僕が死ぬだけの百物語 6
五十の夜を超え、加速し続ける謎と恐怖。
「呪い」はいよいよ
ユウマを支える友人の
躰をも蝕んでゆく。
確実に近づきつつある
「死」の足音…
絶望の第6巻。
第五十一夜 見えない何か
第五十二夜 オイタ様
第五十三夜 挙手
第五十四夜 釣り垢
第五十五夜 チャイム
第五十六夜 許さない
第五十七夜 金縛り
第五十八夜 パブロフの少年
第五十九夜 トンネル
第六十夜 盗聴
「呪い」はいよいよ
ユウマを支える友人の
躰をも蝕んでゆく。
確実に近づきつつある
「死」の足音…
絶望の第6巻。
第五十一夜 見えない何か
第五十二夜 オイタ様
第五十三夜 挙手
第五十四夜 釣り垢
第五十五夜 チャイム
第五十六夜 許さない
第五十七夜 金縛り
第五十八夜 パブロフの少年
第五十九夜 トンネル
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※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい
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みなさんは百物語をご存知でしょうか?
百物語とは、百話怪談を語り終えると、本物の幽霊が現れ、怪異が発生すると言われている怪談会の1つです。
本作は、目的は不明ですが百物語をおこない、本物の幽霊を呼び出そうとする主人公・ユウマ君が語り部となり、百話の怪談を紹介するストーリーとなっております。
紹介される怪談はどれも短いながらも、表情の描き方や間の取り方がうまく、不気味な雰囲気があり、思わず背筋がゾクっとしてしまいます。
また、語り部のユウマ君も謎が多い人物として描かれています。なぜユウマ君は百物語をおこなっているのか? その謎が解かれないままユウマ君の語る怪談話は続いていきます。怪談が百話に近づくにつれ、徐々に語り部であるユウマ君の周囲の人物や環境にも変化が表れ始めます。百話目の会談をユウマ君が語ったとき、どんな結末が待ち受けているのか見届けたいと思わせてくれる作品です。
短編の怖い話が好きで、背筋が凍るようなお話を読みたい方は是非。