りっぱなお城の庭に立つ、カエデの巨木の下で、いげんのある王様が泣いています。息子のシャル王子が、絵に描かれた森の女神にほれてしまい、もうほかのものにはきょうみがないというのです。 生きた人間を好きになれないようでは、民の幸せを守る王様にはなれないと悲しみにくれています。王様はボノロンに、「王子のために女神以上の女性を探してほしい」と願いますが、ボノロンも困ってしまいーー。
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いつも元気で陽気なゴンが、くりの巨木の下で泣いています。ボノロンが心配して声をかけると、捨て犬だったゴンを拾って育ててくれた、「ねこのおばちゃん」がすっかり弱って死んでしまいそうだというのです。ボノロンとゴンはおばちゃんの大好きなくりのパイを一緒に作って、会いに行きました。そこでボノロンは、おばちゃんのお腹の音を聞いて、あることに気がつくのです……。
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年老いた医者のカイがクスの巨木に涙をおとします。からだのおとろえを感じ、引退を考えていました。医者としていっしょうけんめい働いてきたカイ。だけど、カイにはただひとつ心残りがあります。それは、医者になることを決めたきっかけでもある、「妹メイの病気をなおす」という約束を守れなかったことでした。ボノロンは、カイを妹にもう一度あわせると、あるバケモンに会いに行きますーー。
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大工のおじいさんが巨木の下で涙をおとしました。からだがおとろえ、あととりのことを考えなくてはなりません。おじいさんには三人の弟子がいましたが、腕前はみんな同じくらい。あととりになるには、腕だけではなく、人に信用される人でなくてはと悩みます。あらわれたボノロンは、弟子を決めるために、おじいさんに病気のふりをするよう言います。そして、意外な方法を試してみるのでした。
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深い深い森の中で、青白く光るゆうれいが泣いていました。そのゆうれいの名前はレオ。レオは、森の中でくまにおそわれて死んでしまったのです。あらわれたボノロンに、レオは小さな息子が気がかりであの世にいけないのだと話します。会いに行きたくても、足がないのでここから動けません。ボノロンの提案で、その場にいたイノシシにのりうつり、息子に会いに行くことにしました。すると……。
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やけこげた巨木の根もとで、やせた少年が泣いていました。少年の名前はポキ。バケモンのバグーに弟をさらわれてしまったのです。「ボクにもっと力があれば……」そう言って涙を流すポキの前にボノロンがあらわれます。じじょうを聞いたボノロンたちは弟を助けに向かいますが、バグーはとてもようじんぶかくて……!?
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雪原に立つ巨木の枝の上で、少年のジペンが泣いていました。たったひとりのたいせつな友だちのエリカが、とおくの町にひっこして、いなくなってしまったのです。「大人になったらひとりで生きていかなきゃならない」と両親に言われて、人生にすっかりぜつぼうしたジペン。あらわれたボノロンに、「おとなになりたくない!」と願います。ボノロンは「よくきくおくすりがある」と伝えますーー。
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海沿いの小さくまずしい村の料理人・ボズの店に、評判を聞いた王様がやってきました。 ボズのとっておきのカサゴの料理を食べた王様は、「こんなまずい料理ははじめてだ!」と怒り、7日後にもう一度料理を作るよう命じます。イチョウの巨木の下で泣いていると、ボノロンがあらわれます。「王様が好きな料理を教えてくれ」と願ったボズ。ボノロンは、王様の料理人だったおじいさんのことを教えますーー。
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ニレの巨木のそばにあるおはかの前で、歌手のザナが泣いています。 いつも歌を聞きに来てくれたり、ザナのために歌を作ってくれたりした、アケルという若者が、さようならも言わずにいなくなってしまいました。ザナは、そのアケルがなくなっていたことを知ったのです。 その涙に気づいてあらわれたボノロンに、ザナは「もういちどアケルにあって、ありがとうと伝えたい」と願います……。
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ある雨の日、イチイの巨木のほらの中で、モコモコあたまのポールが泣いていました。 自分と同じくせっ毛の娘のポーラが、くせっ毛がひどくなる雨の日が大きらいで、学校なんて行きたくないというのです。 ポーラのママは病気でなくなってしまい、男親のポールは娘に何をしてあげればいいのかわかりません。話をきいたボノロンは、一年中雨のふる町へふたりをつれていきます。
