焼きたて!!ジャぱん 1
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もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。フランスパン、イギリスパン、ドイツパンなど、世界には自国の名を冠したパンが沢山が、日本にはない。そこで店主は、世界中に愛される日本のパンを創ろうとしていたのだ。フランスで修行を積んだ彼は、そのパンを故郷で創ろうとするが上手くいかず、東京に出ることにする。そしてまた和馬も、彼の意志を自分で実現させようとパン創りに夢中になったのだ。それから10年の月日が流れ、中学を卒業した和馬は、東京でも1、2を争う有名なベーカリーショップ「パンタジア」に採用され、大きな希望を胸に上京する -
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パンタジア南東京支店に採用された和馬と河内は、店長の松代から、馬も喜んで食べる「馬味(うま)いパン」を作れと命じられた。パン生地を柔らかく味わい深くするためには、牛乳やバターのような乳製品を混ぜれば簡単だが、それでは牛乳アレルギーを持つ人は、安心して食べられない。誰もが安心して口にできるパンを目指す松代は、バターに含まれる添加物や過剰な油分が嫌いな馬でもおいしく食べられる、味と健康を両立したパンを作るよう、課題を出したのだった…!! -
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パンタジアグループ恒例の新人戦に出場中の、和馬と河内。予選の課題は「カビの生えない食パン」だ。和馬はそれを作るための材料を探して、走って伊豆まで行こうとするが、途中で空腹のため倒れてしまう。だが偶然そこが寿司屋の前だったのが幸いした。親切な職人に御馳走してもらった和馬は、その寿司によってカビの生えない食パンのヒントをつかむ。一方河内は、月乃の提案による「太陽の手甲(ガントレット)」を手に入れるため、毎日厳しい筋力トレーニングを続けていた -
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パンタジアグループ新人戦で、和馬と河内は二次予選も突破し、本選に進む。だが本選1回戦の課題は、和馬の苦手なメロンパンだった。対戦相手の水乃は、最高級マスクメロンを用意し、自信満々。そこで東は工夫をこらした「メロン寿司パンジャぱん58号」を考案するが…!? -
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パンタジアグループ新人戦で、ベスト8まで進んだ和馬と河内。その3回戦で和馬は、水乃が絶大な信頼を置いている謎の覆面職人・コアラと対戦する。課題は「動物パン」。和馬は特殊な手法を使い緑色に焼き上げた亀のパンを。コアラはこれまた見事な造形の竜のパンを作った。見た目も味も、両者ともに完璧。黒柳とデーブの判定は…!? -
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パンタジアグループ新人戦で準決勝まで進んだ和馬がいよいよ諏訪原と対戦!史上最強の新人と称される諏訪原に対し、和馬はジャぱん44号で応戦する。ジャぱん44号の余りのうまさに試験管・黒柳が絶命しかけるというハプニングもあったが、和馬は見事に勝ち決勝進出を決める -
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パンタジアグループ新人戦の3位決定戦で、諏訪原と対戦中の河内。“踊るフランスパン”を作る諏訪原に対し、河内は“歌うフランスパン”で対抗する。先に出来たのは諏訪原の方。一見ただ長いだけのように見えるそのパンだが…!? -
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いよいよ始まった第2回モナコカップ。公開練習試合(エキシビジョン)では各国を代表するパン職人たちの工夫を凝らしたパンが並ぶ。この出来栄えで、賭けの倍率が決まるのだ。日本チームは、当日の朝になって出品するデコレーションブレッドを河内の転倒でツブしてしまい、急きょ等身大の“考える人”のパンを出品することに。それは河内の体にパン生地を塗りつけて、表面を軽く焼いただけのシロモノで… -
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第2回モナコカップ本選。第1回戦の課題はスピード!制限時間60分以内に、美味しい発酵パンを作らなければならない。しかも、速く作れた順に8チームまでが勝ち抜けとなる条件付きだ!和馬の太陽の手を持ってしても、パンを完成させるには90分は必要。どうやって、時間短縮をし、さらに美味しいパンを作ろうというのだろうか!? -
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モナコカップ本選。第2回戦で、霧崎の妨害を受けつつ、なんとか「甘~いパン」作り上げた和馬たちだったが、全員熱中症でダウンしてしまう。さらに入院中の彼らは、病室に見舞いに来たピエロに、無人島での試合が無効試合になったことを告げられる。苦労が水の泡となったことに怒る河内だが… -
