BLUE GIANT 8
必死に真摯に、東京でジャズを
演奏し続ける10代トリオ「JASS」。
その中で、憧れのジャズクラブの男に
ソロ演奏と日頃の姿勢を
激しく酷く評されたピアニスト・雪祈は
沈む心を胸に、新たに歩もうとし始める。
だが、考えても努力しても
思うようなソロが出来ない・・・
そのライブ中、大が突然・・・!?
演奏し続ける10代トリオ「JASS」。
その中で、憧れのジャズクラブの男に
ソロ演奏と日頃の姿勢を
激しく酷く評されたピアニスト・雪祈は
沈む心を胸に、新たに歩もうとし始める。
だが、考えても努力しても
思うようなソロが出来ない・・・
そのライブ中、大が突然・・・!?
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メディア化情報
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映画化
「BLUE GIANT」
2023年2月17日公開
スタッフおすすめレビュー
※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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「ひたむき」という言葉が、これほどまでに似合う漫画は珍しい。
主人公・宮本大は、世界一のサックスプレイヤーになるという夢を持っている。
たいていの人間なら、才能がないとか、周囲が理解を示さないとか、さまざまな理由をつけて諦めてしまうことを、大は決して諦めない。雨の日も風の日も、ただひたすらサックスを吹き続ける。
もちろん、大もはじめから上手かったわけではないし、運良くよい指導者につけたことが成功の後押しをしたことは確かだが、大のその愚鈍なまでのひたむきさというのは、何ものにも代えがたい“才能”である。
音楽漫画というと、スタイリッシュな印象があるかもしれないが、この漫画はそれとは真逆。泥臭く、暑苦しいほどに熱い。だからこそ、リアルな手触りを持って我々の心に迫ってくるのかもしれない。
この作品を読んで、生のジャズが聴きたくなった人は多いんじゃないかなあ……。
一介のジャズ好きとしては、これを機にジャズが盛り上がってくれるといいなと思います。