のら犬のゴンは、朝からお酒を飲んでよっています。村人たちの台所からお酒をぬすんでいたので、いためつけられ、体はきずだらけです。
でも、ゴンにはお酒を飲まなければならない理由がありました。イチョウの巨木だけが、その理由を知っていました。
「もうこれいじょうお酒をのんだら、オイラは死ぬ」。ゴンの目から涙がこぼれおちた時――。目の前にボノロンがあらわれます。
でも、ゴンにはお酒を飲まなければならない理由がありました。イチョウの巨木だけが、その理由を知っていました。
「もうこれいじょうお酒をのんだら、オイラは死ぬ」。ゴンの目から涙がこぼれおちた時――。目の前にボノロンがあらわれます。
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一年中、夏のようなひざしがふりそそぐ南の島に、ガジュマルの巨木がありました。 この村にひっこして来たばかりの少年ロパは、まだひとりも友だちがいません。海の食べものも、泳ぐのも苦手なロパに対し、村の少年カイは「弱虫」と言ってはやしたてます。もとの村に帰りたいとロパが巨木のもとで涙をおとすと、ボノロンがあらわれ、願いをかなえてくれると言います。ただしひとつだけじょうけんがあると言って、ある宝の地図を渡しーー。
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大きなモミの木の根もとに、3人の兄弟が暮らす小さな家がありました。5年前のはやり病で両親をなくしましたが、力を合わせて暮らしています。 兄弟には、5年前からふしぎなことが起こります。毎年、誕生日の朝に巨木の根にプレゼントが届くのです。末っ子のルックは、送り主にお礼を伝えようと思い立ちますが、誕生日の日、いつまで待ってもだれもきません。贈り主になにかあったのかと不安な気持ちで涙を流すと、ボノロンがあらわれます。
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シナノキの巨木のそばに、小さなレストラン「レイモンのシチュー屋さん」がありました。レイモンのシチューは何度食べてもあきない味。毎日たくさんの人がやってくるので、お店を手伝う娘のユミイも大忙しです。 ところがある日、レイモンはたおれ、なくなってしまいます。なんとかお店を続けようと、ユミイはシチューを作りますが、お父さんと同じ味にはどうしてもできません。そこへボノロンとゴンがあらわれますーー。
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ネムノキの巨木の下で、なかよしのふたりの女の子が遊んでいます。歌の上手なピアと、ハーモニカの上手なフィーネです。ふたりはいつも一緒でした。 ある日、フィーネのハーモニカを借りたピアは、それを失くしてしまいます。フィーネに返してと言われても、もうちょっとだけ、と言い続けて返さずじまい。しばらくするとフィーネは引っ越してしまいました。そして数年後、フィーネがなくなったと聞き、ピアは巨木に涙をおとします……。
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ホオノキの巨木がたたずむ村に住む少年マルク。マルクの両親は夜遅くまではたらいていて、マルクは毎日さみしい思いをしていました。 そんなある日、マルクはケガをした鳥を助けます。それは美しいにじ色の羽を持つ、とても珍しい鳥でした。「チッチ」と名付けられた鳥はマルクといっしょに過ごすようになりますが、チッチはときどき悲しい声で鳴きます。それは仲間を心配するささやきでしたーー。
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地下深くに、ノルドというせいれいが住んでいました。地上に水があふれないように、地下の湖を見守っています。たったひとりで暮らすノルドは、たまにやってくるモグラのモーリーから地上の話を聞くことが楽しみでした。 ある日、モーリーから「星」の話を聞いたノルドは、自分も地上に出て星空を見てみたいと涙を流します。でも、ノルドは地上に出ると死んでしまうせいれいだったのです……。
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めったに雨が降らない村に、ロップという男の子が住んでいました。 ある日、ロップは葉っぱの上に、水のかたまりのようなふしぎな生きものを見つけます。ロップは、おばあちゃんから聞いた「せいれい」の話を思い出し、指で触ってみました。すると、水をもとめる声がします。水をかけてあげると、そこに現れたのは雲のせいれいモルンでした。雲からおちてしまったと言うモルンを、ロップは雲に届けてあげようとしてーー。
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にじ色にかがやくユーカリの巨木の下に、ふしぎな村がありました。そこでは、動物たちも人間と同じように立って歩き、お話ができるのです。 この村のはずれに、ヒューゴという男の子がすんでいました。ヒューゴの家はパン屋さんですが、お客さんが少なく、両親はお店をしめるかなやんでいました。とてもおいしいパンなのにと悲しむヒューゴのもとに、ボノロンがあらわれ、運動会で一等賞になったら願いをかなえると伝えます。
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キノコ村と呼ばれる村がありました。この村のみんなはキノコが大好きです。 ある日、村長の娘アネラが巨木の下で涙を流しました。明日はアネラとのけっこんをゆるしてもらうために、恋人のキアヌが村長に会いにくるのです。その村長は、いつもこわい顔で人のわる口ばかり。これまでの恋人もみんな去ってしまっていました。やさしいキアヌとけっこんしたいアネラ。そこへ、ボノロンとキノコのバケモン・ポロがあらわれて……。
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桜の巨木のある大きな湖に、いたずら好きなバケモンのガラッパが住んでいました。湖で泳ぐ人の足をひっぱったり、舟をひっくりかえしたりしては村の人を困らせています。ついに村人たちは、ガラッパを退治することを決めました。 すると、村の少年ロアナが巨木に涙をおとします。ロアナは、小さいころ、ガラッパと友だちだったのです。ガラッパの本当の気持ちを確かめるために、ロアナ湖にむかいますーー。
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山と山にかこまれた森に、千年カヤと呼ばれるひときわ大きな木がありました。そんな千年カヤが泣いています。 その涙であらわれたボノロン。千年カヤは、自分のからだはボロボロで、次の台風が来たら倒れてしまうこと、自分と森を大事にしてくれた村人たちに、恩がえしができないまま倒れてしまうのが悲しいことを語ります。そして、千年カヤは、自分ではなく村人たちの願いをかなえてあげてほしいと願います。ところが村の村長は……?