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モナコカップの準決勝進出を決めた和馬たち日本チーム。準決勝の課題は、F1レーサーたちが食べる“スポーツパン”を作れというものだった。チームの3人全員がパンを提出し、最も優れたパンを作った職人のいるチームが勝利するというルールで、グラン率いるフランスチームと闘うことに… -
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モナコカップの準決勝課題・F1レーサーたちが食べる“スポーツパン”で、和馬はスタミナ回復や目にいい素材を数多く取り入れた上、絹(シルク)パウダーという新素材まで入れた「ジャぱん51号戒」を作り上げた!最高の評価を得てフランス代表を破り、決勝進出を決めた和馬のパンと、もう一方の決勝進出国・米国のパンを本物のF1ドライバーに試食してもらうことになったが… -
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「モナコカップ」決勝戦、日本vsアメリカ。第1試合で諏訪原が負け、後がない日本チームは第2試合の河内に全ての運命をゆだねることに。河内は最初及び腰だったものの、急きょ駆けつけたパンタジア南東京支店の仲間に叱咤されてヤル気を出し、突然「ワイは革命を起こす!!」と宣言する。一方、対戦相手のシャチホコも、本来は和馬迎撃用に開発したパン“アレキサンドリア”を繰り出す決意を…!! -
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物心ついた時から、他人の動きをマネることが得意だったシャドウ・ホワイト。有名なパントマイマーの動きを徹底的にマネてステージデビューしたものの、結局スターにはなれず、後に残ったのは見たもの全てを反射的にマネしてしまう悪いクセだけ。そんな彼に霧崎が近付き、自分のゴぱんを100%コピーすれば「世界一」のパン職人になれると誘うが… -
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パンタジアが宿敵・サンピエールに乗っ取られた!!月乃の祖父ら経営陣も退陣させられ、パンタジア新社長の座には雪乃が収まるかと思いきや、霧崎が指名したのはなんと月乃!しかも雪乃にはサンピエール社長を任せ、霧崎自身は全ての役職から身を引くとのこと。そこには、和馬たちがモナコカップで得た120億の資金を、いったん自分の側に取り込んだ上で消耗させようという思惑が… -
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初戦の相手・坪塚が、和馬たちにCMAPを脱退したことを伝えに来た。テレビの前では和気あいあいを装いつつ、裏では仲違いばかりのグループに嫌気がさしたと語る坪塚。時を同じくして、雪乃がCMAPの残り三人に全員で二回戦を闘うよう話をもちかけるが、彼らは「三人一緒なんてお断りだ」とモメだして… -
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大曲市で行われる「焼きたて!!25」第3回戦の対戦相手は、謎の覆面忍者2人組。だが、ひょんなことから、その正体が諏訪原&モニカであることが和馬たちにバレてしまった!!とっさに双子の弟だとウソをつく諏訪原に対し、その言葉を信じたふりをして別れる和馬&冠。正体を偽ってまで勝負を挑んできた諏訪原の決意とは… -
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堤が“究極の温かいジャム”を作ろうとしているのを知った冠は、長野県産ワインの一つ「貴腐ワイン」を使ったジャムで対抗しようと考える。だがその直後、酒屋で「カルヴァドス」を買い求める堤と遭遇した冠は、相手の狙いが“燃えるジャム”だったことに気付き愕然とする。一方、高熱で入院中の東は病院から抜け出して… -
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海苔対決となったパンタジアvs三木のり平の勝負は、のり平に軍配が上がった。黒柳が語るその勝因とは、生海苔を30分だけ煮る“あさ炊き”、そしてとうもろこしと小麦で作るパリパリした食感のパータフィロ。「負けて当然」とまで言われた和馬たちは激しく落ち込むが、勝負後、のり平から温かい励ましを受け… -
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「焼きたて!!25」第7回戦の課題地は、沖縄県国頭郡東村(ひがしそん)。幻の名豚「アグー豚」の産地である東村で、対戦相手は豚にそっくりな秋葉系電車男。実は彼の正体は、新人戦で河内に敗れた海野カツヲ!新人戦敗退後、離婚して豚と共同生活をしていた彼は、いつしか全日本選手権豚肉部門で優勝するほどの“豚のエキスパート”になっていたのだ…
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