AKB49~恋愛禁止条例~(8)
“GEKOKU嬢(げこくじょう)”のCDデビューの準備が進む中、みのり、吉永(よしなが)、岡部(おかべ)の3人もレコーディングに向け猛練習!歌に自信のある岡部は、与えられたラブソングをそつなく歌うが、改めて自分の歌を聴いてがく然とする。明らかに何かが足りない!!その様子を見ていた秋元(あきもと)Pから、岡部に放たれたのは「恋をしろ!」の一言だった。“GEKOKU嬢”の3人、「恋愛禁止条例」一時解除!!
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AKB48に、もしも、もしも男が入ってしまったら……?
主人公の浦山実(うらやま・みのる)は、絶賛片思いをしていた。相手は才色兼備の同級生・吉永寛子(よしなが・ひろこ)。彼女、どうやらAKB48のオーディションを受けるらしい。
寛子を応援したい気持ちが有り余った実は、女装して「浦川みのり」と名乗り、オーディションへ参加する。寛子が無事に合格し、胸をなでおろしたのも束の間、なんと自分までAKB48に合格してしまった! どうなる、浦山実! どうする、「浦川みのり」!
平成中期、一等星のごとくエンタメ界に君臨したアイドルグループ「AKB48」。
実在する前田敦子、大島優子をはじめとする神8はもちろん、AKB48のセンターめがけて努力する寛子やみのりが、まぶしくて仕方ありません。
その輝きが生み出される過程と努力を知って、絶句しました。
アイドルの卵がアイドルになる、その磨き抜かれる過程は、想像よりもはるかに苦しく激しいものであると、ひしひしと感じました。
読んでいるだけで心が熱くなる、熱帯びるスポ根アイドル物語です。