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若者ケララが杉の巨木の下で泣いています。ボノロンが涙のわけをたずねると、なんとケララから「かげ」がきえてしまったと言うのです。 ボノロンとゴンは“かげのす”へむかい、ケララのかげを探すことに。そして、洞窟の中にいたケララのかげに出会います。けれども、かげはいつもめんどうなことからにげてしまうケララにあいそをつかしていました。さらに、ここでこいびとが見つかったのでケララの元には帰りたくないと言いますーー
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イチョウの巨木の下でバケモンのタロが泣いていました。タロたちは5才まで地上でくらして、そのあとは水の中でくらします。そのため5才になったタロは、もう湖に帰らないとなりません。 ところが、タロは育ての親であるオキオじいさんとはなれたくないと涙を流します。オキオじいさんはもう年で、目もすっかり悪くなりました。それでもタロを自分の子のように育ててくれた恩人です。タロの前にあらわれたボノロンはーー。
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トウヒの巨木がそびえ立つ小さな村で、青年ソラトがピアノをひいています。そのかたわらではねこのミーシャも音にあわせておどっています。その楽しげな音に、村人たちも家のまわりでおどりはじめました。ソラトは村で人気の音楽家だったのです。 ある日、ソラトは巨木に涙をおとします。あらわれたボノロンに、最近元気のないミーシャを長生きさせてほしいと願います。けれども、ボノロンは寿命をのばすことはできません……。
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クヌギの巨木がそびえる雪ぶかい村に、炭を売り歩く“カラス”と呼ばれる少年がいました。カラスは炭をやくけむりで、いつもからだじゅうまっくろ。村の人々からいつもからかわれていました。 ある日、カラスは巨木に涙をおとします。あらわれたボノロンに、カラスは友だちがほしいと願います。ボノロンは、タスムンの木の実でつくった特別なせっけんをわたし、これで願いがかなうと伝えます。とても信じられないカラスでしたが……?
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山じゅうの桜が満開のなか、まだ花を咲かせていない桜の巨木がありました。巨木の開花を楽しみに帰ってきた村の娘ピオニは残念に思います。 ピオニは、お母さんのチズと、婚約者のレアを連れて巨木までやってきました。そこには、なくなったお父さんのおはかがあります。厳しくて無口だったお父さんをきらっていたピオニでしたが、おはかまいりにやってきた村人から思いがけない話を聞きますーー。
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クスノキの巨木の下でねこのゲンタが泣いています。あらわれたボノロンがわけを聞くと、ゲンタはもうすぐ7才。ねこは7才になると、ねこの王さまにあいさつするために“ねこ岳”に行かなければいけないといいます。しかも、今年はそこで新しい王さまを決める年だというのです。 けれども、ゲンタは、年老いた育ての親、ヤスじいさんをひとりのこして行けません。ボノロンとゴンは、ゲンタのかわりにじいさんのそばにいるとていあんしますが……。
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火山のふもとにある、クスの巨木のそばのまずしい村に、少年ヨーンが母親のマルテとふたりでくらしていました。 マルテは病気にかかっていて、息子のヨーンに薬草「フォロン」をさがしてくるように言いつけます。いぜんは優しいお母さんでしたが、病気ですっかり変わってしまったのです。ヨーンは、さまざまな山に登ってさがしますが、フォロンは見つかりません。そんな時、ヨーンの涙でボノロンがあらわれます。
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雪のふるさむい日のことでした。ナギの巨木の下に、ひとりの兵士がたおれていました。 それを見つけたサーヤは兵士を家へはこび、手あてをしてあげました。兵士はいしきをとりもどしますが、それまでの記憶をなくしてしまっているようです。サーヤは兵士に「ナギ」と名前をつけてあげました。 やがて夫婦になり、しあわせにくらしていたふたり。けれども、ある日、サーヤは巨木に悲しみの涙をおとします。
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ある村に、有名な木像の彫刻家アンジェロが住んでいました。 まるで生きているかのような木像をたくさん作ってきたアンジェロは、自分の寿命が近いことをさとり、最後にお母さんの木像をほろうと考えています。しかし、お母さんは、アンジェロが幼いころになくなったため、その顔がどうしても思いだせないのです。悲しみにくれるアンジェロは、巨木に涙をおとします。
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きたはらせいぼう
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ながやまごう
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