怪盗セイント・テール(6)

アスカJr.が突然、羽丘芽美(はねおか・めいみ)に告白――!! うれしいながらも、自分が怪盗セイント・テールだといえずに苦しむ芽美。心配する親友・深森聖良(みもり・せいら)は、もう怪盗をやめようと提案する。悩む彼女の前に、元怪盗の芽美ママのライバルだったという“怪盗ローズマリー”とその娘が! 最大のピンチをセイント・テールは切り抜けられるの!? そしてアスカJr.との恋は!? 感動の本編最終巻。ほか読み切り2編を収録。

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

マジックを巧みに使い、怪盗として困っている人たちを助けるために活躍する、怪盗セイント・テール。
その正体は、手品師の父を持つおてんばな中学生の女の子・芽美。
セイント・テールのスラっとした手足とポニーテール、当時かなり憧れていました。

変身する前の姿とのギャップ、派手なマジックなどもときめきポイントだったのですが、彼女を支えるキャラクターの魅力が圧倒的。
シスター見習いである、友人の聖良はセイント・テールの良き理解者。彼女との決めセリフ「神のご加護がありますように」は、ちょっと百合っぽくてドキドキ。
そして、刑事の息子である名探偵・アスカJr.。芽美の同級生でもある彼はセイント・テールを捕まえるのは自分だと心に誓い、現場に必ず駆けつける。
ライバル同士のはずなのに、一途にセイント・テールを追い求めている姿を見ていると、もはやかけがえのないパートナーに見えてくる…。
そんな関係性が切なくて、永遠に胸キュンできるシリーズです!

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