スタジオカバナ5

「今まで知らなかった。こんな独占欲――」
文化祭をきっかけにクラスに馴染み、女生徒からも声をかけられるようになった優助。
そんな姿を微笑ましく見ていたゆかりだったが、これまで感じたことのない気持ちに気づく。
「友達」のままじゃ、いやだ――。
ゆかりは優助に告白しようと決意する。
☆2023年5月に行われたサイン会レポ漫画も収録☆

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

好きになった人に、想い人がいると分かったなら、あなたはどうしますか?

真面目が取り柄の女子高生・牧ゆかりは、曲がったことが見過ごせないタチ。同じクラスの非行少年・日下優助の伝達係として周囲から重宝されている。
彼にまつわる怪しい噂の数々を知りながらも、「そこまで悪い子には思えない」と感じていたある日、優助がバンド活動を行っており、作詞とボーカルを担当していることを知る。
本当の日下くんがどんな人なのか知りたい、という思いから、「友達」になることに。
しかし、彼と関わるうちに、優助が誰を想って「恋の歌」を書き、歌うのかが分かってしまったゆかり。同時に、自分の中に溢れる感情の名前にも気づいて――?

私がその人のことを本当に好きなら、その人の恋を応援するのが「いい子」なの?
好きな人の一番の幸せのためなら、自分の気持ちを押し殺すのが正しい?
好きって気持ちを伝えるだけで、エゴの押し付けになってしまうの?

バンドマンのクラスメイトに恋をした、女子高生のピュア度1000%の切ない片思いに身もだえ不可避!
あなたは誰の「想い」を応援する?

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