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りっぱなお城の庭に立つ、カエデの巨木の下で、いげんのある王様が泣いています。息子のシャル王子が、絵に描かれた森の女神にほれてしまい、もうほかのものにはきょうみがないというのです。 生きた人間を好きになれないようでは、民の幸せを守る王様にはなれないと悲しみにくれています。王様はボノロンに、「王子のために女神以上の女性を探してほしい」と願いますが、ボノロンも困ってしまいーー。
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山おくにあるウブラの村に、サユという女の子がいました。おてんばなサユには友だちがいません。だれもサユについていけないのです。 そんなある日、クウという男の子があらわれます。クウはサユに負けないくらいわんぱくで、ふたりはすぐになかよくなりました。 でも、クウにはあるひみつがありました。クウは、鬼の子だったのです。それを知られてしまったら、サユにきらわれてしまうと、ボノロンに話しますが……。
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友だちの誕生会の帰り道、小さな港を見下ろす巨木の下で、少年のアリが泣いています。 その涙であらわれたボノロンにアリは、自分は親に誕生日を祝ってもらったことがないこと、お母さんは自分が生まれた年に死んでしまったこと、そして、お父さんはきっと自分の誕生日なんて忘れてしまっているんじゃないかということを語ります。 それを聞いたボノロンは、アリが生まれたその日に連れていくことにしますーー。
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ゴンの友だちであるハトのポッポが、マツの巨木の枝の上で泣いていました。 ポッポは、自分をたすけてくれた人間のロナおばちゃんが、なくなる前にひとり娘のリナにあてて書いた最後の手紙を、うっかりなくしてしまったというのです。 「人間の言葉がしゃべりたい」と願うポッポの前に、ボノロンがあらわれます。ポッポは、リナにおばちゃんの言葉を伝えることができるのでしょうか?
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ある国の巨木の下で王子のルネが泣いていました。 新しい王様になるルネは、剣の腕も、ちえも、勇気も自分より上の人がいて、なんのとりえもない自分なんかにはつとまらないというのです。 それを聞いたボノロンは、ルネの次に王様になる人をさがせばいいと伝えて、王様のあかしである指輪を3年間預かることにしました。 はたして王様はだれになるのでしょう?
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それは、なんともふしぎなこうけいでした。 空ははれているのに、巨木の上にだけ雲が雨をふらせているのです。 ボノロンは、その雨が「雲の涙」であることに気づき、空へとまいあがります。 すると雲は、悲しみにくれる、ある家族のことを話しはじめます。息子のゲンを海のじこでなくしてから、3年間も泣き続けている家族をはげますために、ボノロンは雲と力をあわせるのでした。
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カシの巨木の下で、おじいさんのロウが泣いていました ロウが山賊におそわれた時、一頭のクマがあらわれ、ロウをたすけてくれたのです。 しかし、そのクマは胸に矢をうけ、今にも死んでしまいそうです。 あらわれたボノロンに、ロウはたすけをもとめますが、その傷はどんなお医者さんにも治せそうにないものでした。自分を助けてくれたクマに話しかけるロウは、ある意外なことに気づきます。
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ふかい森のおくのクスノキの巨木の下で、きずだらけのタヌキのポンスケが泣いていました。 なにもしていないのに、森の学校のみんなからきらわれ、かまれるというのです。 友だちがほしいというポンスケのねがいをきいたボノロンは、それをかなえるには時間がかかることをつたえます。 ある日、森の学校のみんなはえんそくに出かけます。はたしてポンスケは、友だちをつくることができるのでしょうか。
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王女様が湖におとした首かざりをひろった者にほうびを出すと、王様がおふれを出しました。 まずしい家族のためにひろいにいきたいゴナですが、深い湖の底に潜るためには、からだがちいさい自分では力がたりないとなげきます。 そんなゴナの前にあらわれたボノロンは、大きなふくろを渡します。はたしてその中身はーー?
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きたはらせいぼう
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ヒカリン
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