ちーちゃんはちょっと足りない
【ストーリーが動き出す第4話を立ち読み公開中!】「はぁ私たちはなんだか私たちって」いつも何かが欲しくって。中2女子・ちーちゃんとナツの日々日常。「空が灰色だから」の阿部共実、初の長編新作。
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愛すべきお馬鹿キャラって、やっぱり憎めない可愛さがありますよね。
本作に登場する中学2年生・ちーちゃんも、人よりちょっとお馬鹿で、親友のナツと旭ちゃんにいつも助けられています。
本作はそんな3人のほのぼのした日常を描いた学園コメディ作品…ではありません。
本作のキーパーソンは、お馬鹿で明るいちーちゃんではなく、ちーちゃんの親友「ナツ」です。
落ち着いていて面倒見の良いナツですが、漠然としたもやもやを抱えていました。
頭は良くない。見た目もパッとしない。言いたいことを言える性格でもない。恋人もいない。家も貧乏で欲しいものが手に入らない…
友達もちーちゃんみたいな、「こっち側」の子しかいない。
徐々に雲行きが怪しくなってきます。
いつも3人でいる旭ちゃんは、今は「こっち側」にいるけど年上の彼氏もいるし、頭もいいし。家もお金持ちだし、どうせ妥協して私たちとつるんでいるのだろう。
段々とナツと周囲の人たちとの歯車がズレてきます。
そんなある日、ちーちゃんが学校で周りを巻き込む大事件を起こしてしまうのです。
この事件が、ナツの運命を大きく変えるこ とになるのでした…
可愛い絵柄とタイトルにつられて読んだ本作ですが、本当に何かが足りなかったのはちーちゃんではなかったようです。
決して爽やかな読後感ではありませんが、ひとたび読めばこの不思議で息苦しい世界観から抜け出せなくなること間違いなしです。
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