
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後白河(ごしらかわ)法皇から検非違使の位を受けたことが頼朝(よりとも)の勘気を被り、義経(よしつね)は平家追討軍から外されてしまった。だが範頼(のりより)軍の大苦戦を受け、ついに出陣の刻(とき)が来た……! 戦場に赴く者とそれを見送る者、それぞれの想いを胸に秘めながら、最後の戦い“屋島合戦”が始まる!! -
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いざ屋島合戦へ――! 平家討伐のため、嵐の海へ出航した義経(よしつね)軍は四国・阿波の勝浦へ上陸した。百八十騎の義経軍に対し、平家軍は千騎の軍勢! 正攻法では敗北必至のなか、義経のとった策とは……!? 一方、義経のことを執拗に狙う平家一の武芸者・平教経(たいらの・のりつね)は義経軍の襲撃を察知し、単独で動き始める!! -
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源氏の優勢で進む屋島合戦であったが、平家の誇る怪力・悪七兵衛景清(あくしちびょうえ・かげきよ)の登場により、攻め手を失った。その景清に対して弁慶(べんけい)ががっぷり四つの力勝負を挑む。弁慶vs.景清、勝負の行方は……!? さらに、義経(よしつね)打倒に執念を燃やす平教経(たいらの・のりつね)は策をめぐらせ、ついに義経をおびき出すことに成功する――!! -
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“仁の者”佐藤継信(さとう・つぐのぶ)を失い、悲しみにくれる義経(よしつね)軍の元に平家方の田口教能(たぐち・のりよし)軍三千騎が屋島に戻るとの急報が届いた! その合流を許してしまえば義経軍の全滅は必至。屋島合戦最大の正念場で“勇の者”伊勢三郎能盛(いせさぶろう・よしもり)が田口の説得へ向かう。気性の荒い田口を相手に能盛の秘策は通じるのか……!? 「屋島の戦い」ここに決着!! -
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源平の雌雄を決する、壇の浦の戦いがついに開戦の刻を迎えた! 陸戦では常勝無敗の義経(よしつね)だが、迎え撃つ相手は“海戦上手”と名高い平家の名将・平知盛(たいらの・とももり)であった。知盛が引いた布陣は、両端を広げ源氏を取り囲むような“鶴翼の陣”。それに対し義経は“魚鱗の陣”で中央突破を目論むが……!? 戦いの主導権はどちらへ――!? -
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最強にして最大の敵(ライバル)平教経(たいらの・のりつね)×源義経(みなもとの・よしつね) 一騎討ち!!! 絶体絶命の状況から、水夫を狙うという大奇策で盛り返した義経。そして待ちに待った潮の変わり目が!! 源氏全軍突撃。帝と神器を押さえるため大将自ら平家軍ど真ん中へ乗り込んだ義経を待つのは、終生のライバル平教経。“壇の浦の戦い”いよいよクライマックスへ!! -
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平教経(たいらの・のりつね)は自害、幼き帝も海へ身を投げ“壇の浦の戦い”は源氏方の勝利で終結となった。源氏による新時代の幕開けとなる中、漂太(ひょうた)と幼馴染みの牛若(うしわか)との入れ替わりが頼朝(よりとも)に露見してしまった!! 自らの運命が暗転し始めていることを知らない義経(よしつね)は……!? -
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悲願の平家打倒を成し遂げた義経(よしつね)。だが、その正体が旅芸人の漂太(ひょうた)であるという真実を知った頼朝(よりとも)は、義経抹殺に向け動き出す! 厳しい状況の中、静(しずか)と義経に訪れた運命の一夜、そして大切な仲間との別れ――。歴史の荒波が義経を襲う!! -
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入れ替わりの秘密を知り、義経(よしつね)抹殺に向けて動き出した頼朝(よりとも)。郎党達は身を呈して義経を守ると覚悟を決め、それぞれの思いを胸に、前線へと躍り出てゆく……。果たして彼らの戦いの行方は? そして漂太(ひょうた)の運命はどこへ行き着くのか――? 驚きの"義経伝説"、14年の歴史に幕!!
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