暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~ 2

ギザ歯じと目ヒロインが活躍の後宮マンガ!

親切な同僚・令光さんが恋人への手紙をスパイ行為と疑われ
囚われの身に…!
花鈴が救出のため後宮をかけずりまわる中でなんと皇帝と再会して…
まさかの共同作業に!?

悪徳政治家の父にそっくりで美形、
ただしドSで小さいころ花鈴を下僕にしていた
兄・王雹(おうひょう)が後宮に乗り込んで来たり…

皇帝の寵愛を失った妃達が送られる末路とは?
その一人、騎馬民族の姫が心に抱き続ける
亡くなった先帝への切ない愛の思い出とは……?

花鈴の不器用さ、ぼっちさが冴える!
発売即重版の大注目作、ブレイク必至の第2集!

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

舞台ははるか昔、古の北祇の国の後宮。
主人公はジト目ギザ歯でぼっちの王花鈴(おう かりん)。
彼女の父親は超絶美形で拷問・暗殺は当たり前な残虐非道の極悪文官・王皓(おうこう)だったのです。
後宮の宮女見習いとして入った花鈴ですが、父の悪名が高すぎて、誰もが恐れ近寄ってきません。
そんな状況にもめげず後宮で友達を作ろうと頑張りますが、事態は思わぬ方向に進み…!?

友達が欲しいだけの花鈴。それなのに謀略家の父の印象が強すぎて花鈴も諜報・謀略をしていると誤解をされ、誰も花鈴の話を聞こうとしません。
花鈴が良かれと思ってやることが、逆に怯えられる結果になるのが不憫に感じます。
それでもめげない花鈴の姿は、ちょっと滑稽でありながらも応援したくなります。

この物語はそんな花鈴の頑張りを面白おかしく描くのかと思いきや、それだけでは終わりません。
舞台は陰謀渦巻く後宮…。とある事件が起きるのです。
後宮の人員の顔を一通り記憶していた花鈴は、ふとした違和感に気付き皇帝暗殺の間者に気付きます。
父から暗殺の英才教育を受けてきた彼女は見事間者を退治してしまうのです。

また 病弱の少年皇帝・暁星との運命的な出会いによって、花鈴の気持ちが変化します。
「めげない、あきらめない」の強い心で友達はできるのか!?
そして、陰謀渦巻く後宮で皇帝を守り切ることができるのか!?

後宮を舞台にした作品は人気が高く作品も多くありますが、その中でもドキドキハラハラできる注目の作品です!
ミステリー要素を含んだ作品となっていますので、『薬屋のひとりごと』がお好きな方に是非読んでいただきたい作品です。

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