沖田、首位をとらえる!!
圧倒的な強さを持つ沖田が戻ってきた!!
全英オープン2日目。パッティングの不調を感じながらも、10バーディ1イーグルの12アンダーで13番ホールをむかえる。
徹底的にドライバーの飛距離にこだわる姿は狂気のゴルフを生みはじめる………
しかし、驚喜の渦中にいる沖田は、己が狂気に取り憑かれていることにまだ気づいていない。
ゴルフの神はいつの日も、選手の運命を弄ばずにはいられない……
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沖田のフィアンセ、物部麗子がさらわれた…!?他の追随を許さぬ勢いの単独首位・沖田圭介に突然届いた悪報。麗子をさらった犯人は得体が知れなかった黒服の男達!彼らの要求はたった一つ。手中に収めつつある優勝を18番ホールで放棄すること…不条理な謀略と、麗子のもとに駆けつけられない自分の無力さに、沖田の怒りは頂点に達し…そして、沖田はある決意を固めるのだった。
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沖田圭介のフィアンセ・麗子が人質に取られた。犯人である黒服の男達は沖田に最終ホールで優勝を放棄するよう要求してきた。記者・木曽とジョニーは麗子が捕らわれている場所を探し当て、突入を開始!同じ頃、沖田は18番ホール第2打地点に立つ。故意にミスショットするしか麗子を救う道はない…己のゴルフを捨てる決意を固めた。奇跡は起きるのか。それぞれの願いが交差する!!
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モロッコで開催されたハッサン国王2世トロフィーも最終日を迎えた。常に完璧なゴルフを求めてきた沖田にとって、何か一つでも崩れた時の代償は大きいのかもしれない…………スウィングできぬ程、クラブを重たく感じる。ダンベルを持つかのように球を重たく感じる。一つ一つ丁寧に技術を磨き上げてきた沖田のゴルフが崩れ始める!?
心の声を知るは己のみ――――
ゴルフ人生始まって以来の危機が沖田に襲いかかる!!
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モロッコのハッサン国王2世トロフィーで、キャディとして沖田を支えてきた陳が突然姿をくらませた。帰国した沖田のもとに、陳から決別の手紙が届く。共に戦っていける、生涯の友であると思っていただけに、陳の別れの言葉は沖田の心に深く突き刺さる。
さらに、新シーズンに向けて、鹿沼CCで自主トレーニングを積む沖田の目の前で多くの犠牲者を出す大惨事が起きる。
様々な事柄が頭をよぎり、自責の念にかられた沖田は、誰にも何も告げずに静かにゴルフから離れていった………………
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鹿沼C.C.の全職員、そして妻・麗子、二人の子供に見送られ、沖田は7年ぶりに試合に出場するために鹿沼を離れる。向かった先はスコットランド。最も歴史のあるメジャートーナメント・全英オープンに出場するために……
レディバンクGCで開催される最終予選会から出場する沖田。上位5名だけが全英オープンへの出場資格が得られる厳しい試合に挑む。
メジャートーナメント初優勝を目指し、“風の大地”スコットランドに舞い戻ってきた沖田にゴルフの神は微笑むのか。それとも……
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全英オープンに出場するための最終予選会・最終日。
キャディのルディが風邪でリタイアし、一人でバッグを担ぐ事になった沖田。
そこに突如現れたスザンヌという女性――――
9年前に全英オープンに挑んだ時のキャディ、リリィ・マクガンに
姿も表情も仕草まえも総てが似ていた。
胸が波立つ沖田―――なぜなら、リリィは此の地にあの日から
ずっと眠り続けているはずの女性だから―――――――
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予選会を突破し、全英オープンへの出場を果たした沖田圭介。
熾烈な戦いを繰り広げてきたかつてのライバルも
全世界のマスコミも沖田の1番ホールに注目していたが……
沖田はドライバーを握り、ティグランドに立った。
狙いはワンオン…………1打目でグリーンを狙うのみ。
戦略一つない無能無謀のゴルフか。
人跡未踏のゴルフが己の途か。
7年間一度もクラブを握らなかった男の判断力は、異次元の領域に達していた………
“一日の中に四季がある”空模様。
北海から吹きつける強風。あるがままの大地。
ゴルフの聖地セント・アンドリュースにて、沖田は世界に挑戦する!!
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“今日使ったクラブは総て飛び過ぎている”――
スウィングに乱れはないが、
飛距離が総て想定より飛んでしまう……
原因が自分でもまだ理解できずにいる沖田。
己の体を己自身で確かめる途を歩みはじめた沖田に打開策はあるのか!?
その最中、並み居るスター選手を抑え、
スコアーを伸ばし続ける若手選手がひとり……その名はポール・コフマン!!
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「人生に奇跡は起きても、技術に奇跡は起きない。
半端な技術と打ち方を試合で使うな」
今は亡き宇賀神の言葉が沖田の脳裏に浮かぶ―――――
他を圧倒するパワーで300ヤードをはるかに越えるドライバーショットを
放ち続けたためにドライバーが折れてしまった……
名物17番ホールを攻略するためには宇賀神の教えに背き、
まだ修得できていない新たな球質で攻めなければならない。
沖田しか見えない異次元のゴルフ。
沖田が見失いつつある坦坦たるゴルフ。
全英オープン優勝へ続く途は、果たしてどちらか。
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全英オープン初日・最終ホール。
沖田はティショットで会心の“棒の球”を放ち、ワンオンに成功。
しかも、球はピン側(そば)2mに!!観衆は沖田の豪打(ごうだ)に沸いているが、
試合勘を欠く沖田はパットを打つ勇気をむしり取られていた。
「外す様では、明日のスコアを伸ばすのは困難だ」アンガス爺さんの
呟(つぶや)きが意味するものは!?
