タイプ・エイド

「アソコまで精巧なんて…」サラリーマンの橘瑛二は、仕事でアンドロイドの研究・開発を行っている。しかし、人付き合いが苦手な瑛二は、人の心に寄り添えるアンドロイドを作ることに苦心していた。プライベートでも恋人は作らず、ゲイ専用のマッチングアプリで出会った男たちとその場かぎりのセックスをして、寂しさを埋める日々。そんなある日、瑛二はアンドロイドが接客を行うセックスクラブを見つけ、参考のためにとお店に足を踏み入れた。そこで出会ったのは整った容姿に、見たことのない精巧なパーツで作られた『テオ』という名のセクサロイド。接客を受けるつもりはなかったが、テオは「セックスには自信がある」と言い、制止の声も聞かず触れてきて――。【描き下ろし10Pあり】

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

舞台は未来。
感情を持つアンドロイドを開発するために研究を重ねる瑛二。
心に踏み込まれることを嫌い、アプリでの出会いすら億劫になった瑛二はセクサロイドの働くアンドロイドバーに立ち寄る。
そこで出会ったのは「テオドール(テオ)」と名乗るアンドロイド。
テオに感情のようなものを感じ取った瑛二は再び店を訪れて彼を長期レンタルする…。

この研究者、スケベすぎる…!!
表紙左の褐色イケメンが瑛二です。
市ヶ谷モル先生のこだわりを感じる胸部の作画がよきでございました。
瑛二も相当よい身体つきをしていますが、テオはさらに体格がよい。
でかいのにワンコ。これは萌え要素ですね。ありがとうございます。

テオはアンドロイドでありながら、落ち込む様子をみせたり、その仕草はまるで人間のようです。
一方で、一緒にシャワーを浴びて調子を崩しそうになったり、急にバッテリー切れを起こしたり、しっかりアンドロイドらしいシーンも描かれています。
テオのようなアンドロイドを作りたかった瑛二は研究対象として彼の観察を行います。
そして同時に、少しずつ彼の人格にも惹かれていってしまうのです。


『タイプ・エイド』は続刊の発売が予定されており、ストーリーは1巻では完結しておりません。
ロボットとの恋愛ストーリーって切ない話が多い気がするんですよね…。
瑛二と出会ったテオは、以前の記憶を失っていました。
この記憶が戻ってしまったとき、テオは瑛二の知っているテオのままだと言えるでしょうか…。
そして彼が記憶を取り戻すとき、その手伝いをするのは研究者である瑛二自身である可能性が高いでしょう。
瑛二とテオはどのような結末を迎えるのか…!

いやー続きが気になります!!
皆さんも是非一緒にこの先のストーリーを追いかけませんか。

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