冷静に、慎重に沖田が放つパットの行方は!?
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雨では消えぬ男の熱情を感じろ!!
全英オープン2日目――
パッティングの不調がショットのリズムにも影響を及ぼし始めた………
沖田は今まで経験した事のない“迷い”の中にいた。
“不安”は人を駆り立てる。
未来にではなく、過ぎ去りし過去へと。
沖田は静かに呟く、「宇賀神さん…………」と。
ゴルフの聖地セント・アンドリュースに突然降り始めた雨が、容赦なく沖田の不安感をあおる。
猛チャージで予選突破なるか!?緊迫のラウンドが続く!!
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沖田、首位をとらえる!!
圧倒的な強さを持つ沖田が戻ってきた!!
全英オープン2日目。パッティングの不調を感じながらも、10バーディ1イーグルの12アンダーで13番ホールをむかえる。
徹底的にドライバーの飛距離にこだわる姿は狂気のゴルフを生みはじめる………
しかし、驚喜の渦中にいる沖田は、己が狂気に取り憑かれていることにまだ気づいていない。
ゴルフの神はいつの日も、選手の運命を弄ばずにはいられない……
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沖田圭介、新たな相棒と歩みはじめる!
過去に囚われない者に、躊躇する心は生まれない――
全英オープン初日とは打って変わり、2日目は1イーグル10バーディと盛り返してきた沖田だったが、17番ホールで打球が乱れ、11打も叩いてしまった。
己を貫くゴルフに限界はないのか!?
沖田に試練の波が容赦なく押し寄せる。
一方、キャディを務めるルディは自責の念に駆られ、沖田との別れを決意する。
大会3日目、沖田のバッグを新たに担ぐ者は!?
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波乱のムービングサタデー!!
大会3日目。
8年前のマスターズ・トーナメントで沖田が途中棄権した
プレーオフ以来の同組対決が実現した!!
ライバル達が注目する中、ティショットでビッグドライブを放つ二人。
世界ランキング1位ウォーレンの安定したショット。
崩れないパターのリズム。迷いの無いストローク。
対する沖田は、パッティングのバランスに違和感を感じていた。
鈍色の空に夏草の輝きが奪われていく。
白球に賭ける男達の正念場が始まる!!
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男の意地は原動力!! 石倉、正念場!!
全英オープン3日目。
バックナインに入ると強烈なアゲインスト風で、
沖田はスコアを伸ばせずにいたが、
ウォーレンはスコアを伸ばし続け首位を独走していた。
二人の男の重なり合う強き運命の影は濃さを増していく。
一方、沖田のキャディを務める石倉は体力の消耗が激しく、
キャディとしての役割を果たす事が難しくなってきた。
石倉をかばいながらプレーを進める沖田に、
競技委員が声を掛けた。
その言葉は……………
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ウォーレン、明日への咆哮!!
セント・アンドリュースの魂が宿る
17番ホールを制する者に勝利の女神が微笑む――
沖田は1日目、2日目のトラブルを引きずることなく、
勇気に満ちたティショットを放つ。
盤石な試合運びに定評のあるウォーレンだが、
沖田を強く意識しはじめたことから心に小さな綻びが生まれる……
大会3日目の終盤に大きな波乱が!?
好敵手がいるからこそ恐れと喜びが生まれる。
そう信じる二人の魂はどこまでも熱くなっていく!!
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全英オープン最終日スタート。熱量、猛烈!
世界の強豪が競演する夢の舞台―――
全英オープンは大会最終日にその様相を一変させる。
1番ホール、観客の熱気と歓声が渦巻く中で
沖田圭介はリック・スチュワートと同組でスタート。
感じたことのない欲望の炎が燃え上がる沖田。
1番ホールでイーグルを奪取し首位に肉薄していく。
一方、狂気を迸(ほとばし)らせるスチュワートは淡々とプレーを進める。
この男から溢れ出る執念に気づく者はまだ誰もいなかった……
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悲願のメジャー初制覇へ!
沖田圭介と笠崎孝は気持ちをひとつにして
戦い抜かなければならない時に、
ポットバンカーにはまった球のリカバリーショットで二人の意見が割れる。
笠崎の提案する安全策に首を縦に振らない沖田。
その心に響いていたのは今は亡き宇賀神さんの言葉だった。
過去をみつめるだけの臆病者で終わりたくない。
未来を感じ取り、突き進む勇敢な選手でありたいと願う沖田は、
常識にとらわれない奇策に打って出るのだが……
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全英オープン最終日、野獣覚醒!!
全英オープン最終日、4番ホールで沖田圭介は遂に首位をとらえる。
厳しいコースセッティングの中で戦い抜くために、沖田は宇賀神さんの最後の教えを思い出す…………
それは“模倣”だった!!
セント・アンドリュースを誰よりも知る者として矜持を持つリック・スチュワート。
リックの持ち球であるビッグドローを完璧に模倣し続ける沖田。
一進一退の攻防を繰り広げる二人にコースがけむるほどの
豪雨と強風が襲いかかる。
首位に躍り出るのは誰だ!!
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沖田の全英、ここに終わる!?
「模倣のゴルフは、絶えず私の後を追う事を意味する」
単独首位に立つリックは、
惜しげもなくリンクスで編み出したショットを沖田に見せつける。
沖田はすぐさまその球を模倣し、食らいついていく。
両者が繰り出すプレーに、緊張を解く隙などない。
不安定な風が吹く7番ホール。
キャディ笠崎の反対を押し切り、沖田はドライバーでティショットを放つ。
沖田自身でさえも気づかぬまま、
少しずつ歯車が狂いはじめていた……
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